9月25日、その日は9時ごろ自宅から江戸川に出て、市川市側の土手を行徳橋まで行き、細い側道を渡り、旧江戸川沿いを新川まで走った。
道中、鳥のさえずりも聞こえなければ、蝉の鳴き声も最早耳に入ってこず、季節が秋に向かっている気配を感じた。...
全部読む
9月25日、その日は9時ごろ自宅から江戸川に出て、市川市側の土手を行徳橋まで行き、細い側道を渡り、旧江戸川沿いを新川まで走った。
道中、鳥のさえずりも聞こえなければ、蝉の鳴き声も最早耳に入ってこず、季節が秋に向かっている気配を感じた。
新川から中川沿いに少し走り、葛西橋を渡った。
葛西橋からは、永代通りを三つ目通りまで行き、潮見にある「東京スイソミル」を目指した。
スイソミルを、探すのは大変だった。スマホでホームページを確認しても、抽象的で全く分からなかった。住所を手掛かりにしてやっとたどり着いた。
帰りがけに良く見れば、「ENEOSの水素ステーション」の隣にあり、これが目印になると思った。
入り口の扉から入ると、水素エネルギーの説明コーナーが並んでいて、子供連れの客が数組いた。
説明員が、7、8人いた。
聞いてみると「東京都の環境公社」が運営しているのだという。
2階のセミナー会場では、「化石燃料が地球環境から見ると限界にきている」ことや「自然エネルギーも気象状況に左右され安定供給が難しい」ことを背景に、今後人類は「水素エネルギーを活用していかなければならなくなる」ことをプロジェクターで説明していた。
説明員は、現在東京に12ほどある水素ステーションを2020年のオリンピックまでに倍にしたいと力説していた。ステーションでの一回のチャージで、自動車は650キロほど走るようだ。ただステーションの建設コストは、数億円かかるので、難しさがあるようだと説明した。東京都は、公用車などから水素エンジン車の導入を始め、普及を目指してゆくとの考えのようだ。
「地球温暖化」は、気象状況にもはっきり影響していることから、私も大変興味を持っているが、この夢の水素エネルギーの活用も経済的効率性から見ると、時間がかかるようだ。
いずれにしても、こうした「水素エネルギーの活用」といったテーマで、小さいといえども常設の展示会場ができたのは、推進の一歩になるのだろうと思った。
スイソミルを出て、潮見公園を一周してから、湾岸道路に出ず、道標もない道を明治通りに向かった。
明治通りに出ると、東京国際郵便局や佐川急便の巨大な建物を見ながら、はじめて清砂大橋のハープ状の橋を渡った。
その後は、旧江戸川にたどり着き、そのまま自宅へと向かった。
小さな秋は、まだ花となって表れるでもなし、ただ汗の量が少なくなったことを感じる程度であった。
13時頃の帰宅であった。
閉じる