12月18日、その日私はJR品川駅を降りた。 午前に見る、品川江南口は、天気に恵まれ日差しに照らされ景色がはっきりしていた。 イーストビルは、横長に1キロ近く展開していた。 そのビルの並びは、今の品川を表徴している。 こうしたビル群が成立する前の品川は、京急のある高輪口が主力であった。 それにしても、ひっきりなしに人の流れが続き、新しい品川が息づいていた。 新たな品川は正に、JRが築いたといっても良いのではないかと思った。