江戸川から水元公園、大場川、中川、そして新中川、篠崎公園へ (その68)
10月16日、その日は東京都側の江戸川の土手を北上し、水元公園に向かった。出発時間は午前9時頃だった。
水元公園の内部を360度カメラ、「シータ」で撮影しようと考えていた。
(3次元360度映像 水元公園で撮影/YouTubeに移動します)
水元公園は、大きな湖と巨大な森林に恵まれ、自然豊かな奥行きの深い公園である。...
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10月16日、その日は東京都側の江戸川の土手を北上し、水元公園に向かった。出発時間は午前9時頃だった。
水元公園の内部を360度カメラ、「シータ」で撮影しようと考えていた。
(3次元360度映像 水元公園で撮影/YouTubeに移動します)
水元公園は、大きな湖と巨大な森林に恵まれ、自然豊かな奥行きの深い公園である。
蓮や水に浮かぶ様々な花は、季節毎にその美しさを誇っていて、気持ちの良い憩いの場所である。
その日は、野鳥に巡り合わなかったが、珍しい野鳥にもしばしば、遭遇する。
まだ紅葉には時間があるようだが、時たま木々に枯れた葉が絡んでいる情景が目に入ることもあった。
たっぷりと、森と湖の自然の中を通り過ぎると、反対側の出口から、大場川沿いに中川へと向かった。
大場川から中川への水門の前では、水上バイクやボートなどが、10隻ほど集結し、ゲートが開くのを待っていた。
ゲートが開くと、一斉に中川へと水上を走っていった。
その集団は、中川の川面に思いきり、白い軌跡と轟音を残し、自転車で走る私と同じ速さで、暫く並行して走っていた。
その中川を南下して行くと、高砂橋で、中川と新中川に分かれる分岐点があったが、その日は初めて「新中川」の土手を走ることにした。
新中川の土手は、江戸川や中川の様に一貫して整備されているわけではなかった。
時折、川をまたいで、対岸の土手に移らなければならなかった。
突如、単線の鉄道に阻まれ、対岸に渡り、チャレンジすると、意外にもその鉄道の下をくぐれた。
通過すると、そこには数人の人々が、カメラ片手に集まっていた。
そろそろ、この単線のレールの上を電車が走ってくるのだなと思った。後で、調べてみると「JR新金線」という貨物路線のようだった。
少し走り、下流の橋を渡っていると、その鉄橋に長い貨物電車が走っていたのが見えた。
その橋は、先週通った蔵前橋通りの上一色橋であった。
更に、新中川を南下していると、ヘリコプターの轟音が聞こえ、頭上に100機位の機体が隊列を組んで飛んでいるのが見えた。
それほどの大部隊の飛行は、今まで見たことがなかったので、直ぐにスマホに収めた。
途中で、その川を左折し、小岩近辺の街に入った。
暫らく、右往左往していると、見覚えのある篠崎公園に出たので、その中を突っ切るように走った。そのまま江戸川の土手に出て、帰途に就いた。
自宅に戻ると、12時頃であった。一見秋晴れのような天候と思っていたが、写真に写った空の様子を見ると、かなり黒い雲が一面に映っていたので驚いた。
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(その68)水元公園/篠崎公園
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(3次元360度映像 水元公園で撮影/YouTubeに移動します)
江戸川を突っ切り・平井大橋から荒川に入り朝霞・志木まで足を延ばす(その67)
10月10日、その日は朝9時15分に出発し、彩湖を目指して荒川を遡った。
荒川の河原のサイクリングロードは、横幅が10メートル位あり、広く整備されている。
空は一面どんよりして、秋の爽快さはどこにも感じなかった。
以前も戸田橋まで行ったことがあったので、途中までの道筋には記憶があった。...
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10月10日、その日は朝9時15分に出発し、彩湖を目指して荒川を遡った。
荒川の河原のサイクリングロードは、横幅が10メートル位あり、広く整備されている。
空は一面どんよりして、秋の爽快さはどこにも感じなかった。
以前も戸田橋まで行ったことがあったので、途中までの道筋には記憶があった。
東北線の下をくぐると、川向うには比較的高いビル群が見えた。地図から言うと川口あたりだろうかと思った。
岩淵水門の赤いゲートを過ぎると、河原で大勢の人々がバーべキューなど楽しんでいる広場が見えた。
そこからは、田園風景が広がっていった。
戸田橋を越えると更に、田園色が強くなってきた。
荒川に沿って、葛飾区、墨田区、足立区、北区、板橋区、練馬区と走り、荒川を渡らないのに、地名はなぜか「埼玉県」和光市になっていた。
東京都と埼玉県の県境はどこなんだろうかと考えてみたが、はっきりしなかった。
一つ発見があった。隅田川は岩淵水門で、荒川から分流して下流に流れるものと考えていたが、実は朝霞辺りの上流にも続いていたのだ。
ただし名称が「新河岸川」に変わり朝霞辺りで、土手の上を走ると並行して細い水脈が流れていたが、それではないかと推察した。
実は、行く前にグーグルマップで、「彩湖」について少し調べてみた。直感でなんとなく明媚なところだろうと感じていた。
ところが、朝霞水門を渡っても、荒川を彩湖側に渡る橋が見当たらなかった。
手元のスマホで、国道40号線を渡れば、何とかなりそうかと思ったが、その日は帰りの予定時刻が迫っていたので、彩湖は次回にお預けとした。
帰路は荒川沿いの土手の上の見晴らしが良いところで、リコーのシータを初めて取り付けてみた。
360度撮影できるというものだが、撮影してみると、すぐに電源がなくなったので、もう一度アクションカメラに戻した。どんな映像が取れているのか、楽しみだ。
(360度で撮影した映像。YouTubeに移動します。)
帰りは、向かい風が吹き、気温も低くなり、体力が消耗したので、ゆっくりしたペースで走った。
自宅には午後2時ごろ着いたが、その日はかなり疲弊した。
秋の気候は、変わりやすく、一定しない。その日は一面どんよりした空だった。
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