【あの一言】
激震・トランプ政権と米朝首脳会談の行方
早稲田大学教授・中林美恵子 3月13日、ティラーソン国務長官が解任され、ツイッターで大ニュースになった日、ラストベルトのペンシルベニア州で下院補欠選挙があったが接戦だった。トランプ大統領の中間選挙に赤信号がともったと言われている。もしかすると11月の中間選挙でトランプ大統領は苦しい立場になるかもしれない。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・小西克哉 韓国の一部報道では米韓軍事演習を理解すると金正恩は言っていないといった様々な憶測がある。すべては間接話法で何が金正恩委員長の言葉かわからないが、2人が会うという状況が作れれば、破綻にはできないだろう。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・小西克哉 これまで米朝会談は実現してこなかったわけは、専制主義で人権的にも問題がある国のトップと一緒に写真をとったり、握手をすることが米国大統領に許されるのかということがあった。トランプはそこまで考えていない。不正が行われたロシア大統領選挙でも周囲の反対をよそにトランプは祝電を送った。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 これから交渉して条件をつけても会談まで一足飛びにいくことはないかもしれない。トランプ大統領は中身を詰めていないのだから会うだけでもいいではないかというスタンスをとる可能性がある。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 ポンペオ長官はティーパーティーと言われるような右派の強硬派。人権問題にしても、古典的な米国の価値についてもことごとくティラーソン氏とは反対の考え方。拷問なども容認し軍事行動についても強硬派。さらに言えばポンペオ長官はもともとマルコルビオ議員を大統領候補に推していたが、トランプ氏優勢を聞きつけてトランプ氏に鞍替えした。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・小西克哉 後任のボルトン元国連大使は未だにイラク戦争は間違っていなかったと言い張っていて、基本的には力で米国の権威を見せることが中心の人物。更迭されたマクマスター氏は実は陸軍出身でマティス氏とケリー氏は海兵隊出身で派閥が違う。ここが結構見逃されているポイント。3人のトライアングルはそれほど強くなくマクマスター氏は海兵隊三羽烏に入っていなかった。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
国際教養大学大学院客員教授・小西克哉 トランプ大統領は根に持つと最後まで徹底的にねじ伏せる。根に持たれないように他の補佐官達も必死になっている。
2018/03/25 BS朝日[激論!クロスファイア]
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