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初の国際大会へ挑む森保ジャパン・新たな決意(12月13日)
来年年明け早々に開幕するAFCアジアカップ。森保ジャパンにとって初陣となる国際大会の代表メンバー23名が発表された。初選出が14名。平均年齢は25.5歳とロシアW杯よりも3歳近く若返っているのが特徴だ。
「現状の中でベストの選手を選んで、トップコンディションかどうか考えたうえでメンバー選考をした(森保監督)」という顔ぶれは、国内組が11名、海外組が12名とほぼ同数。中盤には、森保ジャパンの顔ともいうべき中島翔哉(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(フローニンゲン)の若手三人ももちろん名を連ねている。...
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来年年明け早々に開幕するAFCアジアカップ。森保ジャパンにとって初陣となる国際大会の代表メンバー23名が発表された。初選出が14名。平均年齢は25.5歳とロシアW杯よりも3歳近く若返っているのが特徴だ。
「現状の中でベストの選手を選んで、トップコンディションかどうか考えたうえでメンバー選考をした(森保監督)」という顔ぶれは、国内組が11名、海外組が12名とほぼ同数。中盤には、森保ジャパンの顔ともいうべき中島翔哉(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(フローニンゲン)の若手三人ももちろん名を連ねている。また、DFでは森保体制で2試合に出場している最年少・20歳の冨安健洋(シントトロイデン)が今回も招集された。
国内組では先日、12大会ぶりに天皇杯を制した浦和レッズから槙野智章が選出。惜しくも初優勝を逃したが、ベガルタ仙台の守護神・シュミットダニエルの本戦での起用も期待される。
なお、ロシアW杯メンバーでは香川真司、岡崎慎司、昌子源らが今回選出されていない。昌子は所属する鹿島アントラーズがこの日開幕したクラブワールドカップに出場中。前述の森保監督の言葉を考えれば、コンディションのピーキングの面から招集を見送ったとみるのが妥当だろう。一方で香川に関しては指揮官も「本当に悩んだ」と言及。会見でも「新しい日本代表を築いていく」と宣言したなかで、来年以降彼らベテラン勢が起用される場面はあるのだろうか。
初戦は1月9日、トルクメニスタン戦となる。
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ZOZO前澤社長、球団保有の一時断念を表明(12月12日)
プロ野球球団保有の意志を表明して以降、注目を集めていた株式会社ZOZOの前澤友作社長が、球界への参入を一旦断念すると表明した。
これは11日、自身のtwitterで公表したもので、「近々の球団保有は断念」するとのこと。複数の球団オーナーやNPBの斉藤惇コミッショナーとも連絡を取っていたことも明らかにした。前澤社長といえば月周回旅行への参加など今年大いにメディアを賑わした人物。運営する衣料品通販サイト・ZOZOTOWNの年商は1000億円目前とも囁かれている。...
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プロ野球球団保有の意志を表明して以降、注目を集めていた株式会社ZOZOの前澤友作社長が、球界への参入を一旦断念すると表明した。
これは11日、自身のtwitterで公表したもので、「近々の球団保有は断念」するとのこと。複数の球団オーナーやNPBの斉藤惇コミッショナーとも連絡を取っていたことも明らかにした。前澤社長といえば月周回旅行への参加など今年大いにメディアを賑わした人物。運営する衣料品通販サイト・ZOZOTOWNの年商は1000億円目前とも囁かれている。プロ野球への関わりでは2016年に千葉マリンスタジアムの10年間分の施設命名権を獲得(ZOZOマリンスタジアム)。今年7月に「プロ野球球団を持ちたい」と発言したことで球界に大きな波紋が広がっていた。
前澤社長は千葉県出身。命名権を得たZOZOマリンスタジアムと同じ海浜幕張に本社を置いていることから、買収対象は千葉ロッテマリーンズを想定する関係者が多いのは当然の成り行きであったろう。球団の譲渡となれば2011年のDeNA以来のこと。地元やファンの間にも歓迎する声と反発の声が二分されていたが、結局当面は実現しないこととなったようだ。
10日の「NEWS AWARDS2018」授賞式の席で、前澤社長は「色々お騒がせした」と“お詫び”。「来年は地味に活動したいと思います」と述べた。思えばこれを見越しての発言だったのだろうか。一方で球界への関わりは継続するとした。このところ新球団誕生や球団増加などの噂も漏れ聞こえてくる日本球界。新たな時代に向け、来年維持以降また何か動きがあるのだろうか?
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カーリング女子、W杯初優勝・北京への新体制(12月11日)
今シーズンからカーリングのW杯が新設されたのをご存じだろうか?現在日本からは男子はチームIWAIとコンサドーレ、女子は平昌五輪銅のロコ・ソラーレ北見が参戦中だ。第2戦のアメリカ大会ではLS北見が開幕から4連勝。10日の決勝で韓国チームと対決した。
序盤から韓国を追いかける展開となったLS北見は第7エンドで吉田知那美の正確なショットで1点差に迫ると、最終エンドで2点を奪い7-6で逆転勝利。見事W杯初優勝を果たした。...
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今シーズンからカーリングのW杯が新設されたのをご存じだろうか?現在日本からは男子はチームIWAIとコンサドーレ、女子は平昌五輪銅のロコ・ソラーレ北見が参戦中だ。第2戦のアメリカ大会ではLS北見が開幕から4連勝。10日の決勝で韓国チームと対決した。
序盤から韓国を追いかける展開となったLS北見は第7エンドで吉田知那美の正確なショットで1点差に迫ると、最終エンドで2点を奪い7-6で逆転勝利。見事W杯初優勝を果たした。今大会ではこれまでチームを率いてきた本橋麻里は代表理事に就任したため選手としての活動を休養している。新主将となった藤沢五月は「今シーズンどの選手権でも優勝できなかったので興奮している」と喜びを露わにした。
さて、女子カーリングといえば平昌五輪での活躍で今年の顔ともいえる存在となった。今月3日に発表された恒例の「新語・流行語大賞」ではLS北見が試合中に発していた口癖の「そだねー」が大賞を受賞。式には遠征中のため選手らは欠席。代表して本橋が授賞式に臨んだ。大賞候補の中には休憩時の間食「もぐもぐタイム」も入っており、当の本人は「本当にびっくりしています」と驚きながらも感謝の言葉を述べた。
カーリングへの注目が増すなか、その一方で平昌五輪男子代表・SC軽井沢クラブは、6月以降主力選手が相次いでチームを離脱。10月には設立当初から活動を支えてきた両角友佑・公佑も離れることとなりチームは解散状態となっている。両角兄弟は現役続行を希望しているが、現時点で所属先は決まっておらず心配だ。新たなスポンサーが現れることを祈りたい。
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紀平梨花、歴史的快挙!初参戦でGPファイナル制覇(12月10日)
「ここが最終のゴールじゃない」新女王はまだあどけなさの残る笑顔ではにかんだ。フィギュアスケートGPファイナルで初出場の紀平梨花が栄冠に輝いた。シニアデビューのシーズンでいきなりGPファイナル優勝を果たしたのは、あの浅田真央以来の快挙だ。
紀平は今シーズン出場したすべての大会で優勝。彼女の魅力は何といってもJr.時代から成功させている美しいトリプルアクセル(3A)だが、強さの秘密はほかにもある。...
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「ここが最終のゴールじゃない」新女王はまだあどけなさの残る笑顔ではにかんだ。フィギュアスケートGPファイナルで初出場の紀平梨花が栄冠に輝いた。シニアデビューのシーズンでいきなりGPファイナル優勝を果たしたのは、あの浅田真央以来の快挙だ。
紀平は今シーズン出場したすべての大会で優勝。彼女の魅力は何といってもJr.時代から成功させている美しいトリプルアクセル(3A)だが、強さの秘密はほかにもある。それはファイナルでも発揮された「修正力」の高さ。SPで女王ザギトワに5点近い差をつけて迎えたフリーの演技。解説者の佐野稔氏は前日の出演番組で「1回ジャンプを失敗しても大丈夫。但し3Aは絶対成功させないといけない」と分析していた。紀平はフリー最終滑走に登場。その重圧からか冒頭の3Aで両手をつくミスを犯してしまう。デビューしたばかりの16歳の少女がこの躓きで動揺してしまっても不思議ではない。しかし紀平はここから大胆に演技構成を変更していく。咄嗟の判断で2回目の3Aを3A-2Tのコンビネーションに変え成功させると、3Lz-2Tを3Lz-3Tの連続3回転にして見事決めた。仏大会でも見せた高いリカバリー能力を大舞台でも臆することなく披露して見せたのだ。
大会後、佐野氏は紀平の魅力に「総合力」を加えた。ジャンプのみならずステップもスピンも超一級品。レイバックやコンビネーションのスピンでは+4の加点を得た。そして音に乗った長い腕の表現も秀逸だ。曲の表現力などを評価する演技構成点でも、ザギトワとほとんど変わらない高評価を受けているのは素晴らしい。リズム感に優れているのは、幼い時からヒップホップからクラシックまで様々な音楽のレッスンを積み重ねてきた賜物だろう。また、敗れたとはいえザキトワも故障も抱えたなか堂々の演技だった。二人は同い年の16歳。Jr.時代から続くライバルの名勝負をこれからも期待していきたい。
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残留か?昇格か?J1最後の椅子をかけたプレーオフ(12月9日)
サポーターの歓喜と悲哀の涙…Jリーグクラブにとって最もタフで残酷な闘い。それがJ1参入プレーオフ決勝戦だ。J1最終節、ATに逆転され、まさかの16位となったジュビロ磐田。かたやJ2でPO進出圏内ぎりぎりの6位に滑り込んだ川崎ヴェルディ。両チームのサポーターで超満員のヤマハスタジアムで、ともに絶対に負けられない一戦の火蓋が切られた。
「全員でひとつになって磐田を上回れば必ず勝てると思う」決戦前、そう強い決意を語っていた守護神・上福元直人はPOでファインセーブを連発しゴールマウスを死守。...
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サポーターの歓喜と悲哀の涙…Jリーグクラブにとって最もタフで残酷な闘い。それがJ1参入プレーオフ決勝戦だ。J1最終節、ATに逆転され、まさかの16位となったジュビロ磐田。かたやJ2でPO進出圏内ぎりぎりの6位に滑り込んだ川崎ヴェルディ。両チームのサポーターで超満員のヤマハスタジアムで、ともに絶対に負けられない一戦の火蓋が切られた。
「全員でひとつになって磐田を上回れば必ず勝てると思う」決戦前、そう強い決意を語っていた守護神・上福元直人はPOでファインセーブを連発しゴールマウスを死守。引き分けも許されない状況から、ここまで無失点でリーグ戦上位の大宮、横浜FCを撃破して波に乗る川崎には追い風が吹いているように思われた。だが、試合は思わぬ形で展開する。前半終了間際にスルーパスに反応して飛び込んだ磐田FW・小川航基が、上福元と接触して転倒。PKを獲得すると、これを小川自身が冷静に決め、川崎は今回のPOで初の失点を喫してしまう。
後半も激しい展開のなか、川崎がボールを支配する場面が続いたが35分にFKから磐田の田口泰士が壁の隙間を抜くシュートで追加点。そのまま逃げ切り磐田がJ1残留を決めた。意地を見せた磐田。名波浩監督は「ギリギリの中で残ったという経験を来シーズン以降、クラブの力に変えていければいい」と抱負を語った。
一方、11年ぶりのJ1復帰は叶わなかった川崎。Jリーグ発足時からの“オリジナル10”の一角で初代J王者であるこの名門クラブでさえ、2005年の降格以降は1度しか復帰できていない。過酷な狭きJ1への道。昇格に向けた闘いが、この日からまた新たに始まる。
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