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2024年04月25日(木)
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【あの一言】
<業界ウオッチ>半導体~踊り場の先を読む~
豊嶋広キャスター
米国は中国マネーに対する警戒感が強く、いろんな意味でブロックしようとしている。これが「中国製造2025」の路線に影響している。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

IHSマークイットジャパン・南川明
半導体メモリーの伸びが横ばいになっている理由は、2017~2018年はメモリーが足らなくなったことがある。その背景はデータセンターと呼ばれている大型のコンピューターが成長し、メモリーを大量に消費したことがある。その時にメモリーの単価が大きく上昇したため、その反動が今、出てきている。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

IHSマークイットジャパン・南川明
今、世界の半導体への投資というのは大体9兆円ぐらい。中国は「中国製造2025」で世界の10%以上の設備投資をこれからやっていこうという状況で、かなり大きなインパクトがあり、供給過剰になる可能性が高かったが、トランプ政権の対中強硬姿勢で少しブレーキがかかった。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

IHSマークイットジャパン・南川明
米中首脳会談では貿易戦争が一時休戦という話になっている。米中貿易摩擦は影を落としている。世界的な経済にとってももちろんマイナスの影響は出てきているが、もっと良い部分もある。仮に中国が大規模な半導体への投資をしたら、2020年から2021年に供給過剰になってしまうのではないかという予測もある。それを(米中貿易摩擦が)少しスローダウンさせたという意味では業界にとっては中長期的にはいい面もあった。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

IHSマークイットジャパン・南川明
今、足元ではGAFAと言われているグーグル、フェイスブック、アマゾン、アップルが過去2年間データセンターへの巨大な投資をしたが、それが一服してきている。それは来年から新しい規格のデータセンターが出てくるからで、これは次の時代の5Gと言われる高速通信。これに合った新しいデータセンターが出てくるので、ちょっと投資は待っておこうということ。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

IHSマークイットジャパン・南川明
今、米国が一番したいことは中国の「中国製造2025」をとにかくスローダウンさせること。これが実現してしまうと、半導体の技術すなわち軍事技術で中国に上に行かれてしまう。米国はここをなんとかしたい。ここは強硬にこれからも交渉を続けてくるだろう。中国とトップ企業の技術の差は3年ぐらいの開きがあるがここを中国は企業を買収することで埋めようとしているが(米国が)それをブロックしている。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

IHSマークイットジャパン・南川明
中国は世界の電子機器の10%ぐらいを作っている。10年前は24%ぐらいで世界の工場だった。この10年間で人件費が4倍ぐらいに上がってしまい、実際にはアジアの中では人件費が一番高い国になり、製造の競争力がなくなってきた。これをどうにかしようとして中国は、これから製造強国としてオートメーション化を進め、ロボットを取り入れ製造を強くしていこうと投資を始めている。
2018/12/05 BSジャパン[日経モーニングプラス]

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