夕闇の芸術(その279)
8月18日、その日の午後6時40分ごろ、帰宅し直ぐにテラスに出てみると、日没寸前のあの夕焼けの姿があった。...
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8月18日、その日の午後6時40分ごろ、帰宅し直ぐにテラスに出てみると、日没寸前のあの夕焼けの姿があった。
8月中旬になると、日が沈む時間が急に早くなる。
しかも、沈む直前から、夜の帳が降りるまでの僅か、10分ほどの時間の美しさと言ったら、表現がない程だ。
しかも、その時間に、「東京スカイツリー」が纏った光の衣が、輝き始める。
思わず、三脚と広げ、その情景をビデオカメラに収めた。
暫く、その情景を見つめていると、東京の街の光が一斉に明るさを増した。
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行徳橋を渡って妙典でボートに乗り真夏を楽しむ(その278)
8月16日、朝8時ごろJR市川駅前から江戸川へとサイクリング車のペダルを漕ぎ始めた。...
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8月16日、朝8時ごろJR市川駅前から江戸川へとサイクリング車のペダルを漕ぎ始めた。その前日、5年ほど駐輪場に放っておいた車のタイヤに空気を入れ、チューニングしておいたのだった。
江戸川に着くと、一目散に新装なった「行徳橋」へと向かった。そして広くなった自転車専用部分を走って江戸川を渡り、妙典町を川に沿って、舗装された自転車道を東京湾に向かって走った。
2、3分すると、川面に沢山の小舟が見えてきた。川際にある道に降り、そこに車を置き、何軒かあった中の1軒の貸しボート小屋に入り、ボートを借り、小さな桟橋からそれに乗って、オールを漕ぎ出した。川面には朝から日曜を楽しむ沢山の釣り人が小舟の上で、くつろいでいる様子が見られた。
水際では、泥濘に足を取られながら、ギリギリ川の水際に迫る釣り人が大勢目に入ってきた。
オールを漕いで、広い川面の真ん中に出ると、先週「矢切の渡し」でビデオカメラに収めたあのシーン、即ち体長30センチ位の魚が、水面を飛んでいた。「同じ情景だな」とその後の展開に期待をした。
まだ、9時ごろというのに、すでに真夏の太陽が、容赦なくじりじりと照りつけていた。
ボートの中から、ビデオカメラで、川面を狙うと、そこに集う人々は釣りをしながら、時間の経過を楽しんでるようでもあった。
ボート小屋の主人が言うには、周辺には9つの似たような店があり、結構繁盛している様子であった。
その辺りは、東京湾の海水が入ってきて、ほぼ海の水だという。水にスマホやカメラを落としたら、もう使い物にならないから、十分に注意をするように言われた。
1時間余り、その情景を楽しんで、帰途に就いた。半袖のTシャツは汗に染まり、下に着ていた肌着もびっしょり濡れていた。
11時ごろ、自宅に着き、一気にカキ氷をほうばった。
興味深いことに、ボートを借りた店主から貰った連絡先を見ると、「市川市江戸川放水路河原」と住所が書いてあった。
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午後6時50分ごろ西の空に幻想的な夕焼けが現れる(その277)
8月10日、「山の日」のその日、西の空を見ると水彩画で描いたような幻想的な夕焼けを見ることができた。...
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8月10日、「山の日」のその日、西の空を見ると水彩画で描いたような幻想的な夕焼けを見ることができた。
惜しいことにその夕焼けは、午後7時ごろになると夕闇の中へと、その帳を閉じていった。
この季節、スカイツリーの左側に富士山とそれに連なる丹沢連峰の姿を見ることができない。
天空が作る、気ままな芸術をその瞬間だけしばし、楽しまさせてもらった。
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