アンデルセン公園に「チューリップ」を鑑賞しに行った。しかし帰りは・・・(その134)
1月21日、その日の9時過ぎに、総武線の市川駅から西船橋で乗り換え、東葉高速の「八千代緑が丘」駅まで行った。...
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1月21日、その日の9時過ぎに、総武線の市川駅から西船橋で乗り換え、東葉高速の「八千代緑が丘」駅まで行った。
そこからタクシーに乗り、「船橋・アンデルセン公園」を目指した。
公園に着くと、入り口のアプローチには、三色スミレなどの花壇が華やかに迎えてくれた。
中に入ると、早速岡本太郎作の「平和を呼ぶ」塔が目に入ってきた。
側道には、チューリップなどの花が綺麗に並べられていた。
少し歩くと、「であいの泉」と称する広場があり、辺り一面色とりどりの花が綺麗に整理されて咲いていた。
大きな池があり、そこを渡るための橋、「太陽の橋」を渡ると、アンデルセンの大きな銅像があり、童話作家の母国デンマーク風の小世界が造られていた。
風車とチューリップに囲まれた、童話の世界がそこには展開されていた。
夢中になって、スマホで撮影していると、大きなデンマーク式粉ひき風車が背景にいつも映ってきた。
さらに奥に入ると、「ハート形のトピアリー」が瀟洒な存在感を示していた。
その先をぐるりと回ると、大きな池の中にボートが数隻浮かんでいた。
その辺りには、梅の木があり、もう既に蕾がついていた。
そうして、大体その公園を半ば一周して、イベントドームを横目で見ながら、入ってきた北ゲートへと戻った。
確かに、子供達が喜ぶメルヘンの世界がそこには横たわっていた。
しかし、徒歩できた私には帰り道が大変であった。
直近のバス停に来たバスに乗り込むと、なんと「小室」行きであるという事であった。
バスの運転手に聞くと、500メートルぐらい歩くと「北習志野行き」バス停があるので、そこで待った方が良いとのことであった。
そのバス停で、時間表を見ると、30分ほど待つことになっていた。一緒に待っていた近くの住人と話をすると、その近くで酪農を営み、アンデルセン公園の中で、ソフトクリームを販売しているという事であった。「この季節、12月から2月ごろまでは商売にならない。耐える季節です」と話してくれた。バスを待つ間冷たい木枯らしが吹いていた。
その日は、そうして東葉高速線の「北習志野」経由で、市川まで帰って行った。
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印西市に「白鳥の湖」を見に行く(その133)
1月14日、あっという間に1月も半ばとなった。...
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1月14日、あっという間に1月も半ばとなった。
朝方、TBSのサンデーモーニングを見ていたら、「白鳥」が2000羽飛来しているという印西市の白鳥の郷が映像に流れていた。
「おっ」と思い、すぐにGOOGLEで調べ、早速身支度を整え、JR総武緩行線に飛び乗った。10時少し過ぎた頃だった。
まだ体調は完全ではなかったが、ほとんど風邪も治りかけていた。
西船橋で、武蔵野線に乗り換え、東松戸で北総線に乗った。
乗り継ぎは、まあまあ順調に行った。
「印旛日本医大」で電車を降りた。駅前のロータリーは綺麗に整理されていたが、ガラッとした様子で、バスはおろかタクシーも見当たらなかった。
仕方なく、駅員にタクシー会社の電話を聞き、車を呼んだ。
5、6分すると黒塗りの立派なタクシーがやってきた。スマホで行く先を告げると、運転手はやや怪訝な様子を見せた。
「白鳥の郷ですか、住所は?」と聞いてきた。私は「この辺の印旛沼に白鳥が大挙してやってきていませんか?」と聞き返した。
「さあー」と首を傾げた。内心戸惑ったが、ここまで来たらその住所近くに行ってみるしかないと決心し、そう告げた。
田園風景の中、その車は蛇行しながら走った。すると「白鳥の郷」という看板が目に止まった。正直に言って少しほっとした。
そこから田圃の中に入り、更に走った。暫らくクネクネと走ると、目の前に車の長蛇の列が見えてきた。
しかも、空には大きな白鳥が何羽も羽ばたいて飛んでいるではないか。
突然現れた、その光景に目を奪われたが、心の中では「ここだ・・・」と叫んだ。田圃が広がっている中に、水が広がっている場所があり、そこにおびただしい白鳥が群生しているではないか。
時折、何羽も群れをなして、大空を気持ち良さそうに飛翔している。
よく見れば、田圃中の大きな水たまりに、沢山の白鳥が羽を休めていた。しかも時折大きな羽を広げ、バタつかせていた。またあるものは空から水に綺麗に滑空し、着水した。
畦道から、スマホを掲げ、写真を撮り、その動きを動画で収めた。周囲には鴨の集団が、白鳥の動きをじっと見つめていた。
見渡すと、300メートル先にも同様に白鳥の集団が見えた。そこまで行くと、そこには水溜まりもなくただ、刈り取られた稲穂があるだけだった。
近くの住人に話を聞くと、「25年前から毎年白鳥がやってきている。特に餌付けをしているわけではなく、刈り取った後の稲穂を餌にしている」という事だった。
それにしても、「白鳥の湖」ならぬ、「田圃の水たまり」になぜこれだけの白鳥が、羽を休めに来るのか、疑問は深くなるばかりであった。
北海道ならいざ知らず、千葉の印西に、こんな白鳥の楽園があるとは、想像すらしなかった。
その日は、新たな体験をしたような気分で、帰路に就いた。
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2018年・市川から眺望する・富士山や東京スカイツリーそして外環道など(その132)
2018年1月1日は、風邪をひいた状態で始まった。...
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2018年1月1日は、風邪をひいた状態で始まった。
こじらせては、まずいと売薬を買い込み、寒い外には出ないことを決め込んだ。
それでも窓の外には、雪を頂いた富士山が青空の中に綺麗にその姿を現し、スカイツリーも晴天の中に浮き上がっていた。
東の空を望めば、真っ青な空に、細く白い帯状の雲が広がっていた。
東京湾を臨めば、家並みの先に、光輝く水の空間が浮かんでいた。
夕暮れ時に、スマホを向けると、富士山とスカイツリーの空間に千切れ雲が浮き上がり、夕暮れと街の光が調和し、なんとも言えない景色が浮かんでいた。
完成間近かの外環道が、東京湾へと続いてゆく、その姿をはっきり見ることができた。
今年の正月は、寝正月となり、そんな景色を楽しむ他なかった。
病を経て感じる、健康の有り難さよ!
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