【あの一言】
「イーロンマスク 未来を語る(後編)」
イーロンマスク 持続不可能なエネルギーはいつかは底をつく。すると必然的に持続可能なエネルギーにシフトすることになる。テスラ社にできることが何かを考えた場合、その移行スピードを上げることが会社の存在価値になる。10年あるいはそれ以上シフトを早めることができれば、それはとてもいいことだしわが社はそれを目指している。一方で宇宙規模の文明の構築というものはそれらとは違い確実に起こることではなく、例えば宇宙開発の歴史を見てみると1969年には人を月に送り込むことができたが、その後のスペースシャトルは地球低軌道までしか飛べない。そのスペースシャトルすらももう引退し衰退の一途をたどっている。テクノロジーは自動的に発展したりせず、人の努力がないと発展しないし、放っておけば大体劣化していく。エジプトのピラミッドもローマの水道だってもう造れない。私は美やインスピレーションの大切さが軽視されていると感じる。それはともかく私は救世主になりたいわけではない。未来に関して前向きにいたいだけだ。
2017/10/13 Eテレ[スーパープレゼンテーション]
イーロンマスク 火星へのロケットは8年から10年後になることを目指している。未来の宇宙船は超巨大になる。火星に都市を建設したいというのは未来に刺激や魅力が感じられることが大事だと思うからだ。朝起きる理由や生きる理由、と同じく生きる意味や刺激をくれる理由が必要。わくわくする未来がそれだ。人類が宇宙に出ていき地球以外の惑星にも住む、そういう未来がやってこなかったらものすごくさみしいではないか。
2017/10/13 Eテレ[スーパープレゼンテーション]
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