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羽生結弦・新モニュメントのデザイン披露へ(4月21日)
仙台に新たな観光名所の誕生だ。昨年66年ぶりとなる五輪連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦の偉業を讃えて、地元仙台に記念のモニュメントが新設されることとなった。20日に行われたデザイン発表式には羽生本人が出席。お披露目されたデザインは平昌五輪フリー「SEIMEI」冒頭のポーズのものだ
モニュメントは高さ2.3m、幅1.6mで、モノトーンの羽生の姿が等身大で描かれている。この日の会場には2万を超える応募から抽選で選ばれた600人が参加。...
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仙台に新たな観光名所の誕生だ。昨年66年ぶりとなる五輪連覇を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦の偉業を讃えて、地元仙台に記念のモニュメントが新設されることとなった。20日に行われたデザイン発表式には羽生本人が出席。お披露目されたデザインは平昌五輪フリー「SEIMEI」冒頭のポーズのものだ
モニュメントは高さ2.3m、幅1.6mで、モノトーンの羽生の姿が等身大で描かれている。この日の会場には2万を超える応募から抽選で選ばれた600人が参加。デザインの前で羽生が同じSEIMEIポーズを決めると大きな歓声が沸き起こった。実はこの日発表のデザイン案には、五輪の英字表記「Olynpic」と記載されているスペルミスがあり仙台市の担当者が謝罪する一幕もあった。修正のうえ国際センター駅へ設置され、29日に除幕式が行われる予定だ。国際センター駅の前には、すでにソチ五輪で羽生が金メダルを獲得した際のものほか、トリノ五輪金メダルの荒川静香のモニュメントも設置されている。羽生は「荒川さんの隣に自分が2人並んで恐縮です。でも2連覇したんだなと感慨深い」と改めて喜びを噛み締めていた。
また、仙台市の地下鉄の駅では羽生のポストカードがついた一日乗車券が発売され、ファンが朝早くから長蛇の列を作った。仙台市内の駅で1万3000セットが売られるが、通信販売でも購入可能とのこと。こちらも人気が出そうだ。
「何か武器を改めて作ってこれから令和に向けて頑張っていきたい」として新たな目標について4回転半ジャンプ(クアドラプルアクセル)を挙げた羽生。飽くなき向上心で新たな時代も我々を魅了し続けてくれることだろう。
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金子弌大復活へ・史上18人目の12球団勝利(4月19日)
「すごい巡り合わせ」ヒーローインタビューで金子弌大は開口一番そう振り返った。18日、オリックスと日本ハムのナイターが行われた「ほっともっとフィールド神戸」は、今季からファイターズに移籍した金子にとってプロ初登板を果たした思い出の球場だった。
最多勝を2度獲得。プロ最高年俸を誇った沢村賞投手も昨シーズンは4勝にとどまり、オフに自由契約となった。北の大地に新たな戦いの場を求め、登録名も本名の千尋から「弌大(ちひろ)」に変更。...
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「すごい巡り合わせ」ヒーローインタビューで金子弌大は開口一番そう振り返った。18日、オリックスと日本ハムのナイターが行われた「ほっともっとフィールド神戸」は、今季からファイターズに移籍した金子にとってプロ初登板を果たした思い出の球場だった。
最多勝を2度獲得。プロ最高年俸を誇った沢村賞投手も昨シーズンは4勝にとどまり、オフに自由契約となった。北の大地に新たな戦いの場を求め、登録名も本名の千尋から「弌大(ちひろ)」に変更。しかし、移籍後ここまでの4試合はなかなか結果が出せないでいた。前回、ホームで志願して臨んだ古巣との初対戦では2失点に抑えたものの勝ち負けはつかず、今回満を持しての再戦だった。初回に4番・吉田正尚に対してはサードの横尾を二遊間に移動する大胆なシフトを引いた。これを注文通り横尾の正面へのゴロに打ち取り波に乗った。カウントが取れたと自己評価するストレートで、オリックス打線をヒット1本に抑える好投。5回を投げ5奪三振、無失点で移籍後待望の初勝利を挙げた。金子はこの古巣からの勝利で12球団からの勝利を達成した史上18人目の投手となった。平成最後となる登板で、13年前に初めて投げた球場での勝利は格別のものがあったことだろう。
ここまで移籍組の活躍が目立つ今季のプロ野球。ファイターズからマリーンズに移籍したレアードは17試合に出場し、ホームラン8本と絶好調。イーグルスがFAで獲得した浅村栄斗も17日に古巣ライオンズ戦で通算150号の決勝3ランを放つなど、首位を走る鷲軍団を牽引する存在になっている。是非金子にも復活を果たし、チーム浮揚の原動力となってもらいたい。
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白鵬が日本国籍取得へ・指導者への熱い思い(4月18日)
18日のスポーツ紙各紙は大相撲の第69代横綱・白鵬が日本への帰化に向け、モンゴル政府に国籍離脱の申請を行ったことを一面で報じた。白鵬自身もTV局の取材に対し「こういう形で早々とニュースになったことはちょっとびっくりしている」としながらも否定はしなかった。
現在、白鵬は春巡業に参加中。17日に行われた羽田国際場所では、先場所千秋楽での負傷の影響を感じさせない堂々とした不知火型の土俵入りを披露していた。...
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18日のスポーツ紙各紙は大相撲の第69代横綱・白鵬が日本への帰化に向け、モンゴル政府に国籍離脱の申請を行ったことを一面で報じた。白鵬自身もTV局の取材に対し「こういう形で早々とニュースになったことはちょっとびっくりしている」としながらも否定はしなかった。
現在、白鵬は春巡業に参加中。17日に行われた羽田国際場所では、先場所千秋楽での負傷の影響を感じさせない堂々とした不知火型の土俵入りを披露していた。同じモンゴル出身横綱の鶴竜も昨年帰化申請を提出しているが、白鵬は日本国籍の取得には慎重だった。何といっても彼の父親はモンゴル初のオリンピック金メダリスト。国民的英雄の息子ということで、簡単に母国の国籍を失うことは出来なかったのは無理もない。しかし、日本相撲協会では親方になるための条件として「日本国籍を有する者」に限るという厳正なルールが存在する。これまで歴代最多42度の幕内優勝、戦後最長の63連勝など数々の前人未到の偉業を達成した白鵬。彼はかねてより引退後に自身の部屋を持ちたいという強い希望を持っており、特例での「一代年寄」の承認を強く希望していたが、協会からは難色を示されて続けてきた。その思いが強過ぎたのか、北の湖理事長の逝去に際しても「理事長の手から一代年寄をもらいたかった」と発言してしまい、批判を浴びたこともあった。今回国籍取得に踏み切ったことは苦渋の決断だったことは察するに余りある。
白鵬はこれまでも自身の名を冠した小中学生のための相撲大会「白鵬杯」の開催に尽力するなど、国内外問わず多くの若者の指導に当たってきている。その手腕は関係者から高い評価を得ているのも事実だ。現在、外国出身力士としては元琴欧洲の鳴戸親方や元武蔵丸の武蔵川親方が部屋を興し、弟子を育成している。近年立て続けに横綱経験者が早逝したり、協会を去るなか、白鵬がその優れた育成手腕を活かしてくれることは大相撲にとって大きな財産となることだろう。「いまは結果を待つだけ」という彼の元に朗報が届くことを祈りたい。
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「東京2020」の詳細スケジュールが発表!(4月17日)
開会式まで468日となった東京五輪。いよいよその詳細な競技スケジュールが明らかになった。東京2020組織委員会・室伏広治スポーツディレクターは会見で「国内外のオーディエンスに協議の魅力を伝え、大会の感動をお届けする」と胸を張る。
今回の2020東京では五輪史上最多となる33競技・339種目が42の競技会場で17日間にわたり行われる。「ゴールデンサンデー」と名付けられた8月2日には26の決勝種目が集まった。...
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開会式まで468日となった東京五輪。いよいよその詳細な競技スケジュールが明らかになった。東京2020組織委員会・室伏広治スポーツディレクターは会見で「国内外のオーディエンスに協議の魅力を伝え、大会の感動をお届けする」と胸を張る。
今回の2020東京では五輪史上最多となる33競技・339種目が42の競技会場で17日間にわたり行われる。「ゴールデンサンデー」と名付けられた8月2日には26の決勝種目が集まった。また、閉会式前日の8月8日は「スーパーサタデー」として、野球、男子サッカー、男子バスケなど最多30種目の決勝が配置された。また、猛暑の影響が懸念された男女マラソンはスタート時刻が午前6時開始に前倒しされ、競歩も5時30分という異例の早朝開始となっている。このほか陸上競技ではトラック・フィールド種目の計9種目の決勝を午前開始という早い時間帯で行うことになったが、これは時差のあるアメリカでのテレビ放送の時間に合わせたとみられている。
この日は、日本オリンピック委員会が任命した「シンボルアスリート」11名の認定式も行われた。今大会でメダルが期待される競泳・瀬戸大也、レスリング・登坂絵莉、柔道男子・阿部一二三らのほかに、冬季競技からもフィギュアスケートの宇野昌磨や、スピードスケートの小平奈緒らがメンバーに選出された。今後は、協賛企業の広告などに登場することになる予定だ。
このところ前五輪パラ担当大臣による残念な言動で若干水を差された感もあったが、日本を代表するアスリートたちが一丸となり、大いに機運を盛り上げていってくれることだろう。
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バド・桃田賢斗凱旋帰国/卓球日本代表が出陣(4月16日)
「試合を重ねるごとにメンタルが強くなっているのを感じるので頑張っていきたいなと思います」シンガポールオープンで優勝を果たした桃田賢斗が15日羽田空港に帰国した。
桃田は今年3月のドイツOPを皮切りに早くも3勝目。世界ランク1位をキープしているが、ギンティングとの決勝戦は第1ゲームを大差で奪われる苦しい展開だった。「自分のクセというか打ちやすいコースに皆んな体が向いているので研究されているなというのはすごく感じます(桃田)」追われる立場の厳しさを明かしたが、第2ゲーム途中から連続スマッシュで得点を奪い逆転。...
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「試合を重ねるごとにメンタルが強くなっているのを感じるので頑張っていきたいなと思います」シンガポールオープンで優勝を果たした桃田賢斗が15日羽田空港に帰国した。
桃田は今年3月のドイツOPを皮切りに早くも3勝目。世界ランク1位をキープしているが、ギンティングとの決勝戦は第1ゲームを大差で奪われる苦しい展開だった。「自分のクセというか打ちやすいコースに皆んな体が向いているので研究されているなというのはすごく感じます(桃田)」追われる立場の厳しさを明かしたが、第2ゲーム途中から連続スマッシュで得点を奪い逆転。その勢いのまま最終ゲームも圧倒して同大会4年ぶりの王座を奪取した。
今回のシンガポールOPでは日本勢が4種目で決勝進出を果たし席巻した。女子ダブルスの永原和可那・松本麻佑ペアと、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士ペアも優勝。女子シングルスでも準決勝で山口茜とのライバル対決を制した奥原希望は準優勝に輝いた。奥原は自身のtwitterで「練習の成果は少しずつ出ているので、まずまずかな。また次に切り替えてトライし続けます」と抱負を綴った。日本勢は来週23日から中国・武漢で開幕するアジア選手権へ挑む。
一方、21日から開幕する卓球の世界選手権に向け、日本代表チームがハンガリーに向けて羽田空港を出発した。今回が最後の出場と明言しているエースの水谷隼は、先月自身の視力の不調を明かしている。また、張本智和も先週のアジアカップで右手薬指を痛めたばかりだ。来年の東京五輪に向けての重要な大会。何とか試練を乗り越えて、最高の結果を挙げてもらいたい。
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