【あの一言】
黒星続き・トランプ政権の1週間
東京大学大学院教授・藤原帰一 大統領令には何の問題もなかったが、裁判所が間違っていると言いながら、他方では新しい大統領令を出すというのは話が矛盾している。少なくともトランプが自分の方針を転換することを示唆して新しい大統領令を出すと言っているのではないことだけははっきりしていて強気。現在、側近・バノンをセットにして強硬路線を変えない方向に動いている。マスコミ、政府を敵にして、トランプ支持者にのみ向かって訴えている。熱狂的な支持者がいてその人達のために頑張るという構図はファシストの方向性で、良くない流れに向かっている。
2017/02/19 BS朝日[いま世界は]
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