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新生V.LEAGUEが開幕!成功のカギは?(10月29日)
この秋、室内競技の新リーグが立て続けに産声を上げている。卓球のTリーグに続き、27日からバレーボールの新Vリーグが開幕した。旧「Vリーグ」を発展させた新たなリーグ「V.LEAGUE」。新リーグでは一体何が変わったのだろうか?
一番の大きな違いはそれまで各都道府県のバレーボール協会が持っていた興行権を各チームに与えたことだ。Jリーグをはじめ、今では当たり前の方式だが、ようやくバレー界もそちらの方向に舵を切った。...
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この秋、室内競技の新リーグが立て続けに産声を上げている。卓球のTリーグに続き、27日からバレーボールの新Vリーグが開幕した。旧「Vリーグ」を発展させた新たなリーグ「V.LEAGUE」。新リーグでは一体何が変わったのだろうか?
一番の大きな違いはそれまで各都道府県のバレーボール協会が持っていた興行権を各チームに与えたことだ。Jリーグをはじめ、今では当たり前の方式だが、ようやくバレー界もそちらの方向に舵を切った。これにより会場の演出やイベントなどを自由にプロデュースすることが可能になる。入場収入を得ることが出来るようになった分、より積極的に集客に努めなければならない。様々な地域に根差した働きかけや創意工夫が求められるだろう。バレー界では依然として大企業のチームが多く、社員や関係者の応援団が多いのも特徴だ。これまでは大会の入場者数が多かろうと少なかろうと収入になる訳ではなかったので、かつては各チームともあまり集客に熱心とは言い難い状況だった。その状況を打開するため協会が改革に乗り出したことで、個々のチームでも徐々に新たな取り組みを始めてきた。
例えばサントリーサンバーズでは昨シーズン初めて大田区体育館でのナイター開催を実施している。これまで休日の午後の開催が当たり前だった大会を金曜の夜に移動。親会社のアルコール飲料も会場で飲めるという異例の試みだ。これまでバレーに関心のなかった層にも気軽に見てもらえるような機会を作ることは、新規ファンの開拓には効果的だろう。また、商品の販売は会社側にとってもメリットは決して小さくはない。
こういった取り組みはすでにフットサルのFリーグでも行われており、平日の19時30分に試合開始というサラリーマンやOLには有り難いタイムスケジュールの大会もある。一部大会では体育館内でのお酒の販売も実施。会社帰りにビールを片手にナイター観戦というのはプロ野球の定番だが、インドアスポーツでもこういった観戦スタイルが定着していくことになれば日本のスポーツシーンはもっと活況を呈して発展することになるだろう。各競技の新たなチャレンジに期待したい。
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新生V.LEAGUEが開幕!成功のカギは?(10月29日)
この秋、室内競技の新リーグが立て続けに産声を上げている。卓球のTリーグに続き、27日からバレーボールの新Vリーグが開幕した。旧「Vリーグ」を発展させた新たなリーグ「V.LEAGUE」。新リーグでは一体何が変わったのだろうか?
一番の大きな違いはそれまで各都道府県のバレーボール協会が持っていた興行権を各チームに与えたことだ。Jリーグをはじめ、今では当たり前の方式だが、ようやくバレー界もそちらの方向に舵を切った。...
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この秋、室内競技の新リーグが立て続けに産声を上げている。卓球のTリーグに続き、27日からバレーボールの新Vリーグが開幕した。旧「Vリーグ」を発展させた新たなリーグ「V.LEAGUE」。新リーグでは一体何が変わったのだろうか?
一番の大きな違いはそれまで各都道府県のバレーボール協会が持っていた興行権を各チームに与えたことだ。Jリーグをはじめ、今では当たり前の方式だが、ようやくバレー界もそちらの方向に舵を切った。これにより会場の演出やイベントなどを自由にプロデュースすることが可能になる。入場収入を得ることが出来るようになった分、より積極的に集客に努めなければならない。様々な地域に根差した働きかけや創意工夫が求められるだろう。バレー界では依然として大企業のチームが多く、社員や関係者の応援団が多いのも特徴だ。これまでは大会の入場者数が多かろうと少なかろうと収入になる訳ではなかったので、かつては各チームともあまり集客に熱心とは言い難い状況だった。その状況を打開するため協会が改革に乗り出したことで、個々のチームでも徐々に新たな取り組みを始めてきた。
例えばサントリーサンバーズでは昨シーズン初めて大田区体育館でのナイター開催を実施している。これまで休日の午後の開催が当たり前だった大会を金曜の夜に移動。親会社のアルコール飲料も会場で飲めるという異例の試みだ。これまでバレーに関心のなかった層にも気軽に見てもらえるような機会を作ることは、新規ファンの開拓には効果的だろう。また、商品の販売は会社側にとってもメリットは決して小さくはない。
こういった取り組みはすでにフットサルのFリーグでも行われており、平日の19時30分に試合開始というサラリーマンやOLには有り難いタイムスケジュールの大会もある。一部大会では体育館内でのお酒の販売も実施。会社帰りにビールを片手にナイター観戦というのはプロ野球の定番だが、インドアスポーツでもこういった観戦スタイルが定着していくことになれば日本のスポーツシーンはもっと活況を呈して発展することになるだろう。各競技の新たなチャレンジに期待したい。
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日本シリーズ32年ぶり初戦引き分け・WSでは…
2018年日本シリーズ第1戦は4時間半を超える大熱戦となった。リーグ3連覇の広島東洋カープ、CSからの下克上でシリーズ連覇を狙う福岡ソフトバンクホークス。双方一歩も引かず2-2のまま延長に突入。11回にはホークスが、故障から復帰した内川聖一の死球などで満塁のチャンスを作るも得点ならず。一方のカープも12回のサヨナラのランナーを出した場面で、今季限りで引退の新井貴浩が打席に。球場のボルテージは最高潮となったが凡退。...
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2018年日本シリーズ第1戦は4時間半を超える大熱戦となった。リーグ3連覇の広島東洋カープ、CSからの下克上でシリーズ連覇を狙う福岡ソフトバンクホークス。双方一歩も引かず2-2のまま延長に突入。11回にはホークスが、故障から復帰した内川聖一の死球などで満塁のチャンスを作るも得点ならず。一方のカープも12回のサヨナラのランナーを出した場面で、今季限りで引退の新井貴浩が打席に。球場のボルテージは最高潮となったが凡退。両チームとも投手陣が踏ん張り失点を許さず、両チーム総勢44人、投手15人を繰り出した総力戦は日本シリーズ8年ぶりの引き分けゲームとなった。
ちなみに初戦が引き分けとなるのは広島と西武が激突した1986年以来32年ぶりのこと。この時はその後ともに3勝をあげてシリーズ史上唯一“第8戦“までもつれる名勝負となった(西武ライオンズが優勝)。奇しくも場所も同じ広島での第1戦。スコアも2-2という同じ結果だった。果たして今回の対決はどんな展開となるだろうか?
一方、海の向こうのメジャーリーグではさらに長時間の大変な死闘が。レッドソックスの2連勝で迎えたワールドシリーズ第3戦は延長18回でドジャースがサヨナラ勝ち。何と7時間20分という115年のWSの歴史でも最長の試合となった。元カープの前田健太は15回から登板、5者連続で三振を奪う力投で2イニングを無失点に抑えている。チームの劇的勝利を引き込む魂のピッチングだった。次の登板も楽しみである。
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ドラフト会議2018・注目の甲子園の星たちは…(10月26日)
平成最後のドラフト会議。夏の甲子園を沸かせたスターたちの交渉権をめぐり、今年のドラフトも競合が続出。運命の抽選に各球団もファンも一喜一憂した。
ドラフト1位の第1回選択希望選手では3選手が複数球団からの指名を受けた。史上初二度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭からは根尾昴が4球団、藤原恭大が3球団の競合となった。まず藤原の抽選でロッテの井口監督が交渉権を勝ち取る。昨年、履正社の安田尚憲を3球団競合で獲得しているロッテ。...
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平成最後のドラフト会議。夏の甲子園を沸かせたスターたちの交渉権をめぐり、今年のドラフトも競合が続出。運命の抽選に各球団もファンも一喜一憂した。
ドラフト1位の第1回選択希望選手では3選手が複数球団からの指名を受けた。史上初二度目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭からは根尾昴が4球団、藤原恭大が3球団の競合となった。まず藤原の抽選でロッテの井口監督が交渉権を勝ち取る。昨年、履正社の安田尚憲を3球団競合で獲得しているロッテ。2連連続で大物高校生スラッガーを引き当てる強運振りだ。チームの外野はベテラン揃い。今季は岡田幸文も引退し世代交代が急がれている。良い補強と言えよう。
最注目・根尾の交渉権当確くじを引いたのは中日の与田新監督。「プレッシャーがすごかった」という初の大仕事に成功した。根尾は強打に加え、150キロの速球もある二刀流だが、超高校級のショートとしての評価も高い。中日は黄金期の二遊間を支えた荒木雅博が引退し、二軍コーチ就任が決まっている。守備で名手からの薫陶を受けることになるかもしれない。
報徳学園の小園海斗の交渉権はリーグ3連覇を果たした広島が交渉権を獲得。広島も昨年の中村奨成獲得に続き、くじ運の強さを見せつけた。ぶ厚い選手層に、更に走攻守とも一級品の逸材が加わることになりそうだ。なお、金足農業フィーバーを巻き起こした吉田輝星は日本ハムが単独指名に成功した。高卒スーパールーキーの育成には定評のある実に良い球団に選ばれたと言える。吉田にとってもこれは幸運だったか?
高校生に注目が集まった今年のドラフトだが、外れ1位の指名では大学生№1打者・立命館の辰己涼介に4球団が集中(楽天に交渉権)。ほかにも東洋大学の150キロトリオの一角・上茶谷大河は2球団競合の末、DeNAに交渉権が与えられた。くじ運の強い球団、悪い球団と明暗が分かれたが、もちろんプロの世界は入団してからが本当の勝負だ。本当に成功のドラフトだったかと問えるのは数年先の話。笑うのは果たしてどの球団になるのだろう?
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鹿島アントラーズ・アジア王者まであと1勝!(10月25日)
「全員で決勝に行くという目的を達成できて喜ばしい(セルジーニョ)」アジアチャンピオンズリーグの準決勝第2戦。鹿島アントラーズが敵地で水原(韓国Kリーグ)との壮絶な点の取り合いを制し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。
ホームでの第1戦を3-2で勝利している鹿島は引き分けでも決勝進出となる有利な状況。25分過ぎにセットプレーに山本脩斗が頭で合わせ先制点。前半は鹿島のペースで試合が運んでいく。だが、このままで終わらないのが日韓対決。...
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「全員で決勝に行くという目的を達成できて喜ばしい(セルジーニョ)」アジアチャンピオンズリーグの準決勝第2戦。鹿島アントラーズが敵地で水原(韓国Kリーグ)との壮絶な点の取り合いを制し、クラブ史上初の決勝進出を決めた。
ホームでの第1戦を3-2で勝利している鹿島は引き分けでも決勝進出となる有利な状況。25分過ぎにセットプレーに山本脩斗が頭で合わせ先制点。前半は鹿島のペースで試合が運んでいく。だが、このままで終わらないのが日韓対決。後半に入ると水原は2人目のFWを投入し2トップに変更。52分に水原のイム・サンヒョプ、その1分後にコーナーキックからチョ・ソンジンが立て続けにヘディングシュートを決め、鹿島は逆転を許してしまう。一気に形勢が変わった水原ワールドカップスタジアム。止まらない水原の猛攻の前に鹿島は60分にもダムヤノビッチに3点目を奪われてしまった。
このままだと準決勝敗退となる鹿島イレブンはピッチ上で円陣を組み集中力を取り戻す。なりふり構わず貪欲に攻めていかなければ勝機はない。ここで窮地を救ったのがDFの西大伍だった。「3点を取られてからようやく前から行けるようになった」と、難しい位置からのシュートを水原ゴールに突き刺した。最後に勝負を決めたのはセルジーニョ。4試合連続ゴールで3点目を奪い、合計6-5で勝利を手中に収めた。
19冠を誇る常勝軍団アントラーズ。11月3日・10日にアジア西地区を勝ち上がってきたペルセポリス(イラン)との決勝戦を戦うことになる。前人未到の“20冠”達成を初のアジアチャンピオンで決めることが出来るか注目だ。
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