【あの一言】
日本の原発「面舵いっぱい」
元環境大臣・自民党衆議院議員・細野豪志 自由化を十数年行ってきていて、完全に時計の針を戻すことは正直難しい。国民の理解も得にくい。電力自由化によって原子力産業は各国で勢いを失っている。一方で今回のエネルギー危機で、途上国は化石燃料が買えず、原発への期待感がかなり大きい。
2022/12/31 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
国際環境経済研究所理事・主席研究員・東北大学特任教授・竹内純子 電力自由化した国や市場では原発は建たない。自由化されている場合、電気事業者としては石炭火力など早く建てられて素早く発電を始めることができ、投資を回収できるものに取り組みたいと考える。原子力は初期投資も、ものすごく大きく、回収までに長期間かかるので、競争の世界には向いていない。電力自由化(の法律)をまず修正しなければいけない。
2022/12/31 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
元環境大臣・自民党衆議院議員・細野豪志 (民主党)政権のど真ん中で福島第一原発事故を経験した者からすると、本音でいえば(原発に舵を切るのは)どうなのかという思いはある。しかし日本がきちっとモノ作りをして、豊かな生活を次世代に残し、世界の中で一定の貢献ができる国であるためにはここで簡単に撤退はできない。
2022/12/31 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
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