【ローマ教皇訪日】
フランシスコ教皇・日本滞在最終日のメッセージは(11月26日)
ローマカトリック教会のフランシスコ教皇が4日間の締めくくりとして上智大学を訪れた。みずからの出身母体である修道会「イエズス会」が設立した。700人余りの学生にまず語ったのは、日本と日本の人たちの印象だった。
「日本での滞在は短いものだったが大変密度の濃いものだった。日本は効率性と秩序によって特徴づけられています。それだけにとどまらず、より一層人間らしく思いやりのある慈しみに満ちた社会を作り出したいという熱い思いを感じました。...
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ローマ教皇・天皇陛下と面会(11月25日)
日本を訪れているローマ教皇は皇居で天皇陛下との面会した。天皇陛下が、フランシスコ教皇と会うのは初めて。天皇陛下とローマ教皇はスペイン語であいさつを交わされた。
宮殿の竹の間で、およそ20分間、会見が行われた。天皇陛下が「ローマ教皇として38年ぶりに訪日され、お会いできることをうれしく思います」と話されると、フランシスコ教皇は、「ご即位されたときからお会いできることを楽しみにしておりました」と答えた。...
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ローマ教皇・被爆地でスピーチ“核兵器保有許されない”(11月25日)
ローマカトリック教会・フランシスコ教皇がきのう被爆地・長崎と広島を訪れた。長崎・爆心地公園でフランシスコ教皇は“核兵器のない世界の実現に向けてすべての人が一致団結を”と呼び掛けた。
広島・平和公園を訪れ、“核兵器の使用も保有も許されない”という考えを示した。核兵器の保有に関する発言は事前に用意された原稿にはない表現で、前日の日本の司教団との会談で付け加える考えを示した。 フランシスコ教皇は核保有国、各国政府に具体的な行動を迫った。...
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フランシスコ教皇・長崎でスピーチ(11月24日)
ローマカトリック教会のフランシスコ教皇は、長崎・長崎市・爆心地公園でスピーチを行い、核兵器のない世界の実現に向けてすべての人が一致団結して取り組むことを呼びかけた。
爆心地公園で、フランシスコ教皇は平和の記念碑の前で犠牲者に祈りをささげ、「ここは核兵器が人類と環境にもたらした大惨事の証人だ。核兵器のない世界は実現可能で必要とされている。政治の指導者にお願いします。核兵器は世界や国家の安全を脅かすことから守ってくれないと心に刻んでください」と述べた。 ローマ教皇・あす来日(11月22日)
世界に13億人の信者を持つ、ローマカトリック教会。その最高指導者であるフランシスコ教皇があす、日本へやって来る。訪問先の一つ、被爆地、広島で準備が進められている。
あさって、被爆者などが出席する集いで、教皇がスピーチを行う予定。今回注目されているのが、被爆地で打ち出す核兵器の廃絶に向けたメッセージ。来日を前に公開したビデオメッセージで、教皇は「皆さんの国は戦争がもたらす苦しみを良く知っています。...
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