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令和“初”のプロ野球・第1号のプレー続々!(5月2日)
「令和」元年の初日となった5月1日、プロ野球は全6試合が開催。各球場で新時代第1号の記録が誕生している。まずは横浜球場で試合開始早々、スワローズの先頭打者・太田賢吾がセンター前にクリーンヒット。これが記念すべきプロ野球の令和第1号安打となった。
令和初のホームランが飛び出したのは東京ドームだ。試合前、グラウンド上で書家・高木聖雨氏による「令和」の文字を揮ごうするパフォーマンスで始まったジャイアンツvsドラゴンズの4回戦。...
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「令和」元年の初日となった5月1日、プロ野球は全6試合が開催。各球場で新時代第1号の記録が誕生している。まずは横浜球場で試合開始早々、スワローズの先頭打者・太田賢吾がセンター前にクリーンヒット。これが記念すべきプロ野球の令和第1号安打となった。
令和初のホームランが飛び出したのは東京ドームだ。試合前、グラウンド上で書家・高木聖雨氏による「令和」の文字を揮ごうするパフォーマンスで始まったジャイアンツvsドラゴンズの4回戦。2回裏に坂本勇人が山井大介の初球をレフトスタンドに今季8号ソロホームランを放り込む。「打つべき人が打った」と指揮官もご満悦の一発で、坂本は「平成第1号を原辰徳監督が打ったのは知っていたので、令和初は僕が打てて嬉しい」と喜びを語った。投げては先発の菅野智之が9回1失点の好投。最終回に満塁のピンチを迎えたが、最後は併殺に切って取り、12球団で令和第1号の完投勝利を遂げた。平成元年生まれの菅野。この試合では史上148人目の通算1000奪三振も達成して、球史に残るメモリアル登板となった。
ちなみに3試合ともナイターで行われたパリーグの令和第1号弾はライオンズの山川穂高。12球団単独トップとなる12号アーチを地元西武ドームで放っている。一方、京セラドーム大阪ではマリーンズの選手会長・鈴木大地が3安打3打点の固め打ち。12球団で令和初の猛打賞を達成するとともに、8回に放ったタイムリースリーベースは令和第1号の三塁打となった。初物尽くしとなったプロ野球。選手たちは新しい時代とともに、またこれからもグラウンドで数々の名プレーを見せてくれることだろう。
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平成最後の新大関、貴景勝・令和時代への決意(5月1日)
即位礼正殿の儀が行われ、天皇陛下が退位された4月30日。令和初めての場所となる大相撲夏場所の番付が発表された。新大関の貴景勝は、新時代のスタートに際し「自分の持てる力を全部出し切って臨みたいと思う」と力強く意気込みを語った。
東の張出大関として新大関の場所を迎える貴景勝。先月26日には同い年のライバル阿武咲激しい三番稽古を行うなど調整に余念がない。大関昇進後、様々な行事が続き疲労もたまっていると言うが、「新しい時代を代表する力士になりたい」と令和時代の旗手としての意欲も十分だ。...
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即位礼正殿の儀が行われ、天皇陛下が退位された4月30日。令和初めての場所となる大相撲夏場所の番付が発表された。新大関の貴景勝は、新時代のスタートに際し「自分の持てる力を全部出し切って臨みたいと思う」と力強く意気込みを語った。
東の張出大関として新大関の場所を迎える貴景勝。先月26日には同い年のライバル阿武咲激しい三番稽古を行うなど調整に余念がない。大関昇進後、様々な行事が続き疲労もたまっていると言うが、「新しい時代を代表する力士になりたい」と令和時代の旗手としての意欲も十分だ。平成最後の大関として新たな歴史を刻んで行ってもらいたいところだ。
先場所42度目の優勝を達成した横綱・白鵬も令和の土俵への思いは強い。「新しい年号、令和が始まる訳ですが自分も変わらないといけない。新生白鵬というものを見せられればなと思います」平成の土俵で最強の名をほしいままにした横綱はいかなる成長を見せるのか。先場所千秋楽、独断で三本締めを行い、場所後譴責処分を受けた。「横綱だからこそ伝統と秩序、礼節と様式美を守ってほしい」とは八角理事長の弁だが、この改元という時代の節目に伝統を後世へ繫いでいくことの重みを感じてくれたのではなかろうか。改めるべき所は改めてもらえれば益々名横綱の名声は揺るぎないものになるだろう。
一方、新入幕力士の志摩ノ海にも注目したい。二場所連続十両優勝で念願の幕内の土俵だ。もう十両では相手になる力士がいない感じだった。膝の大けがで入幕までやや時間がかかったが、旋風を巻き起こしてくれることを期待したい。
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平成最後の無差別級・ウルフ・アロンが初制覇(4月30日)
平成も残り2日となった30日。男子柔道の無差別級日本一を決める全日本柔道選手権大会が日本武道館で行われた。連覇を狙う原沢久喜、過去3回優勝の王子谷剛志ら優勝候補がベスト8で姿を消すなか、平成最後の王者となったのは23歳のウルフ・アロンだった。
初戦から一本勝ちを続けてきたウルフは準々決勝で王子谷と対戦。延長にもつれ込む激闘となったが、終始優勢に試合を進め最後は鮮やかな内股で一本。自分より重い100キロ超級の選手を相手に快進撃を続けていく。...
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平成も残り2日となった30日。男子柔道の無差別級日本一を決める全日本柔道選手権大会が日本武道館で行われた。連覇を狙う原沢久喜、過去3回優勝の王子谷剛志ら優勝候補がベスト8で姿を消すなか、平成最後の王者となったのは23歳のウルフ・アロンだった。
初戦から一本勝ちを続けてきたウルフは準々決勝で王子谷と対戦。延長にもつれ込む激闘となったが、終始優勢に試合を進め最後は鮮やかな内股で一本。自分より重い100キロ超級の選手を相手に快進撃を続けていく。準決勝はバルセロナ五輪銀メダル・小川直也の長男、小川雄勢との対戦となった。延長を戦い抜いてきたウルフに対し、小川は準々決勝で対戦予定の相手が両者反則負けとなり不戦勝となっていたが、ウルフは疲れを感じさせない積極的な試合運びで小川を追い詰めていく。残り32秒、左からの大内刈りを炸裂させて勝負を決めた。もう一方の準決勝は今大会最年長33歳のベテラン加藤博剛が太田彪雅を巴投げで破り7年ぶりの決勝に進出した。年齢差10歳の対決となった平成最後の決勝戦は本戦では決着が付かず時間無制限ゴールデンスコア方式の延長戦へ突入。延長開始早々に加藤が得意の巴投げを仕掛けるがウルフがこれを何とか凌ぐ。熱戦は5分29秒、ウルフの支え釣込み足で終止符が打たれた。4回目の出場で初の全日本王者となったウルフ。その目には大粒の涙が輝いていた。
目指すは100キロ級での頂点。東京五輪のみならず全日本、世界柔道を含めた完全制覇だ。「来年の東京オリンピックでしっかり優勝して、三冠柔道家になりたいと思っています」東京の下町出身の若き柔道家は高らかに宣言した。
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大波乱の体操個人総合選手権・谷川翔が2連覇(4月29日)
平成最後の大会で新時代の旗手が輝きを放った。10月の世界体操代表選考を兼ねた全日本体操個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)。昨年度のチャンピオン・20歳の谷川翔は2種目目のあん馬で昨年より難易度を上げた大技に挑んだ。苦手にしていたE難度アイヒホルン、F難度ブスナリを次々と決め14.800をマーク。大きくポイントを稼ぐことに成功する。
流れに乗った谷川は最後の鉄棒まで抜群の安定感を発揮。激しい首位争いを繰り広げた兄の谷川航、萱和磨らを抑えて見事個人総合2連覇を達成した。...
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平成最後の大会で新時代の旗手が輝きを放った。10月の世界体操代表選考を兼ねた全日本体操個人総合選手権(群馬・高崎アリーナ)。昨年度のチャンピオン・20歳の谷川翔は2種目目のあん馬で昨年より難易度を上げた大技に挑んだ。苦手にしていたE難度アイヒホルン、F難度ブスナリを次々と決め14.800をマーク。大きくポイントを稼ぐことに成功する。
流れに乗った谷川は最後の鉄棒まで抜群の安定感を発揮。激しい首位争いを繰り広げた兄の谷川航、萱和磨らを抑えて見事個人総合2連覇を達成した。一年前、史上最年少19歳2か月で個人総合を制しながらも、その後は不振に喘いだ谷川。世界体操2018の出場を逃す試練も味わった。「平成最後のチャンピオンになれたので、それはすごい嬉しいです」と綻ばせた笑顔には呪縛から解かれた喜びがあふれていた。
一方の女子は予選トップの寺本明日香が第1種目の跳馬から大技を成功。その後も安定した内容で、世界選手権銀メダルの村上茉愛を抑え、見事4年ぶりの優勝を決めている。
今大会の男子は10連覇の絶対王者・内村航平が予選落ちという大番狂わせが発生。内村は世界選手権への個人総合での出場を逃し、種目別に望みをかけることとなった。また、脚の怪我の影響で予選22位と大きく出遅れた白井健三は、決勝でも鉄棒で2度落下をするなど本来の演技とは程遠い内容。まさかの最下位(30位)に終わっている。加藤凌平も24位とリオ五輪の金メダルメンバーにとっては試練の大会となった。来月のNHK杯、6月の個人種目別選手権での巻き返しが図れるかどうか注目が集まる。
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10連休・時代の節目にスポーツ観戦は如何?(4月28日)
4月28日から5月6日まで史上初の10連休となる今年のゴールデンウィーク。その経済効果は2兆1000億円以上とも試算されている。全国各地でレジャーに出かける方も多いことだろう。そこで連休期間中に行われるスポーツイベントの日程を紹介したい。
まずは発足以降毎年右肩上がりで観客動員数を伸ばし続けているプロバスケットボール・Bリーグ。8チームで優勝を争うチャンピオンシップが27日から始まっている。...
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4月28日から5月6日まで史上初の10連休となる今年のゴールデンウィーク。その経済効果は2兆1000億円以上とも試算されている。全国各地でレジャーに出かける方も多いことだろう。そこで連休期間中に行われるスポーツイベントの日程を紹介したい。
まずは発足以降毎年右肩上がりで観客動員数を伸ばし続けているプロバスケットボール・Bリーグ。8チームで優勝を争うチャンピオンシップが27日から始まっている。前年度王者のアルバルク東京は27日から中地区1位の新潟アルビレックスと対戦(新潟・アオーレ長岡)。レギュラーシーズン勝率1位の千葉ジェッツは富山グラウジーズをホーム・船橋アリーナに迎え撃つ。沖縄市体育館では西地区首位の琉球ゴールデンキングスと名古屋ダイヤモンドドルフィンズの試合が行われる。なお、栃木ブレックスvs川崎ブレイブサンダースはすでに27日に第2戦が行われ栃木が2年ぶりのセミファイナル進出一番乗りを決めている。代々木体育館でのファイナルに向け、今月は熱いバスケットボール月間となりそうだ。また、B2リーグでも4チームによるプレーオフが開幕し、連休中にB2王者が決定する予定になっている。
プロ野球は連休に合わせた日程で金曜日の26日がオフとなり、連休開始の27日から3カードを戦うことになる。各チームも例年以上の観客動員を見込み、球場で特別企画を用意している。ファンにとっては絶好の観戦ウィークとなりそうだ。是非この連休は、お近くのアリーナやスタジアムに観戦にお出かけになってほしい。平成ラストゲームから令和初の試合まで、記憶に残るメモリアルな試合観戦となることだろう。
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