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プロ野球のレジェンドたちが集結・夢の対決も（7月30日）
往年のプロ野球選手ＯＢによるチャリティー試合「サントリードリームマッチ２０１９」が今年も東京ドームで開催された。始球式には６年連続で女優の石原さとみが登場。これまで村田兆治のマサカリ投法や渡辺俊介のサブマリン投法などレジェンドたちのフォームを披露してきたが、今年はＭＬＢでも活躍した岡島秀樹直伝のノールック投法を見事ノーバウンドで投げ込み会場を沸かせていた。
大手飲料メーカー・サントリーＨＤによるこのエキシビジョンマッチは１９９５年から行われており、これで通算２４回目の開催となる。...
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往年のプロ野球選手ＯＢによるチャリティー試合「サントリードリームマッチ２０１９」が今年も東京ドームで開催された。始球式には６年連続で女優の石原さとみが登場。これまで村田兆治のマサカリ投法や渡辺俊介のサブマリン投法などレジェンドたちのフォームを披露してきたが、今年はＭＬＢでも活躍した岡島秀樹直伝のノールック投法を見事ノーバウンドで投げ込み会場を沸かせていた。
大手飲料メーカー・サントリーＨＤによるこのエキシビジョンマッチは１９９５年から行われており、これで通算２４回目の開催となる。元々はビールブランドのプロモーションで、架空の「モルツ球団」を創設。８０年代から９０年代のプロ野球界でお馴染みだった往年の名選手たちが出演したＣＭで一世を風靡した。当初は主にセントラルリーグ出身の選手が中心の企画であったが、のちにパシフィックリーグのＯＢたちも加わっている。この日は田尾安志監督率いる「ドリーム・ヒーローズ」と、東尾修監督代行（山本浩二の代行）率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」が対戦した。試合では元タイガース同士のランディ・バースと井川慶の猛虎対戦や、元ジャイアンツ勢の高橋由伸ｖｓ高橋尚成の同姓対決なども実現。試合の模様はインターネットＴＶのＡｂｅｍａＴＶでも生中継された。
なお観戦者は一般公募され、チャリティー特別席として３０１０席限定で特典付き有料席が設けられた。売上金の一部は東日本大震災と熊本地震の復興支援に充てられることとなっている。往年の名選手のプレーをまた見たいというファンの夢をかなえるこのチャリティーマッチ。プロ野球ＯＢによるゲームは「プロ野球マスターズリーグ」という団体も存在する。これはモルツ球団の初代監督も務めた故・大沢啓二氏が心血を注いだもう一つのプロ野球リーグだった。２００８－０９シーズンまでプロ野球のシーズンオフに全国各地のドーム球場で公式戦を行っていたが、残念ながら現在は休止状態になっている。リーグ戦中断から今年で丸１０年。是非こちらの復活も望みたいところだ。
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2020に向けて桃田・山口・奥原それぞれの誓い（7月29日）
バドミントンのジャパンオープン最終日は男女シングルス決勝が行われ、日本のエース・桃田賢斗、山口茜、奥原希望が熱戦を繰り広げた。
試合会場は来年のオリンピックと同じ武蔵野の森総合スポーツプラザ。先ず午前中に行われた女子決勝は現在世界ランク２位の山口茜と同３位・奥原希望の日本人対決となった。山口は先週のインドネシア・オープンで初の優勝を決めたばかり。これまでベスト８が最高の成績だった大会だったが、決勝では４連敗中だった強敵・プサルラをストレートで破り波に乗る。...
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バドミントンのジャパンオープン最終日は男女シングルス決勝が行われ、日本のエース・桃田賢斗、山口茜、奥原希望が熱戦を繰り広げた。
試合会場は来年のオリンピックと同じ武蔵野の森総合スポーツプラザ。先ず午前中に行われた女子決勝は現在世界ランク２位の山口茜と同３位・奥原希望の日本人対決となった。山口は先週のインドネシア・オープンで初の優勝を決めたばかり。これまでベスト８が最高の成績だった大会だったが、決勝では４連敗中だった強敵・プサルラをストレートで破り波に乗る。
一方、前回大会準優勝の奥原は今シーズンまだ優勝が無い。大会前に「今年も何度か決勝に進んでいるけど、勝ち切れていない。自分らしく強い気持ちで勝ち切ることが大事かなと思う」と心境を語り、4年ぶりの王座奪還に挑んだ。
試合は第１ゲームから山口のペースに。緩急をつけた攻撃で、奥原得意の長いラリーの展開にもっていかせず、このセットを先取。続く第２セットも圧倒し、ストレート勝ちで６年ぶり２回目の優勝を決めた。敗れた奥原は「駆け引きでやられてしまった部分が多かった」と、後輩の老獪な試合運びに脱帽。東京五輪に向け「世界のトップに追いつけるようにやっていきたい」と気持ちを引き締め直していた。山口は笑顔で「１年後、より高いレベルで再現できたらベスト」と力強く抱負を述べた。
続く男子シングルス決勝は現在世界ランキング１位の桃田賢斗が登場。昨年のアジア大会金メダルのクリスティ相手に一方的に攻め立てて試合をさせず、圧巻のストレート勝ち。日本勢初となる大会連覇を果たした。優勝インタビューでは万感の思いが胸に去来したのか、しばし言葉に詰まる場面も。「皆さんのおかげで踏ん張ることが出来ました」と感謝の気持ちを表して涙をぬぐった。ホームでの声援が桃田の背中を押した。「またこの会場で恩返しができるような試合が出来たら良いかなと思います（桃田）」来年再びこの会場で歓喜の瞬間を迎える彼の姿を日本中が望んでいる。
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ラグビーＷ杯前哨戦で日本が快勝・５Ｇ配信も（7月28日）
９月２０日開幕のラグビーワールドカップの前哨戦となるパシフィックネーションズ２０１９。日本代表は釜石鵜住居復興スタジアムでフィジーとの初戦を迎えた。このフィジー戦と大阪・花園ラグビー場で行われるトンガ戦のチケットは既に完売済み。日本代表戦のチケットが前売りでソールドアウトしたのは２０１４年のオールブラックス戦以来のことだという。
現在世界ランキング１１位の日本に対してフィジーは９位。過去の対戦では過去３勝１４敗と大きく負け越している格上の相手だ。...
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９月２０日開幕のラグビーワールドカップの前哨戦となるパシフィックネーションズ２０１９。日本代表は釜石鵜住居復興スタジアムでフィジーとの初戦を迎えた。このフィジー戦と大阪・花園ラグビー場で行われるトンガ戦のチケットは既に完売済み。日本代表戦のチケットが前売りでソールドアウトしたのは２０１４年のオールブラックス戦以来のことだという。
現在世界ランキング１１位の日本に対してフィジーは９位。過去の対戦では過去３勝１４敗と大きく負け越している格上の相手だ。１万３０００人を超える観衆が詰めかけたスタジアムでの今年最初のテストマッチ。日本は試合開始早々６分に福岡堅樹がトライを決め先制点を上げる。その後もリードを広げた日本代表は３４－２１と１０点以上の差をつけて勝利。見事フィジーから８年ぶりとなる勝ち星を挙げた。
この試合で日本があげたトライは５つ。主将のリーチマイケルは「この勝利は日本代表の成長だと思います」と語った。直前に行われた宮崎合宿での会見でジョセフ・ヘッドコーチが手応えを感じていた通り、日本の持ち味である速いパス回しが効果的に機能したゲームだった。次戦、花園でのトンガとの試合にも期待が高まる。
残り２か月に迫ったＷ杯。２６日にはＮＴＴドコモが全国８カ所のスタジアムで来場者に「５Ｇ」端末を貸与し、試合のライブの多視点映像や詳細情報を配信することが発表された。これは日本の予選全４試合のほか、イングランドや南アフリカの試合も対象となっている。Ｗ杯では次世代大容量通信によるタイムラグの無い高細密なマルチアングル映像を堪能出来そうだ。
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“令和の怪物”佐々木朗希・甲子園出場ならず（7月26日）
「この仲間とだったから乗り越えられたことがたくさんあったので大船渡高校を選んで良かったなと思います（佐々木朗希）」その瞳に曇りはない。高校野球史上最速１６３ｋｍ右腕で大きな注目を集めた“令和の怪物”の夏が終わった。
ノーシード校ながら高校野球岩手大会決勝戦に駒を進めた大船渡は昨年の王者・花巻東と対戦。前日の準決勝で完封勝利を収めた佐々木はベンチスタートとなった。試合は初回から２点を先制した花巻東ペースに。...
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「この仲間とだったから乗り越えられたことがたくさんあったので大船渡高校を選んで良かったなと思います（佐々木朗希）」その瞳に曇りはない。高校野球史上最速１６３ｋｍ右腕で大きな注目を集めた“令和の怪物”の夏が終わった。
ノーシード校ながら高校野球岩手大会決勝戦に駒を進めた大船渡は昨年の王者・花巻東と対戦。前日の準決勝で完封勝利を収めた佐々木はベンチスタートとなった。試合は初回から２点を先制した花巻東ペースに。その裏に大船渡はすかさず１点を返したものの、８回までに大量１２点を奪われてしまう。最終回に１点を返して意地を見せたが、１２－１で勝利した花巻東が連覇を達成。通算１０度目の甲子園出場を決めた。この日、最後まで佐々木の出場は無かった。
チームを率いる国保監督は佐々木の登板回避について「今までの３年間のなかで一番壊れる可能性が高いと思って…私には投げさせる決断ができませんでした」と語った。佐々木は前日完投したばかりで、４回戦でも延長１２回１９４球を一人で投げ抜いている。日刊スポーツによると、準決勝前日に本人から肘に違和感があることを明かされていたという。佐々木の投球を甲子園のマウンドで見たかったという声は多いだろうが、将来を見据えた監督の判断は英断と言って差し支えないのではないだろうか。プロ野球界からも理解を示す声が多く聞かれた。
今年２月には高野連で投手の球数制限について議論が始まったが、結局今年度の導入は見送られている。野球界の未来を考えるうえで、選手ファーストの改革は必至。いずれ大きな決断が迫られることになりそうだ。
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東京2020までのカウントダウン・メダルも発表（7月25日）
２４日午後８時、東京駅前の丸の内中央広場に登場した巨大時計が数字を刻み始めた。いよいよ東京五輪２０２０開幕へのカウントダウンのスタートである。
五輪開会式まであと１年となったこの日、都内では様々なイベントが行われた。千代田区の東京国際フォーラムではオリンピック競技を体験するイベントに、ＩＯＣのバッハ会長が訪問。フェンシングの競技体験に参加し、中学生相手に元五輪金メダリストの軽快な動きを披露する一幕もあった。...
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２４日午後８時、東京駅前の丸の内中央広場に登場した巨大時計が数字を刻み始めた。いよいよ東京五輪２０２０開幕へのカウントダウンのスタートである。
五輪開会式まであと１年となったこの日、都内では様々なイベントが行われた。千代田区の東京国際フォーラムではオリンピック競技を体験するイベントに、ＩＯＣのバッハ会長が訪問。フェンシングの競技体験に参加し、中学生相手に元五輪金メダリストの軽快な動きを披露する一幕もあった。会長から直々に「大会１年前に東京ほど準備が整っている開催都市を見たことがない」と高評価を受けたことは関係者にとって大きな励みとなったことだろう。
この日のセレモニーでは東京五輪のメダルもお披露目されている。テーマは「光と輝き」で、曲面が異なる角度で構成されており、どの角度から見ても美しく輝くのが特徴だという。その煌めきはアスリートたちのエネルギーと多様性を象徴したものだ。その材料には「都市鉱山」を活用するという五輪史上初の試みが行われた。金・銀・銅全てのメダルには民間から寄せられた使用済みの携帯電話などに眠っていた金属が再利用されている。この２年間で集められた金は合計約３２ｋｇ、銀は約３５００ｋｇ、銅は約２２００ｋｇにものぼった。
また、この日の首都高速では五輪での交通渋滞の実証実験も実施されている。４つの入口を終日閉鎖したほか、計２９カ所の入口で自動車の流入を遮断したが、高速道路内では目立った渋滞は発生しなかった。その一方で一般道の青信号の時間調整の実験では激しい渋滞が発生するなどの影響が起きることが明らかになった。
選手村と会場を結ぶ環状２号線は、築地市場の移転絡みで工事が間に合わなかったため全面開通にはならず、半分の２車線しか利用できない。大会期間中には都内の大規模な道路混雑も予想される。大会を無事に成功させるためにも、万全なリハーサルが求められるところである。
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