【時流】
※2022年6月、更新を終了しています
日米首脳会談・経済面も対中国(4月19日)
日米首脳会談では経済面でも中国を意識したものとなった。会談では様々な研究や技術開発での連携を打ち出した。
5Gや次世代の通信規格に研究開発として日米で45億ドルを投資、半導体などサプライチェーン構築での協力や、AIやバイオテクノロジー、宇宙や量子科学、重要技術の育成保護、サイバーセキュリティー等である。 いずれも中国との競争が念頭にあるものとみられる。専門家は企業は米中のデカップリングを前提にビジネスも組み立てなければならないのではと指摘している。 日米首脳会談・共同声明・中国政府“内政に干渉断固反対”(4月18日)
日米首脳会談の共同声明では中国が核心的利益と位置づける台湾を巡り、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに両岸問題の平和的解決を促すと明記しおよそ半世紀ぶりに台湾に言及するとともに香港や新疆ウイグル自治区の人権状況に対し深刻な懸念を共有するなど中国を強くけん制する内容となった。
これを受けて、中国外務省は昨夜、報道官の談話を発表し共同声明は中国の内政に干渉し国際関係の基本的な規則に著しく違反している。...
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日米首脳会談・米国の期待は(4月17日)
菅総理大臣と米国のバイデン大統領は日米首脳会談を受けて共同声明を発表した。
米国側は中国に対抗するうえで日米の強固な関係をアピールするという目的は達成したと受け止めている。 共同声明では「自由や民主主義など普遍的な価値に対するコミットメントが両国を結び付けている」としている。 これは会談の最重要テーマとしていた両国の足並みがそろっていることを示せた形であった。 さらに注目されるのがバイデン大統領が両国の関係について「政府間だけでなく国民どうしの強い結び付きがある」と指摘した点である。...
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日米首脳会談・菅首相・中国への対処・会議の焦点(4月16日)
昨夜の出発前、菅総理大臣は「バイデン大統領との信頼関係を構築し、普遍的価値で結ばれた日米同盟をさらに強固なものにしたい」とコメントした。
このあと、ワシントン郊外の空軍基地に到着する予定となる。 日本時間のあす未明に行われる会談が予定され、バイデン大統領が対面で会う初めての外国首脳となることから、菅総理大臣としては、個人的な信頼関係を深め、強固な日米関係を対外的に発信したい考えである。...
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日米・菅首相・首脳会談へ今夜出発・中国への対処方針確認へ(4月15日)
菅首相は米国・バイデン大統領との首脳会談に臨むため、今夜ワシントンに向けて出発する。
バイデン大統領が就任後、対面で会う初めての外国首脳になり、菅首相は個人的な信頼関係を深めるとともに日米同盟の強固な絆を改めて確認し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力のあり方を協議することにしている。 菅首相は覇権主義的な動きを強める中国をめぐっても率直に意見を交わす考えで、両首脳は、安全保障分野をはじめとした中国への対処方針を確認するものとみられる。 会談後には成果を盛り込んだ共同声明を出す方向で調整が進められており、バイデン政権が重視する台湾や香港と新疆ウイグル自治区の人権問題などにどのような形で言及があるかも焦点となる。 「時流」内の検索 |