【あの一言】
混乱続く米国大統領選“トランプ現象”の行方
日本国際問題研究所理事長・前駐米国大使・佐々江賢一郎 グローバリズムが進んだ結果、格差やアイデンティ、疎外感などあらゆるものが出てきた。政府の機能が民衆のマジョリティの意思を実現していかないと革命か圧政かいずれかに行く。機能不全を起こすと人々は右の独裁を求めるか、左の革命を止めるかに行く。米国のような民主主義国家であっても、民主主義国家というのはそういう病気になりうる。民主主義国家は国民が正しくクオリティの高い政治家、指導者を選べるかという国民の能力と、上手く支持して政権交代を図っていけるかという国民の能力にもかかっている。
2021/01/07 BSフジ[プライムニュース]
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