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2024年04月25日(木)
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【あの一言】
[2024年04月] [2024年03月] [2024年02月] [2024年01月] 
自民党元幹事長・石破茂
皆さまからの質問に答えます
試薬については特措法で読めないはずはない。使えないとすれば変えていけばいい話。法律を作るために政治家はいるのであって官僚の言う通りにやるのであれば国会議員などはいらなくなる。アビガンについては倫理委員会をいちいちやるのでなく、薬として使えるようにしていくこと、保険収載をして使えるようにしていけるようにすること。その時に副作用として妊婦には使ってはいけないなど、想像されるリスクはきちんと申し上げている。そうしないと救える命も救えない。重篤になってから使っても意味がない。そういう検証はしていく必要がある。
2020/04/30 BS-TBS[報道1930]

白鴎大学教授・岡田晴恵
皆さまからの質問に答えます
今、RNAの抽出試薬がないということで現場が緊迫している。特別措置法が稼働しているが、特措法でRNAの試薬を押さえてコロナの検査会社や衛生研究所、保健所に最初に配分していくべき。もうひとつ、アビガンを早期に服用させることで中等度から重症、もしくは軽症から中等症に至るのを止められる。重症で人工呼吸器をつなぐようになると救命が難しくなるので、アビガンの緊急承認を政治的な決断で早めてほしい。
2020/04/30 BS-TBS[報道1930]

日本感染症学会専門医・加藤哲朗
<NEWSパネル>懸念・インフルエンザが参考に・変異でワクチンの効果は?
ワクチンがウイルスのどの部分に対して作られているかというところも重要。今はコロナウイルスのトゲトゲに対してワクチンを作ってみようというのが大きな流れだが、RNAワクチンは作りづらいということが言われており、はっきりわからない特徴を持った新型コロナウイルスにどこまで(従来のワクチン作成の手法が)あてはめられるのかは難しいところ。
2020/04/29 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

番組アナウンサー
<NEWSパネル>感染・ウイルスの変異で影響は?ワクチン開発の各国の現状
世界が新型コロナウイルスのワクチン開発に着手している。一般的なワクチンの臨床試験の手順では、まず非臨床試験で動物実験を行い、その後、人に投与する臨床試験に入り、第一段階で安全性の確認を行い、第二段階で有効性の確認、第三段階で多くの患者を本格的に対象にした試験というプロセスを一つずつやっていく必要がある。WHOによると、世界で開発中のワクチン候補は70種類あり、米国と英国は臨床試験の第一段階、中国は臨床試験の第二段階だという。英国は「順調に進めば今年9月にも実用化される見通し」としている。日本では東京大学、大阪大学、国立感染症研究所などが開発中で年内の臨床試験に向け準備を進めている。
2020/04/29 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

日本感染症学会専門医・加藤哲朗
<NEWSパネル>感染・ウイルスの変異で影響は?ワクチン開発の各国の現状
一番難しいところは変異したウイルスでも、開発した予防接種やワクチンが効くのかどうかが懸念点。アビガンについてはどれぐらい効くかという正式なデータがまだ発表されていない。100人、1000人に使った場合、使わなかった場合に比べてどれぐらい効いたのかどうかということが確立されることが承認の必要条件となる。
2020/04/29 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

国際医療福祉大学・松本哲哉教授
新型コロナ・3回感染した人も…抗体できても再感染の可能性
陽性から陰性になって陽性になったパターンはおそらく再燃の形式が多いと思う。ところが、かなり期間を離しても症状が出たり、ウイルスが陽性になったりする方もいる。その方に関しては場合によっては再感染ということも十分に考えられる。普通は1回感染すれば抗体ができるので、ある程度短期間のうちにウイルスが入ってきたとしても、新たに感染するということはない。新型コロナウイルスに関してはどれだけ十分な抗体ができるのかもわかっていない。抗体があると判断されても、それで安全という判断ができないことになる。残念ながら今までの常識が通じないというのがコロナの特徴。
2020/04/29 TBSテレビ[あさチャン!]

産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
WHOを巡る米中対立
テドロス事務局長の罪は明確にある。第1にこのウイルスは人から人に感染する証拠はないと言ったこと。2番目は中国が必死に隠蔽している、この段階でも中国のやり方はこれで良いと言ったこと。3番目はトランプ政権が中国から来る人を止めたことは良くないと言ったこと。4番目は台湾を極端に阻害して、台湾の女子医学生が反論したのが広まっている。5番目は1週間前にWHOが抗体検査はあまり役立たないと声明を出したが今日それを引っ込めた。背後にはエチオピアという彼の出身国と中国のずぶずぶの関係がある。
2020/04/28 BSフジ[プライムニュース]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
<ピックアップNEWS>約26兆円補正予算案の審議開始・“消費喚起予算”に野党反発
今回の補正予算案はかなり中身に問題がある。役所で2か月ぐらい前に作ったものがそのまんま出てきている。医療費のところに「など」となっているが、地方にまわるのが1兆円ぐらい。これが休業補償とかにいくわけで純然たる医療で使える予算はワクチンの開発とかだけで6700億円ぐらいしかない。お金も人も足らないと言っているのにここが圧倒的に足りない。一方で将来のV字回復は優先順位としては目の前で困っている医療の問題、検査も増やし出口もつくるところにお金を投入すべき。そのシステムを作りながらV字回復は次の補正予算で出てくるべきもの。
2020/04/28 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

多摩大学大学院名誉教授・田坂広志
PCR検査で専門家発言“変化”「緊急事態」境界
厚生労働省は方針を明らかに変えた。明らかに2つの方針が変わっている。ひとつはクラスターを追うという戦略ではもう無理だということ。クラスターで追えない市中感染が始まっている。もうひとつはPCR検査のキャパシティーがないので抑えておこうという戦略。検査をどんどん広げていく方針に変わったわけだから国民に説明すべきではないか。コロナウイルスは得体の知れないウイルスなので当初の方針を変えることはあってもいいが、変えたときになぜ変えたのかこれを明確に語るべき。問題は最初の方針が末端まで浸透しており、今もPCR検査についてはあまり拡大すべきでないと思っている保健所やメディアが多いということ。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

多摩大学大学院・田坂広志名誉教授
「37.5度以上が4日以上」専門家発言“食い違い”
政府と専門家会議の明確な意思統一をすべき。それができなければ現場が混乱する。「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く人」の4日という数字はかなり一人歩きしている。厚労省がこれを貫いているのであれば専門家会議も同じ意見でないとおかしい。専門家会議は責任ある立場の人たちなのでどういう議論がされたのかという議事録は残すべき。PCR検査のキャパが足りないなら拡充する方向にいくべきだが、足りないことを前提に患者の検査や入院を遅らせている。これは本末転倒。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
「37.5度以上が4日以上」専門家発言“食い違い”
専門家会議が政府から独立できているのか疑問。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
「37.5度以上が4日以上」専門家発言“食い違い”
専門家委員会は独立してひたすらサイエンスをやるべきで(政権に)忖度してはいけない。厚労省が発表した“4日”は国民は4日がまんしなければいけないととらえ、医療現場もそれを基準にしている。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

羽鳥キャスター
「抗原検査」導入へ・10分程度で結果判明
政府・厚労省は抗原検査キットに医療保険を適用して診断に使用することを検討している。5月中にも薬事承認の見通し。きのう富士レビオという会社が承認の申請を行った。“抗原”とはウイルスのタンパク質、“抗体”は侵入したウイルスを攻撃するために作られるもの。抗原は感染初期に検出が可能。抗原検査で抗原を検出すると陽性反応がでる。抗原検査は10分前後で結果が分かるため外来で迅速にウイルスが検出でき、すぐに適切な治療を行える。富士レビオのほかにも開発を進めている横浜市立大学の共同グループは来月から研究用に販売を開始する予定。PCR検査に比べて感度は落ちるが、第1段階のスクリーニングとして使える。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
「抗原検査」導入へ・10分程度で結果判明
発熱外来などでPCR検査が1~2日かかるとさばききれなくなるので、抗原検査で臨床の症状と一緒にチェックをして診断をつけるべき。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
PCR検査・23区内で“格差”自治体に悩みも
今後UVが強くなり気温、湿度が上がってくるので夏場は感染伝播の効率が落ちる。このとき南半球で流行がおき、11月頃に第2波がくると強く想定される。現段階でやることは現状だけではなく第2波への準備。場所については特措法が動いており法律上はできる
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ジャーナリスト・青木理
PCR検査・23区内で“格差”自治体に悩みも
結局検査をして洗い出して隔離していくということをやらないと、結局緩めたらまた感染が広がる。わからないから、情報不足だからパニックが起きる、不可能なことや実現性の低いようなことで期待を抱かせてはいけないと思う。5月6日に緊急事態宣言はおそらく解除できないと思うが、感染者数が39人になりGW明けたら大丈夫と思ってしまうと不安や失望が大きくなる。検査の体制を安倍首相が4月6日に2万人にすると言ったが未だにそうならない。
2020/04/28 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
東京の陽性率“40%”感染実態見えず
PCR検査数が増えないのは患者を退院させるためには2回陰性にしなくてはいけないため。マンパワーの問題もある。よほどひどくならないと検査しないという意味では絞っている。ただひとつ言えることはクラスターを追うことより民間をもっと入れドライブスルーで検査を行うなどの積極的対策が必要だった。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
東京の陽性率“40%”感染実態見えず
この(東京の陽性率の)高さは異常。6割を記録したときは中野・江古田病院で大規模な院内感染があったときだが、それにしても高い数値で高止まりしている。この数値を見ると相当検査数を絞っていることが見て取れる。このデータを見て下がってきたとして政策を決めることは非常にリスクがある。東京都が検査数を明確にしてくれないので、明確な数値ではないが、大まかな数値としては死亡者数の推移とリンクしているから当たっているといえる。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
新型コロナ・陽性率7%以上・死者5~10倍に
陽性率が7%を超えると米国やイタリアのようになかなか流行がおさまらず医療が破綻し、患者数が激増し、たくさんの方が亡くなる。さらに医療崩壊しているのでコロナ以外の巻き込みでも医療をうけられず亡くなる人が出てくる。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

獨協大学特任教授・コラムニスト・深澤真紀
可能性・米国・英国・ドイツ「抗体証明書」発行検討…日常生活復帰へ
どうしても我々は安心したいので簡単な抗体検査とか、簡単な薬とかに飛びつきがちだが、100%完璧な答えはまだ到底出ないと思った方がよい。中和抗体があるかどうかということや、ある程度、経過観察をしていかないといけない。陽性だった人がはたしてその後どうなっているかとかも見ないといけない。感染症によっては抗体があった方が症状が悪化してしまうようなものもある。
2020/04/27 フジテレビ[とくダネ!]

白鴎大学教授・岡田晴恵
単身赴任・発熱6日後検査・死後コロナ判明
安倍首相は(PCR検査を)1日2万件に増やすと言っている。トップの意思と現場の現状というのが非常に大きく乖離している。そもそも日本は検査数を絞りクラスターを見つけていくということでやってきた。これがごく初期のうちには機能したが、そうやって見逃したところで水面下で患者が増え、クラスターを作り自粛に追い込まれた。今ここで検査数を増やすことをしないと実態把握ができないし、患者を早期の治療につなげられないままにいってしまう。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
単身赴任・発熱6日後検査・死後コロナ判明
通常50代の死者というのは致死率0.5%ぐらい。それなのに次々と大きな基礎疾患がない人がわずか1週間ぐらいで亡くなっている。基礎疾患がない人は4日間家で様子を見ることも通用しなくなっている。これを打ち出したのは大分以前の話であり、それ以降、いろいろな症例が積み重なってきていることを踏まえると検査は10倍くらいまで拡大しないととても救えない命もある。PCR検査のキャパがないのであれば増やすしかない。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
東京・新たな感染者72人に減少・外出自粛効果は
週末に検査数が下がることについて、それがあたかも当然であるかのように受け入れている部分があるが、山梨大学の島田学長は大学のHPで、「日本の検査レベルは途上国並み」と言っている。土日に下がること自体が日本の検査体制が途上国並みということのひとつの証左でもあるとしている。例えば台湾でも土日だからといって検査数はそんなに下がらない。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ニューヨーク州弁護士・山口真由
東京・新たな感染者72人に減少・外出自粛効果は
全体の傾向として見ていくと4月6日の週と13日の週で東京は平均して148とか140を超える形でなかなか感染者数が下がってこなかった。20日の週になって平均して118ぐらいになり段々下がってきている。ただ、ここで気を緩めていいということには決してならない。「外出自粛の効果は効いている、もう少しこの調子で頑張ってみよう」というモチベーションを上げていくようなところに使っていくべき。
2020/04/27 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

番組ナレーション
独自・既に感染?日本でも始まった抗体検査に密着
通常、新薬の開発には基礎研究、動物実験、人による臨床実験などを経て承認されるまで10年以上もかかることもある。
2020/04/27 フジテレビ[とくダネ!]

千駄ヶ谷インターナショナルクリニック・篠塚規院長(VTR)
独自・既に感染?日本でも始まった抗体検査に密着
医学の一般原則から言えば十分な抗体があればかからないし、かかっても軽症で済む。これはどんなウイルスでも同じ。抗体検査では抗体がいっぱいあるのか中程度なのか、少ないのかがわからない。とにかく抗体があるかないかしか判定できない。そういう意味からいうと(抗体が)あるから大丈夫だということは全く言えない。(新型コロナウイルスは)新しい病気なのでデータがまだ世界的に出ていない。この2つの理由から、抗体があるから100%安心とは言えない。
2020/04/27 フジテレビ[とくダネ!]

武田薬品工業日本開発センター・南出由希(VTR)
独自・既に感染?日本でも始まった抗体検査に密着
過去に新型コロナウイルスに感染された方、完全に回復された方の血液に含まれる血漿からとれる抗体から精製した治療薬の開発を進めている。競合他社であるCSLベーリングをはじめ6社とアライアンスを結んでいる。血液量の採取などスピードアップにつなげていきたい。早ければ2~3か月で臨床試験に進めていき1日も早く日本、世界の患者にこの治療薬を届けたいという一心で取り組んでいる。
2020/04/27 フジテレビ[とくダネ!]

ジャーナリスト・後藤謙次
26兆円予算審議あすから・家賃支援は?
ほぼやる方向で与野党とも一致している。問題はその制度設計をどうするのかということ。それから財源の問題があるが、基本的に家賃は東京・銀座のクラブと地方のスナックでは雲泥の差がある。それをどこが一番知っているかといえば地方自治体。つまり地方自治体に使い勝手の良い予算をどう補給するかというところ。ひとつは1兆円の臨時交付金、今度の補正予算でコロナに特化した1兆5000億円の予備費があるが、それを活用するということで何らかの形で実現するだろう。
2020/04/26 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・青木理
<風をよむ>~“新型コロナとプライバシー”~
AIとかネットとかスマホとか監視カメラとかGPSとかが組み合わさると、あっという間に神の目を持ちかねない。この流れは不可避の流れ。治安機関にこういう権限を渡すとどんどん暴走する。Xキーースコアというものを使うと個人のネットの履歴とか通信状況を丸裸にできる。これをスノーデンは「日本に渡したのでもう使っているのではないか」と言っている。こうしたことを国会でも大真面目に議論すべき時にきている。
2020/04/26 TBSテレビ[サンデーモーニング]

イスラエルの歴史学者・ユヴァル・ノア・ハラリ(VTR)
<風をよむ>~“新型コロナとプライバシー”~
数か国の政府が新型コロナウイルス感染症との戦いで新しい監視ツールをすでに活用している。一時的な措置には非常時の後まで続くという悪しき傾向がある。何かしら理由をつけて監視体制を継続する必要があると主張するものが出てきかねない。
2020/04/26 TBSテレビ[サンデーモーニング]

日本維新の会・政調会長・浅田均
政策責任者に問う・新型コロナ・いま何が求められる
1000人あたりのPCR検査数が日本はわずか1.07人。ドイツは25人、米国は14人、韓国は11人、英国は9人。せめて英国や韓国並に大幅に増やす必要があると思う。1日2万件まで増やすと仰っているが、実態は先ほど泉政調会長が仰ったとおり。これを早急に増やしていく必要がある。なぜPCR検査が必要なのかというと、そこで出てくる陽性率の割合がある。陽性率の割合は何を語るかというと、これから医療現場にどれだけの負担がかかるかという数字。米国でも陽性率が20%、だけども検査はまだ増やす必要があると言っている。例えば東京では陽性率が5割を超えている。これは直ちに医療崩壊に直結する話だから、そういう意味でもPCR検査の数を増やす必要がある。
2020/04/26 NHK総合・東京[日曜討論]

国民民主党・政調会長・泉健太
政策責任者に問う・新型コロナ・いま何が求められる
未だに検査件数が進んでいないことで、各地で宿泊施設がどれぐらい必要なのかも見えない、後追いの状況が続いている。今回の予算で指摘しなければいけないのは、PCR関係でいうと49億円という費用がついている。厚生労働省にどういう算定なんだと聞いたら、55万件分のPCR検査のお金だと言う。これは1日あたりに直すと1500件。総理は2万件の体制がと言っているのに、今回の予算では1日1500件想定で計算されている。
2020/04/26 NHK総合・東京[日曜討論]

共産党・政策委員長・田村智子
政策責任者に問う・新型コロナ・いま何が求められる
入院できないという事態。医療関係者の方からは、受け入れれば受け入れるほど大きな赤字になってくるんだと。人員を増やさなければいけない。感染対策を取らなければいけない。経費がそれだけ持ち出しになる。一方でベッドは減らさなければ他の患者を受け入れることができない。手術もできない。大幅な減収になる。もう6月には資金ショートして倒産しかねないんだという声が起きている。診療報酬の2倍では全然足りない。軽症者が別のホテルだというが、そのホテルは東京でいうと100人分で3か月で6億円。今度の補正予算でちょっと驚いたのは、そういう医療のところは、PCR検査から医療の体制から軽症者の受け入れから全部合わせて1490億円と。桁がひと桁違うと。数兆円規模で至急に医療機関にお金を出さなかったら、本当に医療崩壊してしまう。
2020/04/26 NHK総合・東京[日曜討論]

日本維新の会・政調会長・浅田均
政策責任者に問う・新型コロナ・いま何が求められる
薬もワクチンもない。かかったら免疫力で治すしかない。病院に行っても人工呼吸器で補助はしてもらうけれども、薬がないから免疫力で治すしかない。そのためにはかかってもらったら困る。どういう風に行動を変容させていくか。そういう基礎的な説明が必要。皆さん分かっているようで分かっていないところがあるので、そういう認識を共有していく必要がまずある。
2020/04/26 NHK総合・東京[日曜討論]

東京歯科大市川総合病院教授・日本感染症学会専門医・寺嶋毅
歩いてPCR検査「神奈川モデル」新施設も
息切れや呼吸困難の感じ方は個人差があり、自覚症状がなくても酸素が欠乏していて肺炎が進行している時がある。
2020/04/26 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

北海道医療大学・塚本容子教授(VTR)
相次いだ自宅療養中の死亡・専門家「感染爆発の兆し?」
ニューヨークでは感染拡大とともに在宅での不審死が相次いだことが報告され、その後、死者数も指数関数的な増加がいわれている。日本のケースもオーバーシュート(感染爆発)の兆候かと思うと危機感を覚える。
2020/04/26 TBSテレビ[サンデーモーニング]

大和証券チーフテクニカルアナリスト・木野内英治
為替・株式情報
4月半ばに中国自動車販売が前年比増加に転じるなど、コロナ克服後の希望の光が見えてきた。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト・矢嶋康次
為替・株式情報
6月前半にはいったん感染拡大のピークが見え始めるが、景気悪化は継続となり本格的な上昇は見込めない。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

自民党新型コロナ対策本部顧問・武見敬三
特集・PCR検査・日本の検査率なぜ低い
より精度の高い抗体検査ができるキットを開発し、抗体を持っている人がどのくらいいるか確認し、感染分布を正確に把握して対応できるようにすることが必要。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

自民党新型コロナ対策本部顧問・武見敬三
特集・ワクチンの登場はいつ
米中がしのぎを削っている。どちらが先にワクチンを開発するのかというようなライバル関係になってきている。3月にモデルナ社ともう1社が第一走の少人数の治験を始めている。これから安全性だけでなく効果をみる第二走に入る。通常だと第三走に5000人とか大量の人を対象にした効果測定を中心とした治験に入るが、第二走が終わった段階でおそらく実用化に向けて早く接種が行われる可能性もある。エボラ出血熱の時にコンゴ民主共和国で実際に第二走が終わった段階だったメルク社のワクチンを発生地域周辺で30人接種してかなりの青果を出したという実例がある。コロナのケースでもそういうやり方ができるかどうかに注目している。コロナの抗体というのが非常に曲者でオックスフォード大学の主任教授の話だと、自然治癒でできた抗体というものに長期間再感染を防ぐだけの免疫力を持たしてくれないということで、一度感染した人が再度感染している。そのワクチンでできる抗体がどれだけ長期間、免疫力を維持できるのかという点に注目している。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

日経バイオテク編集長・坂田亮太郎
特集・ワクチンの登場はいつ
一番最初に臨床試験が始まったのはモデルナ社のワクチンで、秋にも結果が出る。SARS、MERSの時は7か月ぐらいで終息してしまったのでワクチンを使うことができずに開発費用を回収することができなかった企業があった。今回もそうしたことがないよう体制を整える必要がある。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

番組アナウンサー
特集・ワクチンの登場はいつ
WHOによると開発中の新型コロナのワクチンは世界で約70種類ある。ワクチン開発を進める主な企業や大学には米国・ドイツ・バイオNテック社、米国・ファイザー社、ジョンソンエンドジョンソン、モデルナ社、英国・オックスフォード大学、GSK、フランス・サノフィ、日本・アンジェス、大阪大学、カナダ・メディカゴ(田辺三菱子会社)などがあり資金力が豊富な企業が目立つ。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

日経バイオテク編集長・坂田亮太郎
特集・米国や世界で治験が進む「レムデシビル」承認は
現在1300件の臨床試験が走っており、レムデシビルとアビガンが先頭を走っている。レムデシビルとアビガンの2種類が先行で結果が分かる予定になっている。アビガンの国内臨床試験の結果は6月中に判明する。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

加藤厚生労働大臣(VTR)
特集・米国や世界で治験が進む「レムデシビル」承認は
6か月にこだわるつもりはまったくない。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

ギリアドサイエンシズ・表雅之常務執行役員・開発本部長(VTR)
特集・米国や世界で治験が進む「レムデシビル」承認は
有効性、安全性が確認できれば国ごとの承認申請を経て薬として使えるようになる。非常に緊急事態であって短期間で審査をしてもらえると期待している。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

番組ナレーション
特集・米国や世界で治験が進む「レムデシビル」承認は
エボラ出血熱の治療薬として開発された「レムデシビル」。「アビガン」と同じくウイルスの増殖を抑える効果があると言われている。世界で約7600人の患者に投与されていて、日本では14日から治験を開始。症状が重い患者の治験結果は今月末にも出る予定。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

自民党新型コロナ対策本部顧問・武見敬三
特集・米国や世界で治験が進む「レムデシビル」承認は
レムデシビルには非常に注目している。2週間ほど前に国際的にも評価が高い「ニューイングランドジャーナルオブメディシン」という雑誌に論文が掲載されたが、日本の治験に参加した人も名前を連ねていた。約60弱の症例に投与し、6割5分から7割近くが治癒したというすごい大きな成果があったと発表された。FDAで薬事申請を一度出したが、希少疾患で出したため、価格を吊り上げることになった。このことで世界中からこういう時期になんということをするんだということで非難を受けてしまった。その後の薬事申請の情報が入ってきていない。アビガンは中国が非常に効果があったとの論文を一時発表していたが、2年ほど前に中国では特許が切れて後発医薬品として生産をしていた。今回相当多くの投与を行い、相当大きな症例数もある。それで論文を掲載しようとしていたが、実際には掲載されずに終わった。中国側は日本政府との政策協議をし、日本からも共同治験をやろうなどと提言しているが、どうやら中国政府が自分たちが主導権を握りたいために共同治験がなかなかできない状況にある。中国は中国製アビガンをアフリカ諸国などで無償に近い形で出している。アビガンを中国ブランドとして世界に活用する動きが出てきている。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

番組ナレーション
特集・急激な症状の悪化・新型コロナ
治療薬として期待が集まる抗インフルエンザ薬「アビガン」。日本政府も期待をかけ、増産を要請しているが、原料の一部を海外に依存している課題がある。中国でも後発薬が開発されていることから原料が輸入しにくくなる中、化学メーカー・デンカ(東京・日本橋)が生産を再開。デンカは国内で唯一アビガンの原料「マロン酸ジエチル」を生産。3年前、海外との価格競争激化で生産から撤退していた。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

デンカ・鈴木正治専務執行役員(VTR)
特集・急激な症状の悪化・新型コロナ
幸いにも生産に携わっていた人間、技術蓄積もあったので再結集して取り組むことができた。
2020/04/25 BSテレ東[日経プラス10サタデー]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
激論!“新型コロナ”治療薬・ワクチンは?!
抗体にはIgM、IgGの2種類がある。ワクチンは英国、米国でもうやっている。年内でメドをつけると思うが、製品化されて世界中の人が受けられるようになるにはさらに1年半から2年半かかる。日本でも阪大のグループがやっている。早く世の中に出したものが広がっていくのでスピード感が大事。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

自民党・武見敬三議員
激論!“新型コロナ”治療薬・ワクチンは?!
ワクチンの開発を月単位で早めて進めるための新たなイニシアチブが全米医学アカデミー、EUのコミッション、ドイツ、英国、日本も参加する形でこれから始まる。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

自民党・武見敬三議員
激論!“新型コロナ”治療薬・ワクチンは?!
中国はあまりレムデシビルを使っていないはず。ギリヤド社があまり数を中国に渡さなかった。このことに対し中国政府は反発しレムデシビルに対する批判を展開した。新薬の開発は国際的に非常に微妙な政治的な問題になりやすくなっている。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
激論!“新型コロナ”PCR検査・抗体検査
一番ボトルネックになっているのは検査技師。日本では限られた人しかいない。民間の検査会社でキャパシティーはもっと上げられると思う。アビガンは安全性に少し疑問がある。生殖毒性があるので妊婦、授乳中の女性に使うことはできない。精液の中に行くので男性もこの薬を飲んでいる間は避妊しなければならない。従来のインフルエンザに使うより多めに使わないとコロナには効かない。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

国民民主党・大塚耕平議員
激論!緊急事態宣言いつまで続く…?!
他国では野球場を使用し野戦病院のような施設を作っている国もある。そういったものを今から用意したおけないのか。ニューヨークタイムズを読んでいたら、医師がほとんど自覚症状がない人たちが低酸素状態になっていて突然死んでしまうのを何人も見たと書いてあった。パルスオキシメーターを普段から使っていればそういうケースを防止できるとしていた。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
激論!緊急事態宣言いつまで続く…?!
日本では比較的高齢者の感染の意識が高く、高齢者のお亡くなりになっている数は決して多くない。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

昭和大学医学部・二木芳人
激論!新型コロナ・緊急事態宣言と日本
第2波を迎えつつあり要請レベルでは限界がある、法律を改正しても強制的な制約を持たせるべき。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

ジャーナリスト・田原総一朗
激論!新型コロナ・緊急事態宣言と日本
橋下元大阪府知事や日経新聞も罰則規定をやるべきだと言っている。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

国際政治学者・三浦瑠麗
激論!新型コロナ・緊急事態宣言と日本
今回の新型コロナウイルスに関して、日本やスウェーデンがそこまでロックダウンしなくてもできる感染症だということを唯一証明できる国かもしれない。
2020/04/25 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

作家・ジャレドダイアモンド
<コロナに思う>「銃・病原菌・鉄」の著者・ジャレドダイアモンド
新型コロナの特徴は、世界全体の問題だということ。人類全体にはっきり影響をあたえる問題は、世界の歴史で初めてのこと。世界全体の問題なので、各国単独では解決できない。世界全体が世界的問題と認識して解決にあたらなければならない。もし世界がこの問題の解決へ協力できれば、例えば気候変動問題でも協力できると思う。私たちはこれまで、気候変動や資源問題で協力しようとしてこなかった。今後1年、世界が問題解決へ本当に協力できれば、今回の悲劇は長期的に見れば幸福な結果をもたらすかもしれない。日本の皆さんへメッセージがある。日本はうまく対処している他の国に学ぶべき。オーストラリアはうまくやっている。経済規模が小さいベトナムも。ベトナムやオーストラリアでの成功体験を参考にしてほしい。
2020/04/24 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

解説委員・出石直
検査・治療・追跡・韓国の新型コロナウイルス対策
韓国では今回の大規模な感染は、おおむね2か月程度で収束の方向に向かっているように見える。PCR検査の立ち上がりも迅速だった。感染者の数がまだ20人にも達していなかった2月初旬、韓国政府は民間の会社が開発した検査用の試薬を承認し、かなり初期の段階からPCR検査が始めている。採取された検体を検査する機関も合わせて118か所に増え、2月上旬に1日3000件程度だった検査能力は、3月中旬には1万8000件にまで引き上げられた。これまでに行われたPCR検査の総数は60万件近く。検体の採取は、71か所のドライブスルー方式の検査所など、合わせて600余りの施設で行われている。ドライブスルー形式は、短時間で安全に検体を採取できるとして各国で採用され、日本でも取り入れる自治体が出てきている。
2020/04/24 NHK総合・東京[時論公論]

滝田洋一
コロナショック・どうなる世界経済・抗体検査が示す現実と課題
米国ニューヨーク州の抗体検査で、抗体があった人が14%という数字には驚いた。非常に高い比率。推定感染者数は270万人で自覚症状が出ていない人が非常に多いということも分かった。今ニューヨーク州では約1万5000人が亡くなっている。死亡率が非常に高い数字で出ていたが、感染者数が270万人ということになるとコロナによる推定死亡率は約0.5%になり、死亡率に対する見方も違ってくる。ここが1つのポイント。抗体検査によってデータを積み重ねることで、今後のコロナ対策の方針に影響を与えることになるかもしれない。そこは注目していきたい。もう1つ、推定感染者数の比率がこれだけ高いとなると、相当多くの人がコロナの抗体があるということでコロナからの盾になってくれるという期待も持てる。抗体を巡る議論をもっと深めていく必要がある。日本の検査キットの開発にも期待したい。
2020/04/24 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

番組ナレーション
コロナショック・どうなる世界経済・抗体量を数値化・国産キットも
国産の抗体検査キット開発の動きも出ている。岩手県の医療関連ベンチャー・セルスペクトが開発したのは、血液中の抗体の分量を測定するエライザ法を採用した検査キット。エライザ法と呼ばれる検査キットは、ウイルスに感染した人にどれくらい抗体があるか数値で分かるというもの。海外で一般的に使用されている抗体検査は抗体の有無を素早く判定できる反面、精度には課題があるという。セルスペクトはエライザ法の検査キットで臨床研究を進めることで、抗体検査全体の精度を引き上げたい考え。
2020/04/24 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

国立国際医療研究センター・忽那医師
コロナショック・どうなる世界経済・「抗体あれば仕事再開」の危険性
免疫証明は大変危険な考え方。抗体の陽性がどれくらい続くのかがまだ分かっていない。
2020/04/24 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

日本総合研究所会長・寺島実郎
日本のとるべき針路は
戦後日本は米国を通じてしか世界を見ないという生き方をしてきた。金融でもさんざん引っ張られている。そこから生まれた格差と貧困は世界経済の本質的な問題になっている。そこに問題意識を持ち日本の立ち位置、特に東南アジアの目線を注視するべき。それらの国に尊敬される国造りが必要。
2020/04/23 BS日テレ[深層NEWS]

東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
日本のとるべき針路は
重要なのは対米、対中で(両方の国に)日本は依存しすぎないようにしなければならない。自力更生、自分の力で生きていく。そのために必要なのは強いリーダーシップ。いま日本のリーダーシップではやや弱いので、そこをいかに強化するのかを日本人全員で考えなければいけない
2020/04/23 BS日テレ[深層NEWS]

東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
中国“マスク外交”が新たな火種
一帯一路という中国のグローバル戦略に則って、中国の友好国を優先に配置していたが、米国と難しい関係が続いている。コロナとは別に米中貿易戦争は終わっていないし、ハイテクを巡る覇権争いも終わっていない。中国はどれだけ仲間を作れるか、米国とどれだけ戦えるか、こういう判断が(マスク外交の)後ろにある。
2020/04/23 BS日テレ[深層NEWS]

国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授(電話)
抗体あっても再陽性なぜ?韓国100人超・中国死者も
このウイルスはわからないことだらけ。ウイルスが一旦減ったのにまた増えてきたりするかもしれないとか、今までの一般的なウイルス感染の常識から外れている。
2020/04/23 テレビ朝日[報道ステーション]

日本総合研究所会長・寺島実郎
米国がWHO拠出金停止を表明
中国はWHOに32億ドル寄付すると発表した。つい先週も20億寄付を発表したばかりで、米国がひいていくのをいいことにあからさまに中国はWHOをグリップしていくという流れに入っている。米国はリーダーにふさわしいとはいえない国ということを自ら露呈した。これは自分の足を鉄砲で撃つような行為。国際社会はルール形成をめぐって綱引きしている。WHOという国際機関が自分の国にとって都合が悪いとこういうことも起きる。自分の国にとって都合の良いようにしていく知恵とか、プレゼンスを高めていく努力は国際社会においては必要。中国、米国のみならず日本も国際社会に対して自らの主張をどうやって明確にしていくのか、実現していくのか、全て繋がっている。
2020/04/23 BS日テレ[深層NEWS]

日本総合研究所会長・寺島実郎
新型コロナ“流出”めぐり火花
去年の香港問題あたりからその予兆はあったが、今回コロナが出てきたことにより、「中国ってやはり警戒がいる国だよね、正しい情報が出てきているのかわからない国だよね」っていう空気が投資の引きあげみたいなことも含めて、脱中国になっていくことを中国は一番恐れている。
2020/04/23 BS日テレ[深層NEWS]

日本総合研究所会長・寺島実郎
新型コロナ“流出”めぐり火花
エボラ出血熱のような致死率7割になるようなウイルスの研究所というのがBSL4のウイルス研究所になるが、これはマックスの危険度。新型コロナはBSL3ぐらいの段階と言われている。BSL4のウイルス研究所が皮肉なことに武漢にあった。日本には村山にある国立感染症研究所だけだったが、もう1か所、長崎大学にBSL4段階の2つ目の研究所ができている。トランプは中国に対し、例えば貿易にウイルス特別関税みたいなものをやりかねない。それが国際社会のルールにとって妥当なのかどうかは別にして、米国国民には一定の拍手が起きるみたいな部分もある。トランプは大統領選挙を意識しており、それを目指して何が一番受けるのかというところだけで行動をとるので、もともと震源地だった中国に責任とれよというような対応はしてくるかもしれない。
2020/04/23 BS日テレ[深層NEWS]

藤田医科大学・土井洋平教授
橋本厚労副大臣&専門家に問う「アビガン」への期待と対応
新型コロナウイルスにかかっても8割は自然に良くなるため、アビガンが効いたかどうかはまだ分かっていない。今後も検証を続けていく。
2020/04/23 BSフジ[プライムニュース]

自民党厚生労働副大臣・橋本岳
橋本厚労副大臣&専門家に問う「アビガン」への期待と対応
今治験を行っており、対象薬と比較して効果を見る研究をしている、その結果を待って然るべき手続きに進んでいきたい。新しい薬の予期せぬ副作用というのは最終的には人が飲んでみて、どんな症状が出るかもわからない。いろんな手続きが必要という部分は揺るがせてはいけない。できるだけ早くきちんとした治験をしてもらい、結果が良ければ承認するということで政府として色々な取り組みをしている。
2020/04/23 BSフジ[プライムニュース]

川崎市健康安全研究所所長・岡部信彦
橋本厚労副大臣&専門家に問う「アビガン」への期待と対応
ある一定の枠内で科学的な判断がある程度つけられるということにしておかないと、思ったより効かないとか、思ったより副作用があるなど、ある程度のことが言えるようになってからの承認。科学的に慎重にやったほうが良いのは確かだが、全部をカバーしていくと時間がかかるので、そこは短くする必要はある。
2020/04/23 BSフジ[プライムニュース]

前田病院・前田達浩副院長(電話)
“院内感染防止のため検査拡充を”
東京では90%以上も市中病院が救急医療をやっている。スクリーニングとして新型コロナウイルスのPCR検査あるいは一歩進んで抗体キットをダイレクトに行うべき。迅速にかつすみ分けをすることで院内感染はかなり減る。救急患者は入院時にPCR検査と胸部CTをすべきで、医療従事者には月1~2回のPCR検査をしたい。
2020/04/23 BS-TBS[報道1930]

京都大学大学院医学研究科特別教授・本庶佑
佐藤正久×本庶佑×横倉義武“コロナ”との闘いの体制
感染症に対する闘いととらえた場合には感染防御、予防、診断が非常に重要。医学は治療がないと医学にならない。感染をゼロには出来ない、如何に治療して死者を減らすかが現実はメインの闘いの場になっているのに、方向を決める専門家会議の中に治療の専門家が少ないのは大きな問題。これまで一度も出口戦略という形で物事が語られていない。感染者数だけ追いかけていたのでは、いつどこでやめるかという議論は出てこない。出口戦略には2通りある。経済が破壊されて耐えられないから塹壕から出ていこうというのが1つ。第2の出口戦略は感染はあるが死人は一定数に抑えられると、我々は大丈夫だから頑張ろうと。感染防御は続けるが外に出てやろうというのが皆が安心する出口戦略。そこを目指すということをしないといけない。そもそも何を目指して出口戦略とするかということすら語られていない。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院医学研究科特別教授・本庶佑
佐藤正久×本庶佑×横倉義武「治療薬・ワクチン」開発
どれが一番効くかはやってみないと分からない。研究者を含め多くの臨床家が頭をひねっているのは、末期の時に急速に機能が低下してあっという間に亡くなってしまうこと。このときにはリンパ球が下がる、血中にサイトカインが沢山出てくる。見慣れない症状が現れる。我々が検分しているものではがんの治療薬のCAR-T療法というのがあるが強力な免疫療法だがこの副作用として似たような症状が出る。これに対してはアクテムラなど。大阪の羽曳野病院で6例中5例よく効いたという報告がある。亡くなる方がぐっと減れば恐れるに足らずとなる。法律的には、医師の裁量で認可された薬は使って良いとなっている。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院医学研究科特別教授・本庶佑
佐藤正久×本庶佑×横倉義武「抗体検査」への期待と課題
今や非常事態宣言を出した以上、次に何を目指すかはいつ脱出するかということ。出口戦略を明確にしないといつまでやるのかという話になる。感染は一定の数は続く。一桁になるなど言っていたら今年中には終わらないかもしれない。皆が安心するのは死人がそんなに出ないということ。つまり治療の問題。ワクチンは次のラウンド。インフルエンザやこうしたタイプに対するワクチンはこれまで余り有効なものは出来ていない。今ある薬が効くか効かないかを徹底的にやるべき。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

日本医師会会長・横倉義武
佐藤正久×本庶佑×横倉義武「PCR検査」のあり方
PCR検査でどういう敵か、どういう状況か確認する。そしてまた抗体検査もやっていってこちらの防御がどんなかを確実に把握していくのが重要。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

自民党参議院議員・前外務副大臣・佐藤正久
佐藤正久×本庶佑×横倉義武「PCR検査」のあり方
出口戦略の時に抗体検査だけでなくPCRと合わせることで実際どのくらい感染者数がいるのか、抗体を持っているかにもつながる。ケース、ケースで使い方を変えていかないと闘いはうまく行かない。抗体検査の精度が評価の一番のポイントになる。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院特別教授・本庶佑
佐藤正久×本庶佑×横倉義武「PCR検査」のあり方
これから重症化する人が増えてくる可能性はあるが既に人口のひょっとしたら10%に近い人が感染しているということであれば致死率は非常に低いのでフォーカスを絞って感染しようがしまいが余り気にしない。重症者の治療にフォーカスを当てるという戦略に切り替える必要がある。PCR検査と抗体検査は非常に性格が違うので抗体陽性でほぼ症状がないという人がそれだけたくさんいるということであれば大した感染症ではないということになる可能性もある。厚生労働省がこの抗体検査を始めるといっているが検査キットのクオリティを厳重に検定しないと見誤る。世界中で出回って問題があると言われているキットはほとんどが中国製。PCR検査の目的は厚生労働省が言っている目的と私が言っている目的は最初から違う。どういう戦略で闘いを進めるかという違いによって同じ武器でも使い方が違ってくる。戦況を見極めるために使うべきというのが私の主張。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院特別教授・本庶佑
「PCR検査」のあり方
(ある病院でコロナ以外の入院患者から5~6%の陽性が出たことは)想定内。想定されるからPCR検査をたくさんやって全体像が分からないといけない。PCR検査を増やすことに反対している専門家が感染症学会やいくつか県の医師会もあるが、PCR検査をして陰性だった人に感染していないというお墨付きを与えて、その人はもしかしたら感染していたかもしれない。偽陰性をたくさん増やすことは有害であるという意見。PCR検査は陽性だったことだけ追いかけるもの。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

日本医師会会長・横倉義武
「PCR検査」のあり方
3月からPCR検査を増やすにはどうするか提言して、全国の医師会にもお願いして、東京がスタートしてくれた。その他の地域も徐々に準備に入っている。福岡もスタートしている。感染している人を早く見つけないといけない。ある東京の大学病院でコロナに関係ない入院患者をPCR検査でテストしたら5~6%が陽性。市中感染に近い状況になってきている。ボックス型検査システムは病院の駐車場などでPCR検査をやるための専用の施設で、これを作ってPCR検査を広げていこうということ。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院特別教授・本庶佑
「PCR検査」のあり方
抗体が出来ているというのは過去に感染して免疫反応が起きてウイルスを駆逐できた状態がほとんど。PCRは体の中にウイルスを持っていて、ウイルスが増殖している状態を検出するもの。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院特別教授・本庶佑
「PCR検査」のあり方
ヨーロッパ、米国、韓国と比べても1桁増やしてもいい。技術的な問題ではないと思っている。保健所が中に入って検査をやるかどうか決めていることがおかしい。現場の医師が判断して直ちに検査できる仕組みが一番いい。検査は大学の研究室でもできる。試算したが3人くらいがやれば午前と午後に100検体はこなせる。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院特別教授・本庶佑
深刻な医療機関の感染拡大
韓国からは見習うことが多い。自衛隊、厚生労働省の連携など、こういう場合は政治家だけでは判断できないので、医療関係の専門家、サイエンスの専門家が常駐している形で総理にすぐ進言できる仕組みが日本にはない。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

京都大学大学院特別教授・本庶佑
深刻な医療機関の感染拡大
感染症は防災の一環。日本は地震に対しては非常に鉄壁の備えで予知までやっているが、地震の回数より感染症のパンデミックの感染の方が遥かに頻度が高い。トータルのダメージも地震と匹敵、あるいはそれ以上のものがある。日本では防災対策の中に感染症は全く考慮されていないから備蓄がないという状況がある。
2020/04/22 BSフジ[プライムニュース]

神戸大学病院(感染症内科)教授・岩田健太郎
岩田教授緊急提言
退院基準を変えるべき。退院させる前にPCR検査をして“2回陰性”を確認するという方式は変更すべき。ウイルス感染の後、時間をとることで感染リスクは減っていくので、検査ベースではなく、症状ベースでやるべき。米国もそういう方針を打ち出している。遺伝子検査をすべてにするという運用の仕方がそもそも医療崩壊を招いているのであり、運用の仕方を工夫すれば検査が医療崩壊を起こすこともない。
2020/04/22 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

神戸大学病院(感染症内科)教授・岩田健太郎
岩田教授緊急提言
抗体検査は診断に使うというよりは全体の集団の罹患率を調べる疫学調査としては役に立つ。抗体があるということと免疫があるということは実は同義ではない。多くの感染症は抗体があると免疫ができるが、例えばC型肝炎とか、HIVなどは抗体ができても、免疫はできない。コロナウイルスに関しても、この辺りのところはまだよくわかっていない。感染してしまえばもうかからないので外に行けるとか医療に従事しても大丈夫という話は早計な話で、再び感染してしまう可能性は十分ある。そういう目的には抗体検査は使えない。
2020/04/22 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

番組アナウンサー
最新・2つの薬を併用でコロナに効果あり!?
国立感染症研究所や産業技術総合研究所などのチームがまとめた研究結果が判明。抗エイズウイルス(HIV)薬「ネルフィナビル」と白血球減少症治療薬「セファランチン」の2つの併用が新型コロナウイルスに効く可能性がある。細胞実験では単独で使うと、それぞれウイルスを減らす効果がみられた。併用すると、より高くウイルスを減らす効果がみられた。コンピューター解析では「ネルフィナビル」はウイルスの増殖を防ぐ働きがあり、「セファランチン」はウイルスの細胞への侵入を防ぐ働きがある。実際の新型コロナ患者に投与した場合の効果や、2つの薬剤を組み合わせた際の副作用は現段階で不明。
2020/04/22 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]

医学博士・大妻女子大学特任教授・森田豊
最新・2つの薬を併用でコロナに効果あり!?
細胞を使った研究の段階で、コンピューターでこの2つが効果があるだろうということを突き止めた。これができた背景には日本が新型コロナウイルスの細胞を培養する技術を世界に先駆けて確立したことがある。この細胞株を使い試験管の中で培養ができる。これにいろいろふりかけてみてわかってきた。数千数億通りの組み合わせの中からこの2つの薬をうまく組み合わせコンピューター解析した。「ネルフィナビル」はアビガンが効かない場合にも期待できる。両方の薬ともすでに使われているが、組み合わせた時の副作用は現段階では不明。
2020/04/22 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]

玉川徹
治療薬「レムデシビル」重症者も急回復
治験の結果とかを総合すると感染したての時にまずアビガンを使い、重症化させないようにする。それでも重症化してしまい肺炎とかになった場合にオルベスコという喘息の治療薬を使い、さらに悪くなった時にレムデシビルを使うというのが最終的な理想形かもしれない。
2020/04/21 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
スパコンで解明する7つの「特効薬」とは…
ちょっとアビガンの評判が高まり過ぎていることが気になる。一方でイベルメクチン(線虫やダニなどを駆除する薬)というのもまだ治験が進んでいるわけではないが、豪州の大学が試験管レベルでかなり有効性が高いということを言い、それがスーパーコンピューターの分析でも有効ということになっている。これから治験に入るが、新型コロナウイルスは普通の病気以上に治験の重要性が高い。
2020/04/20 BS-TBS[報道1930]

理化学研究所生命機能科学研究センター・泰地真弘人副センター長(VTR)
スパコンで解明する7つの「特効薬」とは…
既存薬は日本に2000弱あるが、このうち(コロナウイルスの)たんぱく質に効きそうな7種類の薬をターゲットに(スーパーコンピューターで)計算をすすめている。
2020/04/20 BS-TBS[報道1930]

小西美術工藝社社長・デービッドアトキンソン
“コロナ不況”と日本経済・「経済の屋台骨」中小企業の実情は
中小企業で絶対に守らないといけないのは中堅企業。中堅企業が倒れ始めたら大変な危機になる。小規模事業者の約305万社は生産性が低い。この中でほとんど慢性的に赤字にし、合法的に脱税をしているところが8分の7くらいある。
2020/04/20 BSフジ[プライムニュース]

大和総研日本経済調査課長・神田慶司
“コロナ不況”と日本経済・「経済の屋台骨」中小企業の実情は
今や世界大恐慌以来の景気悪化と言われている。我々も同じような見方をしている。厳しい景気後退が来る可能性が高まっている。
2020/04/20 BSフジ[プライムニュース]

小西美術工藝社社長・デービッドアトキンソン
“コロナ不況”と日本経済・「経済の屋台骨」中小企業の実情は
今回の問題で日本の産業構造の貧弱性が明確になっている数字やデータが出てきている。この問題だけでなく、中長期戦になる観点からすると、日本の経済政策の中の中小企業政策を有事だからこそ人口減少時代に変える絶好のチャンスでもある。
2020/04/20 BSフジ[プライムニュース]

大和総研日本経済調査課長・神田慶司
“コロナ不況”と日本経済・「緊急事態宣言」全国拡大の余波
2月から定期的に試算を公表しているが、その数字がどんどん大きくなってきている。最新の数字では日米欧の感染収束が6月の前提でもGDPを25兆円強押し下げるくらいのインパクトがあると考えている。12月くらいまで流行が続くと40兆円を超えるような非常に大きなマイナスになる。
2020/04/20 BSフジ[プライムニュース]

聖マリアンナ医科大学感染症センター長・國島広之
ひっ迫する医療現場…「差別」も
陰性の確認はもともと出来ない、症状がないときに陰性の検査というのをしても明日明後日陽性になるかもしれない。そういう意味では陰性の確認というのは科学的に根拠がない。
2020/04/20 BS-TBS[報道1930]

聖マリアンナ医科大学病院感染症センター長・國島広之
この週末の人出…難しい8割減で日本は
今のフェーズはまだ初期段階。今、ちょうど多くの人がかかり始めていて、これから重症化の患者が出てくることは避けられない。
2020/04/20 BS-TBS[報道1930]

国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
この週末の人出…難しい8割減で日本は
今、自粛を我慢しないと先にいってより厳しい自粛をしなければならなくなる。それよりは今、我慢した方がよい。
2020/04/20 BS-TBS[報道1930]

医師・ジャーナリスト・村中璃子
<トップNEWS>大雨で週末の人出減少も・全国で迫る医療崩壊の危機
PCR検査は多くやるに越したことはないが、明らかに限界がある。必要なところを優先的にやっていく必要がある。今、症状のない人や軽症の人にもPCRをするという方向に拡大させていくことが叫ばれているが、特にPCR検査が必要なのは医療関係者。今、問題になっているのはコロナを診るのではない医療関係者の感染。他の患者の手術でコロナの患者がいると感染する可能性があるので、こういったところでは無症状でもPCR検査を行うべき。
2020/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

医師・ジャーナリスト・村中璃子
<トップNEWS>大雨で週末の人出減少も・全国で迫る医療崩壊の危機
詳しいことはよくわかっていないが、別のウイルスの抗体が他のウイルスに対しても効く場合があると言われている。
2020/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

玉川徹
支給まで3カ月超・休業助成・煩雑手続き
政府側がお金を払うものについては特に制度が複雑にできている。制度が複雑であれば申請があまりできなかったり、皆に知られておらず申請されないようなものがいっぱいある。政府はなるべく使ってほしくないと考えている。
2020/04/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

経済評論家・加谷珪一
緊急事態宣言・専門家メンバー「解除は困難」
感染が長期化すると考えている会社は増えてきている。現実問題として1ヶ月が経過すると体力的にもたない会社が出てくる。ここのジレンマが最大の課題。緊急事態宣言が延長された場合に追加の補償、企業活動をどう維持するのかという議論をGW前から始めておかないと、休み明けからやるのでは大変なことになる。
2020/04/20 2020-04-20 08:45:09[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
緊急事態宣言・専門家メンバー「解除は困難」
5月6日、7日に判断というが、4月7日に緊急事態宣言を出したなら2週間後の21日に1度判断を出すべき。そこから2週間遅らせる意味は何なのか。一方で市中蔓延期と言う中でどうやって国民を救う政策を考えるのか。
2020/04/20 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

経済評論家・加谷珪一
緊急事態宣言・専門家メンバー「解除は困難」
財務省と日銀が国債市場を管理している。日銀がきちんと買い入れ目標などメッセージを出し財務省がコントロールした上であれば50兆円くらいの赤字国債は全く問題ない。
2020/04/20 2020-04-20 08:45:09[羽鳥慎一モーニングショー]

大阪大学大学院寄附講座教授・森下竜一
ワクチン実用化いつ?開発者生解説・スケジュール「最新情報」
今、動物実験をやっていて、(新型コロナワクチンの)見通しは、ほぼついてきている。大阪府市との協定の中で7月にも少人数の患者に投与することになり、かなり前倒しすることができた。大腸菌で培養し2週間で数万人から十万人の単位で抗体が作れる。ウイルスが肺に入ってきた場合、抗体があるのでウイルスの棘が細胞の表面につかないため感染が防げる。仮に侵入を許しウイルスが増殖しても、再感染が起きないので重症化が予防できる。抗体がどれだけ長持ちするかが勝負になる。
2020/04/19 フジテレビ[Mr.サンデー]

ジャーナリスト・木村太郎
ワクチン実用化いつ?開発者生解説・スケジュール「最新情報」
すごく(大阪大学のワクチン開発に)期待している。ただしその先がある。できてもコロナウイルスだけだが、これからはA型、B型、コロナのワクチンが必要だとかいうことになる。これらを包括した万能ワクチンであるユニバーサルワクチンの開発がもう一方では進んでいる。これが動物実験ぐらいまでいっている。これができてしまうとありとあらゆるものに効く。10年後に出てくるようなものまで防げる。多分これから先はそっちの方向に行くのではないか。
2020/04/19 フジテレビ[Mr.サンデー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・国内感染者1万人超
そもそも全国の検査数を平均すると5000件ぐらい。仮にオーバーシュートしていたとしてもこの検査数では把握しにくい。他に軽症の人もいるし3割から5割の幅で無症状の人がいる。実際にはこの数の数倍いると専門家委員会の先生も発言している。非常に注目しているのは1日あたりの死亡者数。重症者数や死亡者数を見ると決して楽観視はできない。
2020/04/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

番組アナウンサー
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・世界で死者16万人以上
米国・ハーバード大学が「現在の医療の力では2022年まで感染拡大が続く可能性がある」という衝撃的な論文を発表し、必要な対策として「重症患者を受け入れる救命救急施設の不足を防ぐため、最短でも2022年1月まで1回1か月の外出自粛期間を計5回設ける必要が生じる」と指摘した。
2020/04/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

インターパーク倉持呼吸器内科院長・倉持仁
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・世界で死者16万人以上
感染している人の数は例えばインフルエンザだと日本で1000万人とか言われている。新型コロナウイルスは各国の感染者の感染率を見ると0.2%から0.4%しかない。それにも関わらずこれだけの経済的影響だとか社会的に大きな問題になっている。過去こんなに恐ろしいウイルスは正直言ってなかった。
2020/04/19 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・後藤謙次
<注目ニュース読みくらべ>新型コロナ“テレワーク”進まぬワケは
政府の言うテレワークは実際にはかけ声どまりなのが現実。せいぜいやれるのは今の実施状況がどうなんだというのを各省庁を通じて報告させるぐらいしか方法がなく、結局は意識改革を待つしかない。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーステーション]

寺島実郎
<風をよむ>~“コロナストレス”~
コロナを突き抜けたテレワークの時代というのは、みんなが都心にオフィスを構えて働くというところから、テレワーク程度で自分の仕事がどこまでできるのだろうかと自分の仕事を考え直えし、自分自身と向き合わなければいけなくなっている。日本と言う国を次にどういう方向に向けて再生させていくのかということを自分自身の至近距離の問題を踏まえながら、考え直す機会にしていかなければならないということが今、我々が直面している状況。テレワークの時代というのは、コロナを突き抜ければやがて必ず分散型ネットワークの時代に向けて時代が変わっていくということに気が付くはず。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

諮問委員会会長・地域医療機能推進機構理事長・尾身茂
「緊急事態宣言」全国に拡大・政府の対応を問う
最初の頃は3000とか4000。きょう現在では8000位になってきて、少しずつ(検査は)増えてきている。そういうことで、スピードを加速していけば今までの問題は少しずつ解決する。
2020/04/19 NHK総合[日曜討論]

元大阪市長・橋下徹
エンディング
特措法はクソ法律。政治家が責任を負わなくていい、覚悟を示さなくていい法律になっている。政治の本質は国民に強制する代わりに責任を示すこと。命を守るにもコストが必要。財政破綻のリスクを覚悟して、命を守りにいくのか。それが嫌ならある程度の死亡者も容認して経済活動を認めていくのか、ここを政治家は覚悟を示す必要がある。
2020/04/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

造園家・東京都市大学教授・涌井雅之
コロナ専門病棟の看護師・院内感染の恐怖の中で
今は平時でなく戦時。医療の体制も野戦病院の考えを持ってくるべき。今までのシステムを援用するのではなく、早期に対応することが重要。逐次投入のようなことをやっていると多くの生命が失われる。アビガンばかりでなく、本庶先生が言っているアクティムラとかカレトラとか色々ある。インフォームドコンセントが前提だが、そういう薬をどんどん臨床で投与していくべき。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

白鴎大学教授・岡田晴恵
コロナ専門病棟の看護師・院内感染の恐怖の中で
アビガンを使うことについては新型インフルエンザでは承認がおりている。ただ、コロナでは治験ということでまだ検査中。6月末にならないと承認が出ない。その前に多くの患者が出てしまう恐れがある。アビガンの軽症患者への早期投与をできるような対策を早く打たないと西浦医師のいうように42万人だとか感染者のカーブが上を向いてしまうことが強く危惧される。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

番組アナウンサー
コロナ専門病棟の看護師・院内感染の恐怖の中で
アビガンでは動物実験で「催奇形性」が確認されたため、妊婦または妊娠している可能性の婦人に投与することはタブーとされている。アビガンを投与した患者300人中で軽症中等症で9割、重症6割の人で症状が改善した。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

番組アナウンサー
コロナ専門病棟の看護師・院内感染の恐怖の中で
ワクチンは毒性を弱めるか、または無毒化した病原体を身体に投与し、抗体(免疫)を作り感染症にかかりにくくする仕組みだが、ワクチンの接種によって人類が唯一根絶に成功したのは天然痘だけ。ほかの感染症ではワクチンはあるが根絶に至っていないのが現状。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

白鴎大学教授・岡田晴恵
コロナ専門病棟の看護師・院内感染の恐怖の中で
4月の直近だと1日あたり12.6人死んでいる。2月は1.2人だった。3月は1日あたり2人だった。医療崩壊とかが進むとこの数がグンと跳ね上がる。ニューヨークのようにならないようにするためにも今から先手必勝対策を打っていくべき。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

東京歯科大市川総合病院教授・寺嶋毅
目撃!これが抗体検査・採血&10分で結論
IgMは急性期でPCRと同じように症状がある時に、新型コロナかどうかを計る目安になる。IgGのはあの時体調が悪かったのは新型コロナだったのかどうかというのを後から確認できるもの。大きなメリットは1万人とか2万人とか市中の人を調べることによってどのぐらいの割合の人がかかっているのかということがわかること。西浦モデルはまだ感染していない人と既に感染している人の人数を入れて計算しているが、市中に予想以上の感染者がいた場合、IgGを調べる事で(もう少し)楽観的な予測になる可能性もある。
2020/04/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

元大阪市長・橋下徹
目撃!これが抗体検査・採血&10分で結論
一番重要なのはクラスター対策班・西浦教授が出している「何もしなければ80万人が重篤化し、45万人の死者が出る」という数字について、不断の検証を行うことが必要。(政府は)西浦教授の数字に基づいて国民の経済活動を止めにいっている。西浦教授が想定している以上に日本人が抗体をある程度持っている状況ならば、数字も変わり、経済活動の抑制も変わってくる。日本人の状況は欧米とはちょっと違う。重症者数と死亡者数がなぜ日本人はこんなに少ないのか。ここを科学的に解明していくことがこれからの日本の対応を決める上でものすごく重要。その切り札が抗体検査となる。新薬については安全性に関わるので、慎重にやらないといけないが、抗体検査はただ針を刺すだけで、安全性はあまり関係ない。制度の問題はやりながら検証していけばよい。ここは政治が厚生労働省を動かすべき。
注)抗体検査キットは中国のVAZYME Bio-TECHが開発し、日本では塩野義製薬が販売する。
2020/04/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

元大阪市長・橋下徹
トランプ大統領の思惑は経済活動再開の指針
命が最優先だが、現実的には生活できなくなっている人たちがいる。生活が犠牲になる。命を守るためには必ずコストがかかる。一部の人にそれを押し付けるのでなく、今回は自由市場・マーケットを停止したので犠牲になった人たちへは財政破綻のリスクを覚悟の上でどんどんお札を刷って渡すしかない。国民を一致団結させたいのであれば財政破綻のリスクを国民に負わした上で一部犠牲になっている人にどんどんお札を刷って渡していくしかない。
2020/04/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

寺島実郎
“緊急事態宣言”自治体は・国内感染ついに1万人超
感染を抑え込むことが今、一番重要。緊急事態宣言もある意味やむなしと思う。ここでしっかり考えるべきは世界で比較的うまくコロナを制御しているイスラエル、ドイツ、台湾などには学ぶところが多い。国家の強制力に期待をしがちであるが、重要なのは民力。国民のポテンシャルが試されている。自らを制御する認識に国民自身が向かうべき。
2020/04/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

番組アナウンサー
症状が改善か・リウマチ薬の効果は?
大阪大学元総長・平野俊夫などの研究グループは新型コロナで重症化するメカニズムを分析して発表した。それによると新型コロナウイルスが肺の細胞に侵入するとそれが引き金になって免疫の働きを高める「インターロイキン6」という物質が過剰に作られ、肺の細胞まで攻撃することで炎症を起こす。この「インターロイキン6」の増加を防ぐ治療薬は関節リウマチなどの治療薬としてすでに使用されている。リウマチ薬「アクティムラ」が新型コロナの重症肺炎を改善するという臨床研究が行われている。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

医師・ジャーナリスト・村中璃子
症状が改善か・リウマチ薬の効果は?
このリウマチの薬(アクティムラ)については効果は期待できるが、使い方が特に難しいということが世界的に指摘されている。肺炎が重症化するパターンには2つあり、一つは自分の免疫が過剰に働くことによって起きる重症化がある。そういった場合には免疫を抑えるリウマチの薬を投与すればよい。もうひとつはウイルスが肺の中で増殖して重症肺炎を起こしている場合。このケースではウイルスと戦うために免疫を上げてやらないといけない。免疫のアクセルを踏むべきなのか、ブレーキを踏むべきなのか、どちらのタイプの薬を投与するのかが臨床状況によってかなり変わってくる。この2つを見分けるのがかなり難しい。
注)アクティムラはスイスのロッシュ社が製造している。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

医師・ジャーナリスト・村中璃子
成功例に学ぶ「封じ込め」検査拡大を
PCR検査は対象をどういう風に広げていくのかというところがポイントとなる。今、医療従事者から無症状あるいは軽症の別の疾患でかかった患者から感染するという報告が増えている。例えば、手術をする患者全員にPCR検査を行うことで手術を行うという体制がとれれば医療従事者の感染を効率よく防ぐことができる。今までPCRはクラスター対策を行った際にどういうふうに感染が広がっているのかを見るために使っていた。現在はクラスターが見えなくなってきている。流行の把握のためにPCRを増やすのはあまり現実的ではない。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

弁護士・野村修也
成功例に学ぶ「封じ込め」検査拡大を
日本は中国のように国家が国民を厳しく管理するという国ではない。日本人が考えるべきは自由を守るためにも自分達がきちんと自律して海外が封鎖されている状況にどこまで近づけるかということ。日本の国の在り方が問われている。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

東京大学名誉教授・黒木登志夫(フリップ)
成功例に学ぶ「封じ込め」検査拡大を
現在の(クラスター)検査モデルは初期には効果を上げたが、無症状感染者を見つけられず感染者が広がってしまった。これでよいとは言っていられない段階に来ている。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

元大阪市長・橋下徹
麻生の助言・一律10万円給付の真相
大臣の皆さんが受け取られる現金は5000万円から6000万円。歳費2割カットと言うが、そのうちの歳費分、1200万円分のうちの2割に過ぎない。全体で受け取るキャッシュのうちの大体5%から6%ぐらいのカットにすぎない。それを2割カットだなどと言っていることは国民を非常に甘く見ているようにしかみえない。
2020/04/19 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

医師・ジャーナリスト・村中璃子
院内感染なぜ・医師が指摘「無防備」
いわゆるイタリアやニューヨークで起きているような救える命も救えないという状況に、必ずしも日本はなっていない。ただし圧倒的にマスクやゴーグル、手袋などの防護具が足りていないために医療関係者の感染が相次いでいる。また、コロナを見ていない他の診療科の病院になんでもない別の患者経由でコロナが広まっていることによって医療関係者や患者に感染が広がっているので、ここの部分については今すぐに対応をとることが必要。
2020/04/19 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

法政大学大学院教授・真壁昭夫
特集・中国はけん引役になれるのか
問題は素材系。例えば鉄。工場が稼働してくるとこれまで港湾施設が働いていなかったので海外に品物が出ていかなかった。そこが回復してくると特に鉄などが需要が落ちている状況で新しい供給がどんどん出てくる。需要と供給の関係が世界的に崩れている状況が続くので、それが世界経済にそれがプラスになるのか、マイナスになるのか、短期的に見るとややマイナスに作用する可能性が高い。
2020/04/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

豊島&アソシエイツ代表・豊島逸夫
特集・株・為替の見通しは
コロナショックは入口もショックだったが、出口の方がもっと難しい。トランプ大統領は3段階に分けて封鎖されていた経済を再開するという案を出したが、本当に実行できるのかという意味でまだまだ出口は遠いと見られている。従来は4-6月期が最悪で7-9月期ぐらいから回復すると市場では見ていたが、特にニューヨーク市場ではもう2021年の話が多くなっている。2020年は捨てた、諦めたということ。日本株が不利なのは日本そのものがまだ出口ではなく、コロナウイルスの入り口にいて、これから向かうと見られていること。周回遅れであると。とにかく(コロナに関する)政策対応が欧米の感覚から見ると遅いとみられている。
2020/04/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

法政大学大学院教授・真壁昭夫
特集・米国経済・現状をどう評価
17日、ニューヨークの人たちがいいニュースだと言っていたのはコロナの治療薬、抗ウイルス剤が出てくるかもしれないということ。治験はされているようなのでこういうものが出てくれば経済はそれなりに回復する。それが承認を取り一般的に使えるようになるまでは時間がかかる。数か月ないしはジョンソンエンドジョンソンという会社の発表によると早くてワクチンは来年のはじめぐらいだろうと言っている。そうなると今の状況がもう少し続き失業率は最悪20%以上、30%ぐらいまでなるだろう。世界大恐慌の時の失業率が大体25%ぐらいだった。その時に匹敵するか、それよりも悪い状況に一時的になる可能性がある。雇用が悪くなると消費が落ち込む。米国のGDPは約21兆ドルだが、そのうちの7割が個人消費。ここが落ちこんでくる。世界経済を支えてきた米国経済が厳しくなる。
2020/04/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

豊島&アソシエイツ代表・豊島逸夫
特集・どう見る?IMFの4つのシナリオ
今回の危機にはひとつだけ切り札がある。それはワクチンの開発。これが開発されればIMFの予想はいい意味でひっくり返る。暗い中にも望みはある。
2020/04/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

法政大学大学院教授・真壁昭夫
特集・どう見る?IMFの4つのシナリオ
コロナウイルスの感染に歯止めがかけられるか、かけられないか、あるいはコロナウイルスによる経済活動の低下ないしは阻害要因としてどれぐらいの深さ、長さになるかで世界経済の行方は大きく変わってくる。今回IMFは基本シナリオ以外に3つのシナリオを描いている。経済がマイナス3%になるというのはメインシナリオであり、この予測はコロナが今年の後半に抑えこむことができると言うのを前提にしている1番楽観的なシナリオ。今年の後半に感染を抑えこむことができなかった場合、マイナス3%よりもさらに落ち込む可能性がある。
2020/04/18 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
「死者最大42万人」の衝撃…“接触8割減”いまが正念場
大企業はテレワークができているが、中小企業であまり進んでいなかった。これをこの際やってもらわないとなかなか(8割削減の)目標は達成できない。
2020/04/18 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

学校法人学習院フェロー・ジャーナリスト・岩田公雄
「死者最大42万人」の衝撃…“接触8割減”いまが正念場
家で仕事と言っても結局、会社に行って報告してやっぱり印鑑を押さないといけない。働き方の変革をそこまでしてこなかったので、それが尾を引いている。
2020/04/18 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
麻生太郎副総理兼財務相・10万円「要望する人に」
補正予算の成立が5月1日、はやければ4月30日。基準日を5月1日にするのか、もう少し後ろにずらすのかというところ。全員に一律10万円となる。銀行口座あるいは郵便局の口座に振り込まないといけない。コロナの問題があるので取りに来たり届け出に来たりすると人が集まってしまう。届け出は郵送方式で、本人がくださいという意思表示をし、口座はここに振り込んでくださいというのをオンラインで申請するか、用紙に書きこんで市町村に送るか。住民基本台帳と照らし合わせて確認後、指定口座に振り込む形。
2020/04/17 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

木村太郎
麻生太郎副総理兼財務相・10万円「要望する人に」
これは決意表明。損害に対して補償するお金でなく、政府が身銭を切ってこの問題をやりますということを国民ひとりひとりと約束していくためにお金を払う。絶たれた収入を補填するためのお金ではなく、全員に行き渡らないといけない。麻生さんが手を挙げた人だけにあげますと言っているがそんな問題ではない。全員でとにかく一緒にやろうという政府の意思表示。
2020/04/17 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

拓殖大学海外事情研究所長・教授・川上高司

予想以上に米国のクラッシュというか、どこで止まるのか見えないのが一番の危機感。ピルズベリーという学者が100年マラソンという本で2049年には米中が逆転すると言っていた。これがもう少し早まり、もしかしたら1年から1年半かかって新型コロナウイルスの後にそれが起こる可能性があるのではないか。
2020/04/16 BSフジ[プライムニュース]

拓殖大学海外事情研究所長・教授・川上高司

最悪の事態を想定した場合にはシナリオ1のトップ1として我々は米中逆転が目の前に来た世界を考えるべき。パワーが逆転する時には必ず何か起こる。米国は経済的、人口的、政治的、ミリタリー的などでナンバー1だが、中国がだんだん追い上げてくるので、焦って今なら中国と戦って勝てるかもしれないと思うかもしれない。もしくは中国が誤解して米国が弱くなっているので尖閣諸島や台湾を取りに来ても大丈夫だと誤解する可能性がある。
2020/04/16 BSフジ[プライムニュース]

元防衛相・拓殖大学総長・森本敏

空母や潜水艦はそれ自体がクラスターなので(コロナに感染した場合)すごい勢いで発症してグアムの港に入って上陸させて施設の中に入れないといけない。これだけの人数が感染すると船は動かない。空母は原子炉を積んでいて、戦闘機を持っているので特殊な技能を持っている人しか扱えないので誰でも集めれば良いというものではない。西太平洋を動かしている空母の1隻が機能しない状態は、それをもって米国の抑止力が低下しているということにすぐにはならないが中国は沖縄宮古島間を通って太平洋に出てきている。航空機も通っているし尖閣の周辺も同じ状態。中国はコロナの感染はあるがそのこととは別に、通常と変わらない活動をしていてアジアにおけるプレゼンスを維持しながら米国に挑戦活動をやっている。(この背景に)中国国内政治の要因がないとは言えないが、非常に注意して見ていかないといけない。
2020/04/15 BSフジ[プライムニュース]

東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
言いたい事・聞きたい事
日本こそ社会主義にみえる。中国では政府に頼るという考え方はほとんどない。中国人は普段から貯蓄している。
2020/04/14 BSフジ[プライムニュース]

東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
新型コロナで127ヵ国に支援外交・中国「マスク外交」の狙いは?
中国が外交で今の段階で一番恐れているのは責任追及。初動が遅れたのは間違いないから。世界に広がったのは中国の責任にするとどうかと思う部分がある。WHOの責任も大きい。
2020/04/14 BSフジ[プライムニュース]

神田外語大学教授・興梠一郎
新型コロナで127ヵ国に支援外交・中国「マスク外交」の狙いは?
中国は何とかして加害者の立場から被害者に転換したいと考えていた。新華社通信は3月4日に『世界は中国に感謝すべきだ』と報じ、必死に封じ込めたとアピールした。専門家・ショウナンザンは『ウイルスの発生源は中国とは限らない』『欧米のやり方は手ぬるい。中国を見習え』と言っていたが、4月8日の政治局常務委員会の会議では非常に弱気になっていて、このウイルスがロックダウンできなかったことを認めた。中国は安全だと聞いた中国人がロシア、ミャンマーからいっぱい帰ってきた。国内でゼロになったが海外で広がっていて(逆に)持ち込まれている、自分達は被害者だというモードに変えた。もう一つ、無症状の陽性の人をカウントしていなかった。李克強首相がカウントしろと言って4月からカウントするようになった。
2020/04/14 BSフジ[プライムニュース]

神田外語大学教授・興梠一郎
コロナ危機で中国マイナス成長へ・「中国経済」はどこへ向かうのか
今までは封鎖してウイルスに感染しないように人間を閉じ込めていただけ。今度は出稼ぎの人が帰ってきて学校も始まるなど、人間が本格的に動き始めるのでWHOも「これから(中国で)第2の波が始まる」と言っている。ワクチンも薬もない中で、ウイルスが勝手に動き回るから中国政府も非常に警戒し、これから経済活動を始めないといけないが、日々ウイルス対策なんだと言っている。中国の論調はこれまで、武漢でウイルスを封じ込めたことを誇り、それに比べると欧米はだらしないというような論調だったが、強気の論調で知られる「環球時報」は4月6日の社説で「欧米はそのうちこのウイルスに適応し、集団免疫ができてくるだろう。だが中国はまだその段階にいっていない。中国はこれから感染していく。早くワクチンを作らなければならない」などとし今まで自分たちがやってきたことが間違っていたのではないかという論調に変わってきている。
2020/04/14 BSフジ[プライムニュース]

東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
コロナ危機で中国マイナス成長へ・「中国経済」はどこへ向かうのか
経済の議論とウイルスの感染を封じ込める議論を同時にやるとわけが分からなくなる。ウイルスを封じ込める一番良い方法は医療崩壊をさせるか、させないか。中国は武漢が都市封鎖された直後、明らかに医療崩壊した。どこで状況が変わったかといえば、野戦病院がつくられ軽症、中症の人も全部入院させて医療現場が落ち着いてきた。ウイルス感染の山場は明らかに超えた。中国がこれから心配するのは輸入症例がセカンドピークを作ることになるといけないということ。
2020/04/14  BSフジ[プライムニュース]

神田外語大学教授・興梠一郎
コロナ危機で中国マイナス成長へ・「中国経済」はどこへ向かうのか
中国はウイルス感染症対策と経済活動というツートラックを今からやらなければならない。日本は勘違いしているが、中国では新型コロナウイルスは終わっていない。これから難しい局面に入る。貿易に頼っていた中国が外需がなくなり非常な痛手を被っている。中国が非常に厳しい状況にあることは確かで強い危機感を持っている。
2020/04/14  BSフジ[プライムニュース]

ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正
<NEWSドリル>自衛隊・クルーズ船支援も感染者ゼロ・生物兵器にも対応・エキスパート集団
例えば東京で自衛隊(の対特殊武器衛生隊)を全面展開してみる。医者もおり入口、出口の問題が全部セットでできる。なぜ自衛隊の話が出てこないのかといえば、政治イデオロギー的に細菌戦をやった731部隊の暗い歴史があるから。政治的にこれにかぶせて話をする人がいる。戦後の民主化の中で自衛隊の衛生部隊というのはものすごい自己完結型の有用な組織として存在してきたが、どこかタブー視されている面がある。その辺は非常にもったいない。(こうした組織を)組織戦でうまく使えることが非常に重要。
2020/04/14 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

スタンフォード大学医学部・リチャードカシンスキー医師
治療薬「アビガン」軽症者への投与が有効
若年層は自然軽快するというデータもある。今後限られた資源を有効活用することが大きなテーマになる。年齢が高い方あるいは基礎疾患を持ち今後重症化するハイリスクの人たちに軽症の段階でアビガンを投与し重症化を防ぐべき。
2020/04/14 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
中国・最新研究・新型コロナ・最大4m飛散も
火神山医院は中国が突貫工事で作った病院だが、こうした病院を日本も考えなくてはいけない。追い込まれてから急に用意することはできない。こういう突貫工事で作る病院を国は手配しているのか心配。PCR検査も足りなくなることは素人でも予想できたことだが良くない方向へ進んでいる。
2020/04/14 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
中国・最新研究・新型コロナ・最大4m飛散も
新型コロナウイルスは3時間くらい生きているというデータも出ている。マウスだとか、ドアノブ、床など物体に付着するとなかなか不活化されずインフルエンザより長期間生存し、それが蓄積され環境汚染になる。インフルの致死率は0.1%なので、20倍は2%となるがイタリアでは10%超えしている。医療崩壊すれば増減がある。日本はまだ1%台。
2020/04/14 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

日本大学危機管理学部教授・福田充
欧米の「強制力」をどう見る?
それぞれ国の形によって違ってくる。米国では法的根拠がある。大統領が国家非常事態宣言を出せる。法律があり、財政支出とセットでできる。災害でも感染症、戦争やテロでも適用できる。州知事が出せる。そういうものが米国にもフランスにもある。フランスもかなり強い権限を持ってできる。日本は全てバラバラになっている。戦争の経験が日本ではあり、緊急事態宣言はタブー視されてきた。危機管理という言葉自体、阪神淡路大震災やオウム真理教の地下鉄サリン事件以前では使えなかった。日本の特殊事例は特殊だと認識する必要がある。タブーに対して政権は国民保護法も安保法制も作ってきた。感染症だけは非常に遅れており、全てを特措法で作ってきた。新型インフルエンザですら特措法を作っただけ。
2020/04/13 BSフジ[プライムニュース]

玉川徹
新型コロナ・指定医療機関でクラスター?
いくつかの大きな病院では国から感染症病棟を作るように言われて準備しているという動きがある。今は準備の過渡期で、多くの病院が一般の診療を受け入れない状況になっている。感染症病棟ができれば多少落ち着く。それまでは我々は病気になれない。
2020/04/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
「接触8割減」感染者数は?新たな試算
市中感染率は誰も分かっていない。指標になりうるのは東京都の陽性率。4月9日の陽性率は52%を超えている。(これだけ多いのは)検査を相当絞り込んでやっているか、市中感染率が高いことが考えられる。もし市中感染率が高いならば、行動制限を本当に厳しくしないと(感染者数は)落ちていかず効果がない。検査をやらなかったツケが今来ている。
2020/04/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
安倍首相「出勤者7割減を」7都府県・全企業に要請
首都圏、大都市圏が危ない。加えて地方でも患者が増えてきている。きのう自衛隊中央病院のデータをみると、患者の30%が無症状、50%が軽症、20%が中等度から重度になり、2.5%が人工呼吸器やICUになる。3割が症状もなくウイルスを運んでいる。せきをしている人だけが危ないわけではない。
2020/04/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
患者ら92人感染・都内病院・新たなクラスター
水面下で広がりながら高齢者や病院にたどり着くというのがコロナの典型的な出方。病院と高齢者施設で集団感染が起きてくる。MERSの時も韓国の病院で大規模な集団感染が起きた。今後大事なのは保健所に応援を出すこと。
2020/04/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

元大阪市長・橋下徹
コロナとの闘い・研究開発の最前線・人類の英知を「集結」
もし新薬を試すのであれば、国民の覚悟が必要。過去において日本では薬害問題が非常に問題になったことがあり、厚生労働省はそこでものすごく及び腰になっている。チェレンジで薬を使うというのであれば、国民や患者の方もしっかりとリスクを踏まえた上で、それを行うことが大前提となる。抗体検査については害になるような話ではないので、どんどん進めていくべき。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

愛知歯科大学大学院教授・三鴨廣繁
コロナとの闘い・研究開発の最前線・人類の英知を「集結」
抗体検査試薬キットのもうひとつの問題点は米国製か中国製かのどちらかしかないということ。現時点で日本製はない。米国は米国ファーストなので今、米国からは輸入できない。中国からも4月の下旬にならないと新たな検査試薬キットは入手できないという大きな問題がある。この程度の検査キットはおそらく日本政府の命令でやれと言えばどこでも作れるはず。このキットの開発にこそ政府は力を入れるべき。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

愛知歯科大学大学院教授・三鴨廣繁
コロナとの闘い・研究開発の最前線・人類の英知を「集結」
抗体検査試薬キットIgMの方は感染初期のもので4日ぐらい経たないと(結果が)出てこない。大体、7日から10日でなくなる。症状が出てこのキットをやっても最初は陰性で、しばらくすると陽性になるということもある。IgMが陽性ということになれば特異度は高く、ほとんどが新型コロナウイルスに感染していると言ってもいい状態。血液1滴でできる簡単な検査で、開業医、クリニックでも使える。これを早く導入すべき。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

愛知歯科大学大学院教授・三鴨廣繁
コロナとの闘い・研究開発の最前線・人類の英知を「集結」
抗体検査試薬キットのIgGは感染症、ウイルス(の種類)によって持続期間が異なる。例えば「インフルエンザ」は早く(効果が)なくなるので、毎年ワクチンを打たないといけない。ところが「はしか」などでは1回かかったら一生かからない。新型コロナウイルスに関してはどれぐらいIgGが続くかまだ研究段階でいろんな論文が出ている段階。6か月ぐらいでなくなるという人も出ている。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

アビガンの開発者・千里金蘭大学・白木公康教授(VTR)
コロナと闘う2・既存薬アビガンの可能性・日本発!世界から熱視線
この化合物は非常にRNAウイルスによく効くという特徴を持っている。ウイルスを作らせないのでアビガンを飲み始めるとそこでウイルスの増殖が止まる。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

アビガンの開発者・千里金蘭大学・白木公康教授(VTR)
コロナと闘う2・既存薬アビガンの可能性・日本発!世界から熱視線
(アビガンは)動物実験の結果、妊娠した動物の胎児に障害があったということがわかっている。妊婦には使わないよう注意が必要になる。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

武田薬品工業新薬開発プロジェクトリーダー・ジュリアン亜里紗(VTR)
コロナと闘う1・新薬開発「最前線」“ライバル”とも連携
(米国製薬会社)CSLベーリングと提携をするが、もともと既存で持っている治療薬の非臨床データとか製造工程を最大限活用することで、臨床試験を始める前の数年を一切スキップするという戦略をとっている。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

武田薬品工業新薬開発プロジェクトリーダー・ジュリアン亜里紗(VTR)
コロナと闘う1・新薬開発「最前線」“ライバル”とも連携
新型コロナウイルスに感染し、既に回復した患者から血液の提供を受け、それを治療薬として開発を行っている。早ければ年内に武田薬品全体として承認を得るということを目指してやってきた。現時点では2~3か月で治験薬をまずは製造して、夏ごろに治験の臨床試験の開始を目指している。
2020/04/12 フジテレビ[Mr.サンデー]

医薬基盤研究所センター長・保富康宏
血漿療法・日本でも回復者に「献血の相談」
国立国際医療センターで今月をめどに臨床試験をするということで、もしそれが始まれば医師の判断で血漿療法が始まる可能性がある。血漿というのは限られた量しかないので、誰にでも投与というわけにはいかない。いろんな治療薬に反応しない人など重症患者限定で最後の砦のような形で使われる。
2020/04/12 テレビ朝日[サンデーステーション]

政治ジャーナリスト・後藤謙次
医療崩壊どう防ぐ・地域差も…国の対応は?
ウイルスには県境、行政区画は関係ない。それを超える問題については国が調整に入る。今もなお大きな問題だと政府関係者が言っているのは政府の大原則が、まだ国民にきちっと伝わっていないこと。感染症の病床は軽症者ではなく重症者のために空けているのだということが伝わっていない。ある軽症者に対しホテルに移動してほしいという要請をしたところ、なぜ追い出されるのかと反発されたということもある。政府の意識、態勢、現場の乖離がなお続いているのが今の状況。
2020/04/12 テレビ朝日[サンデーステーション]

政治ジャーナリスト・後藤謙次
国が緊急事態宣言も…なぜ?休業要請で混乱
経済を最優先にしたいというか、経済も安全拡大もやりたいというのが政府側。小池知事の方は感染拡大をどうしても食い止めたい。今回、東京都と政府の調整不足が露呈してしまった。危機管理という面から言うと対極にある失政と言っていい。
2020/04/12 テレビ朝日[サンデーステーション]

西村康稔経済再生担当大臣
緊急事態宣言・必要な対策を問う
テレワークでできるじゃないか、テレビ会議でまさに一緒にいるかのように色んなことができるじゃないかということが分かってきた。今回のこの事象を教訓として、日本社会が10年進化したなと言われる位、デジタル化とかリモート化とか。地方にいても仕事がしっかりできるじゃないか、そういったことも含めて。サプライチェーンも中国に依存し続けていたこともあるがサプライチェーンの再編成、強靭化も含めて、日本経済、社会が10年進化したと言われる位、思い切った対策をやっていきたい。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

日本経済団体連合会会長・中西宏明
緊急事態宣言・必要な対策を問う
多少の不便は覚悟の上で、感染症対策に奔走する以外に手はない。同時に経営者の責任として、次はどういう世の中になっていくかをよく考え、ある意味ではちょっと失礼な言い方かもしれないが機会と捉えて、次の経済をどういう風にして盛り上げていくのかを考えていくべき。新しい経済の形をしっかり考えるのは、経済をリードする立場の人たちの大きな責任。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

日本医師会会長・横倉義武
緊急事態宣言・必要な対策を問う
これからがいよいよ日本の正念場になる。しかしながら日本の医療は、前回の新型インフルエンザの時も極めて低い死亡率で維持できた。日本の医療は大変高い評価を受けている。この医療で国民の生命を救っていく努力をしていく。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

諮問委員会会長・地域医療機能推進機構理事長・尾身茂
緊急事態宣言・必要な対策を問う
期間については、この1か月をみんなで心を1つに合わせてやるということ。幸い日本は今のところ人口10万人あたり死亡率が0.06ということで圧倒的に低い。なんとかこれを維持していきたい。多くの人に協力頂いているが、一部の人にまだメッセージが届いていない。専門家の方でも政府の専門家委員会という、正式なものではなくて有志でツイッターを作り、そういう人にも(メッセージを)届けるようなことをやっている。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

西村康稔経済再生担当大臣
緊急事態宣言・必要な対策を問う
日本で製薬メーカーが作ってくれているアビガンが非常に有効ではないかということで、現場で医師の判断と患者の同意があれば使えるということで、それをみていくと観察研究のデータが揃っていく。正式には治験を行って安全性を含めて確認していかなければならないが、必要な方にはこういった形での投与も始まっている。もともと原材料が中国に依存していたので、これを国内生産しようということで化学メーカー、経済界に協力をして頂いて、増産の態勢に入っている。しっかりと200万人分の備蓄をしようということで、総理から指示を頂いて早急に進めている。レムデシビルも米国と一緒に治験を行って安全性を確認しながら、できるだけ早期にできるように努力していく。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

諮問委員会会長・地域医療機能推進機構理事長・尾身茂
緊急事態宣言・必要な対策を問う
治療薬はこの1か月位に判断されると思う。治療薬以外に非常に重要なのは、どういう人が重症化しやすいのかを早期にわかる血液のマーカーが検討されていること。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

日本医師会会長・横倉義武
緊急事態宣言・必要な対策を問う
この感染症は2月位から国内で徐々に発生してきた。専門家会議にしっかりとした対応を作って頂いて、重症化予防を最大にやるということで、PCR検査を重症化している方にある程度集中してやり、重症化を予防できていたが、ちょっとフェーズが変わってきた。今、感染経路が分からない方が半分を超した状況で、そうなってくると爆発的感染の危険が非常に高くなる。この段階ではできるだけ多くの方に、感染をしているかどうか、PCR検査をやると同時に抗体検査もやっていき、どれだけの抵抗力を身につけた方が徐々に社会的に増えてくるかという両方を見ていく必要がある。問題はPCRの検体をとる時に医療者が感染する可能性があること。N95マスクとかフェイスガードとかガウンとか、感染予防具をしっかりと、もっと提供してほしい。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

諮問委員会会長・地域医療機能推進機構理事長・尾身茂
緊急事態宣言・必要な対策を問う
夜のクラスターは感染の最もリスクの高いところで、感染が広がる原動力の1つになっている。そこの感染が東京都だけではなくて他の都道府県に伝播していることがある。今回、東京都と政府が協議して夜の街のことを対象地域に入れて頂いた。リスクの最も高いところの1つだということで、十分注意して頂ければと思う。
2020/04/12 NHK総合[日曜討論]

自民党新型コロナウイルス対策本部長・田村憲久
緊急事態いつまで・1か月で脱出は
お願いベースだが、今後利用施設をさらに制限したり、交通機関を本数を減らして人の移動を制限することもありうる。
2020/04/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

東京歯科大市川総合病院教授・寺嶋毅
緊急事態いつまで・1か月で脱出は
長い戦いになるので自粛措置を強めたり減らしたりの繰り返しが続くことになる。
2020/04/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

福山大学客員教授・田中秀征
英国の休業要請の場合・日本“緊急経済対策”の波紋
108兆円という大風呂敷がいけなかった。他国と比べて金額が多いという姿勢をとろうとした。中身としては去年暮れの段階で、消費税増税にともなう景気の減速までの対策費まで含めている。普通の人は1人100万円もらえるという印象を持ち、その期待感がものすごく水膨れしている。108兆円と言いながら真水の一般会計、特別会計から出てくるのは20兆円も満たない。その中の臨時交付金という地方自治体に配るものがあるが、それを増やしていく方向にいくだろう。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ニッセイ基礎研究所・矢嶋康次チーフエコノミスト(VTR)
英国の休業要請の場合・日本“緊急経済対策”の波紋
3月初めから困られている方からすると1か月以上何も対策が出てこないという形になる。すでに限界にきている方も多い。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

福山大学客員教授・田中秀征
英国の休業要請の場合・日本“緊急経済対策”の波紋
一部の報道で布のマスク2枚を配布すれば国民の不安は吹っ飛ぶと安倍総理に進言した人がいるということだが、そんな人間を側に置いておくべきではない。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

毎日新聞論説委員・元村有希子
英国の休業要請の場合・日本“緊急経済対策”の波紋
政府には危機感が足りない。ここに至っても東京都と国の食い違いを見ても、国は経済の冷え込みを優先して心配している。感染の拡大を少しでも食い止める局面において政府の態度はあまりにも違和感がある。スピード感も足りない。30万円を現金給付するというが、これについては申請や承認に時間がかかり、早くても5月、もしかしたら夏になるという話もある。小さい店舗の人たちは今月の家賃さえ払えなくて困っている。このあたりのセンスの欠如は見ていてもどかしい。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

経済評論家・佐高信
東京・4日連続最多の197人感染・感染拡大に歯止めは?
補償を渋っているのは財布を握っている財務省。財務省については安倍さんは森友問題で大変な借りを作っている。だから財務省の顔色をうかがっている。米国のトランプに押し付けられている武器を買わなければ財源はある。はっきり休業補償をしないと人間であることも休業しなければならなくなる。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

白鴎大学教授・岡田晴恵
東京・4日連続最多の197人感染・感染拡大に歯止めは?
8割減らすのは非常に大変なこと。ニューヨークはロックダウンしても48%しか減っていない。結局、働かないと食べることができない人たちは動いてしまう。東京都の場合、感染経路不明者が8割にのぼる。これは東京都内ではどこからうつるかわからない状況。自粛で8割削減を目指すならば、補償と抱き合わせで今すぐ自粛要請をかけないとメガクラスターがでてくる。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

福山大学客員教授・田中秀征
東京・4日連続最多の197人感染・感染拡大に歯止めは?
安倍総理には世論が突きあげるまで待っているという印象がある。自分で覚悟を決めてまずは補償問題で踏み出してもらいたい。
2020/04/12 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺嶋毅
速報・都内の感染者197人・全国で初の700人超
ホテルの軽症者受け入れで一段落した部分もあるが、受け皿が出来ていない都道府県もある。そういうところはシフトが急がれる。
2020/04/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

自民党新型コロナウイルス対策本部長・田村憲久
速報・都内の感染者197人・全国で初の700人超
重症者は2%いかないぐらいの数字。かなり若い人が感染者として掘り起こされている部分もある。マスコミなどの報道で若い人もかかるんだということで医療機関に行くようになり、保健所の判断でいままで隠れていた数字が入るようになってきた。
2020/04/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
速報・都内の感染者197人・全国で初の700人超
感染経路不明の人たちが約8割に上る。この人たちがどこで感染したのか大体想像できる部分もある。密接な接待を受けるような場所で感染を受けている人たちが圧倒的に多い。そういう情報も含めて開示して自覚してもらうことが必要。単に感染経路不明というだけでは危機の深刻さというものがわからない。
2020/04/12 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

中国問題グローバル研究所・遠藤誉所長(VTR)
世界で高まる中国批判・“アフターコロナ”で世界秩序が変わる
中国は他国が中国の助けを必要としていることをきっちりと計算し、助けるべき国を絞って助けている。コロナが終息した暁には中国に感謝するというような関係ができあがっていく。アフターコロナの世界新秩序においてはコロナ災禍の張本人である中国が世界のトップランナーとして経済の覇権を握る可能性が出てくる。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

中国問題グローバル研究所・遠藤誉所長(VTR)
世界で高まる中国批判・“アフターコロナ”で世界秩序が変わる
現在、コロナの大感染で人類が大変なところに追いやられているが、これを乗り越えたら明るい未来が来るのかと言えば、必ずしもそうはならない。アフターコロナの新世界秩序はもっと恐るべきものが待っている。中国は一足先にコロナから脱却し、経済復興も始めているのでそれによって経済的に米国を乗り越えるかもしれない。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

ヘンリージャクソン協会・マシューヘンダーソン(VTR)
世界で高まる中国批判・“アフターコロナ”で世界秩序が変わる
世界は二度と元には戻らない。英国経済は中国製の部品や商品に依存し過ぎた。今回明らかになったのは中国製の医療物資への依存であり、その状況を変える必要がある。信頼できない人を頼りにすることはできない。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

デイリーテレグラフ4/1
世界で高まる中国批判・“アフターコロナ”で世界秩序変わる
今こそわれわれは中国を敵性国家として扱わなければならない。西洋のお人よしの政治家が中国の疑わしい行為を水に流す時代は終わった。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

ブラジル・ウェイントラウビ教育相(電話)
“新型コロナ”世界の死者10万人超・世界で高まる中国への怒り
私が憤りを感じるのは、中国がこの危機を起こしておきながら、人工呼吸器を売りさばいていること。世界が絶望的な危機に直面しているのに(必要な)情報を流さず、急いで人工呼吸器を増産している。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

中国問題グローバル研究所・遠藤誉所長(電話)
“新型コロナ”世界の死者10万人超・世界で高まる中国への怒り
1月30日にようやくWHOが緊急事態宣言を出したが、中国への渡航や貿易制限をせず骨抜きにしたものになったことで、全世界にコロナウイルスが拡散してしまった。新型コロナウイルスの災禍をもたらしたのは習近平国家主席であり、WHOのテドロス事務局長の習主席への忖度が人類に危機をもたらした。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

デイリーメール3/28
“新型コロナ”世界の死者10万人超・世界で高まる中国への怒り
世界経済を台無しにしておきながら、中国が何もなかったかのように戻ってくるのを許すわけにはいかない。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

東京都医師会・尾崎治夫会長(電話)
<7DAYS REPORTS>休業要請・国と都に溝・東京都医師会会長が憤り
緊急事態宣言が出た段階で都道府県に権限が移るというふうになっていたのに国が横やりを入れてきた。国がいつまでたっても休業に対し、補償しないという姿勢を変えないことが一番の休業に踏み切れない原因。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

横浜市立大データサイエンス学部・佐藤彰洋教授(VTR)
<7DAYS REPORTS>休業要請・国と都に溝・東京都医師会会長が憤り
2週間でいいから徹底的に人と会わない。それが本人を助けることにもなるし社会を助けることになる。だからこそ今、これを徹底的にやることが必要。さもなければ感染連鎖が成長し、3週間後にアメリカで起きているようなことが起きてしまう。貴重な人材や社員が失われ、それこそ会社もなくなってしまう。みなが一生懸命にそれをやらないといけない。
2020/04/11 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

東北大学大学院・押谷仁教授
日本の戦略“行動変容を”
非常に厳しい状況にある。集中治療の限界を超えて救える命が救えなくなることが東京などの地域では現実のものとなってきている。緊急事態宣言の対策の効果がみえてくるのは10日以上の先であり、その間に感染者が増える可能性が非常に高い。医療体制を早急にどのように整備していくかが非常に大きな課題になってくる。
2020/04/11 NHK総合[NHKスペシャル]

東北大学大学院・押谷仁教授
感染症対策とは・それぞれの戦略
マニュアルが存在しない未知のウイルスに対する対策で、色々なことが考えられた。有効なワクチンという切り札がない中で、対策の主体は公衆衛生学的な対策にならざるを得ない。基本は地域の流行状況に応じて対策を強化したり緩めたりすることになる。
2020/04/11 NHK総合[NHKスペシャル]

第一生命経済研究所首席エコノミスト・永濱利廣
特集・緊急経済対策・雇用は守られるか
一番懸念しているのはいい意味でも悪い意味でもコロナショックによって日本の経済構造が変わる可能性がある。リモートで仕事をしたりするようになり、効率性が高まる。元通りに需要が戻らない可能性もある。
2020/04/11 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

京都大学・本庶佑特別教授
ノーベル賞・本庶教授に聞く!世界の危機乗り越えるために
政府がさかんにワクチンと言っているが、このタイプのウイルスは、ワクチンが非常にできにくい。インフルエンザ、HIVのワクチンは何十年もかけてほとんど有効なものができていない。しかも製薬企業もここへの大規模投資はリターンがないので、尻込みしている。これが簡単にいくとは思えない。早期のウイルスの増殖を抑える「アビガン」、最後の免疫不全の異常なる状態を抑える「アクテムラ」「トリシズマブ」というものが日本で開発されているのでそういう薬を臨床の現場で使ってみるという指針を出すべき。
2020/04/11 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

京都大学・本庶佑特別教授
ノーベル賞・本庶教授に聞く!世界の危機乗り越えるために
結局、多くの人が一番不安に思っていることは(新型コロナウイルス肺炎の)死者が多いこと。死亡率は5%を超えるぐらいになっている。インフルエンザでも0・1%ぐらい。最後の頃に急に免疫不全の状態になって、あっという間になくなってしまう。このメカニズムをきちんと解明し、それに合う治療薬を見つけて現場に投入していくこと。これを完成させることがコロナの制圧ということになる。
2020/04/11 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

京都大学・本庶佑特別教授
初の「緊急事態宣言」・接触“8割減”どうやって?
やるなら一番厳しいやり方が効果がある。中途半端でダラダラやると長くなる。できれば、短期間でコントロールできることが望ましい。
2020/04/11 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

京都大学・本庶佑特別教授
「緊急事態宣言」今すべきことは・ノーベル賞・本庶教授が緊急提言
日本はPCR体制が遅れている。システム全体が整備されていない。諸外国に比べ、何十分の一の検査しか行われていない。実際の感染者数は多分、一桁多いのではないか。
2020/04/11 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

大東文化大学・中島一敏教授
“崩壊”危機と闘う最前線
患者数が増加することによって、もともと準備されているベッド数とスタッフのキャパシティーを超えてきている。ベッド数を単に増やせばいいというだけではなく、感染防御の技術と知識を持ったスタッフが対応しないといけない。マスクや消毒薬が患者を診る病院で減ってきている。患者の数をできるだけ減らしていく、感染を防ぐということが本当に求められている。
2020/04/11 TBSテレビ[NEWS23]

解説キャスター・滝田洋一
新型コロナは歴史的事態・乗り越えるために…
1930年代というのは大量失業の時代で、そのことが戦争につながっていった。IMF・ゲオルギエバ専務理事はヨーロッパの人間として、同じことを繰り返してはいけないというメッセージを発している。1930年代は積極財政を唱えたケインズ政権の時代でもあった。まさに今、ケインズの政策が必要になっている。コロナで需要が落ち込んでいる分だけ、大胆な財政政策でそれを埋める。そして、その財政を金融政策、中央銀行が後押しする。その組み合わせが絶対に必要な局面を迎えている。30年代、日本の大蔵大臣に高橋是清がいたが、彼の政策はまさに日本版ケインズだった。
2020/04/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

解説キャスター・滝田洋一
新型コロナとの戦い・先行きは…
米国ではこれまで10万~24万人の死者が予想されていたが、感染症研究所のファウチ所長の見立てでは6万人まで減るのではないかという。この前提にあるのがまさに社会的距離。ただ6万人という数字も決して小さな数字ではない。ベトナム戦争での米国の戦死者数は約5.8万人だった。相当、犠牲を伴うことに変わりはない。日本ではもう一歩、踏み込まなければならない段階がくるかもしれない。その時は躊躇せずに規制を強化すべき。
2020/04/10 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

白鴎大学教授・岡田晴恵
日本人幹部が警鐘「検査と隔離」徹底を
今、すぐ手を打たなければ市中感染率が上がり、感染者の数が上がってくるというのは誰が見ても想定内のこと。やるべきことは発熱外来を今週末にも大々的に増やすべき。病院の前だけでなく市役所だとか、体育館だとか換気のいいところに作りまずトリアージをすべき。そこで政府にお願いしたいのはハイリスクの50代60代以上に重症化防止のためアビガンを出せる体制を早く作ってほしい。ベッドを確保し、若い人には自粛してもらう。
2020/04/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
施設への休業要請・国が消極的なワケ
政府は緊急事態宣言だけで、もしかしたら8割ぐらい接触減ができるかもしれないという希望的観測を持っている。希望的観測で戦力の逐次投入をやるというのは旧日本軍がやった最大の失敗の要因だったが、それをまたやろうとしている。
2020/04/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
施設への休業要請・国が消極的なワケ
政府はどうしてもお金を出したくないように見える。国民は何のために政府に行政を委託しているのか。なんで国民が毎年税金を払っているのかといえば、こういう時(困った時)にお金をどんと払ってもらいたいと思って払っている。
2020/04/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

医師・京都大学大学院医学研究科・村中璃子
緊急事態・感染急増“医療”守れるか・「イベルメクチン」の効果は?
抗寄生虫薬・イベルメクチンの新型コロナへの効果は、まだ実験レベル。まだ臨床レベルではわかっていない。安全な薬でダニの感染症治療に日本でも使われている。注意すべき点はアフリカなどのオンコセルカとかロアなど特定の感染症に感染している人に使うと重篤な副作用が起きるということ。新型コロナの患者に使った場合に本当に安心して使えるのか、そこの部分についてはしっかりと見ておく必要があり、治験が急がれている。
2020/04/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

医師・京都大学大学院医学研究科・村中璃子
緊急事態・国内感染者5000人超える・“医療崩壊”防げるか・病床は今
ECMO(体外式膜型人工肺)は平時の時にしか使えない。パンデミックの時に使うのはナンセンスだという議論がある。例えて言うならひとりだけにスーツやドレスを着せてあとの人には裸でいてもらうようなもの。人工呼吸器で救える人を最大限救うためにはECMOの使用については慎重にしないといけない。
2020/04/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

医師・京都大学大学院医学研究科・村中璃子
緊急事態・国内感染者5000人超える・“医療崩壊”防げるか・病床は今
新型コロナには実は熱のない患者さんもいっぱいいる。まったく無症状で最初から最後までいく人もいる。どれがコロナか、症状だけで判断できないことが一番難しいところ。無症状の人、潜伏期間にある人も同じようにウイルスの感染を広げる可能性があり、これでは現場だけでなく、私たちひとりひとりも気をつけようがない。だからこそマスクをする、手を洗う、人との距離をとることでしか、この流行の拡大を防ぐ方法がないということがわかってきた。
2020/04/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

星浩
新型コロナ・看護師が足りない・医療現場は今
ドイツのPCR検査などは1日5万件なのに日本は4000件に届かない。日本のPCR検査がいつまで経っても増えないということが世界的にも奇異の目で見られている。
2020/04/07 TBSテレビ[NEWS23]

インターパーク倉持呼吸器内科院長・倉持仁
<630関心事>先ほど緊急事態宣言・来月6日まで
私のクリニックに厚労省から送られてきた普通の布マスクでは、残念ながらコロナの患者を診ろと言われても感染してしまうため闘えない。現場の若い医者たちがこれで闘えと言われている。そんなバカな話が許されるわけがない。もう一度安倍首相に言いたい。ぜひ本気で取り組んでいただきたい。
2020/04/07 TBSテレビ[Nスタ]

野村修也弁護士
速報・きょう緊急事態宣言“病床不足”・軽症者・無症状者がホテルに
20日間ぐらい病床、ベッドを占拠していた軽症者を外に出すことで医療崩壊を防ぐことができる。そこを失敗しないようやっていく必要があるし、人員が必要。協力してくれたホテルに対し風評被害が生じないよう、我々も医療従事者とホテルの方を応援していく姿勢が大事。
2020/04/07 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

愛知医科大学大学院臨床感染症学教授・三鴨廣繁
最新・東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡・きょう「緊急事態宣言」発出へ
イタリアというのは日本と同じように高齢者が多い。そういう意味でもともと集中治療が発達した国。日本も学会が中心となり、集中治療の充実が図られている最中だが、大きい病院でも集中治療ができる部屋(ICU)というのは30~40しかない。小さい病院は1桁。この病気は20%が重症になり2~3%の人が確実に人工呼吸器にまで行ってしまうが、日本は明らかに人工呼吸器をつける部屋が少ないし、それを使える医師も少ない。
2020/04/07 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

愛知医科大学大学院臨床感染症学教授・三鴨廣繁
最新・東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡・きょう「緊急事態宣言」発出へ
日本は欧米あるいは韓国に比べたらPCR、特に遺伝子検査で発展途上国。今回、このつけが非常に回ってきて、非常に困った状態になっている。
2020/04/07 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

日本集中治療医学会・西田修理事長
今夜7時都府県に・緊急事態宣言発令へ
夜のお店などが非常に営業しづらくなり、そこでの感染発生率は減らす一定の効果はあるのかもしれない。
2020/04/07 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

安藤キャスター
今夜7時都府県に・緊急事態宣言発令へ
陽性率は実際のところ、何人陽性になったかの発表はあるが何人に検査したのかという部分の発表がない。陽性率がわからない。
2020/04/07 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

日本集中治療医学会・西田修理事長
今夜7時都府県に・緊急事態宣言発令へ
私どもも陽性率はさっぱりわからない。症状が出てもなかなかPCRにたどり着かないことを考えるとその陽性率というのがどれだけ何かを表す指標になるかといえば難しい。幅広くPCR検査を一定の基準でやった時に、陽性の数が増えてきたということであれば蔓延を示すひとつの指標になるが、クラスター以外のところで幅広くやっていないと本当のことはわからない。
2020/04/07 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]

玉川徹
<ショーアップ>葬儀社・未検査遺体・すぐに火葬・都の見解は?
今まで日本は新型コロナの死者数が少ないのだから日本は優れているという人が結構いた。調べてないので本当の死者数がわからない。新型コロナの死者数はもっと多いのかもしれない。死者数のほとんどは生前にPCR検査を受けて陽性が確定した人のみ。いきつくところはPCR検査をやっていないというとこと。
2020/04/07 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
苦言「感染率の評価困難」米国・日本の検査不足指摘
クラスターがどこにいるのかもわからないと米国大使館は見ている。(日本が)PCR検査をなぜこんなにも増やさないのかが不思議でならない。政府の中枢に関わる専門家の中で、未だに感染者をあぶりだすということをよしとしていない。その人達はそれをやると検査に殺到してそこでメガクラスターが起きると主張している。韓国にしてもドイツにしてもそんなことは起きていない。
2020/04/06 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鵬大学教授・岡田晴恵
苦言「感染率の評価困難」米国・日本の検査不足指摘
日本の場合にはサイレントキャリアがどれぐらいいるのか、わからない。オーバーシュートが起きていたとしても私たちにはわからない。(すでに)起きているのかもしれないし、クラスターがどこにいるのかもわからない。
2020/04/06 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ジャーナリスト・木村太郎
速報・最多更新・計1000人超・東京143人感染・「経路不明」92人
ニューヨークでは(医療機器が)もうすぐ来るという話をずっとしていて結局2、3週間してもまだ来ていない。日本でもこれと同じことが起きるのではないかと危惧している。
2020/04/05 フジテレビ[Mr.サンデー]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
速報・最多更新・計1000人超・東京143人感染・「経路不明」92人
(日本の医療は)ほぼ医療崩壊になる直前にいる。今、フェーズが変わったのでクラスター潰しだけではなく、より積極的にPCR検査を実施して水面下にいる感染者を拾い上げることをしなければならない。ただし日本ではシステムが整っていないので韓国に応援を頼むということもありだろう。
2020/04/05 フジテレビ[Mr.サンデー]

藤田医科大学病院・西田修集中治療室部長(VTR)
医療崩壊・防ぐヒントは?
(日本で医療崩壊が起きる可能性は)起きないでほしいが、欧州とかを見ているとその可能性は十分にある。イタリアで亡くなった方というのはICUのベッドの上ではなく、ICUのベッドに入れない、そういう人がいっぱいいて亡くなっている。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
所得減世帯に30万円・手に届くのはいつ頃?
財務省幹部に取材したが、手に届くのは早くて1か月半、あるいは2か月と言っていた。つまり5月末までにぎりぎり出すということ。この手続きをどうするかということがまだ何にも詰められていない。とりわけこれ(30万円)を自治体から出すということになるので、自治体の窓口に人が殺到する状況も考えられる。これから全部解決しないといけない。まだまだ時間がかかる。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

新宿2丁目バー店長(VTR)
東京で143人感染確認・葛藤抱える夜の街
お店を開けるということは都から出ている自粛要請に反していることなので、葛藤はあるが、ここでの生活をあてにして暮らしているスタッフがいるというのと街の明かりを消す勇気がまだないというのがある。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

歌舞伎町ホストクラブ協力会・北条雄一会長(VTR)
東京で143人感染確認・葛藤抱える夜の街
歌舞伎町を含め、東京の繁華街はほぼそうだと思うが、体調不良で検査もできずに不安を抱えて店に出ているというスタッフもいると聞いている。大体の人が日給で給料をもらっているので、働かなくては給料が減ってしまう。無理をしてでも働くという状況になってしまっている。政府に言いたいのは強制力と補償をワンセットにして早めに対策を打ち出してほしいということ。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

番組ナレーション
集まる首都圏ナンバー・軽井沢住民は困惑
首都圏で新型コロナウイルスの感染者が急増する中、ここ軽井沢の別荘で過ごす人が増えている。今年の軽井沢はいつもと違っていた。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

別荘管理会社代表(VTR)
集まる首都圏ナンバー・軽井沢住民は困惑
4月上旬は軽井沢は静かになる時期だが、この週末もお見えになっている方々が多い感じはする。東京、神奈川、埼玉ぐらいからが多いのではないか。1週間、10日間、2週間と滞在が長くなっているかもしれない。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

軽井沢町・藤巻進町長
集まる首都圏ナンバー・軽井沢住民は困惑
都会から疎開みたいな感じの方が多くいらっしゃっていると思う。人の出入りが多い町なのでコロナウイルスが蔓延する確率も高いと思う。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
東京で143人感染・一日あたり過去最多
143人はかなり多い数字だが、政権幹部に電話で取材したところ、「軽視できない数字ではあるが、これが直ちに爆発的感染につながるかといえば、そういう数字ではないのではないか。むしろ中身が問題で感染経路不明の人たちが何人いるか、そっちに注目したい」と言っていた。当面は、今の安倍総理の考えを支持するとの考え。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーステーション]

加藤勝信厚生労働大臣
新型コロナ・必要な対策を問う
ワクチンには大きく3段階あって、基礎研究と非臨床試験と臨床試験。現在は基礎研究の段階。一部のワクチンについてはワクチン候補の作成が終わって、今月以降には動物による有効度評価ができるのではないかという段階に進んでいる。世界ではもっと動きがある。今回の対策も含めて、ワクチンとか治療薬の研究開発がさらに進むように、最大限の努力をしていきたい。
2020/04/05 NHK総合[日曜討論]

加藤勝信厚生労働大臣
新型コロナ・必要な対策を問う
例えばレムデシビルとかアビガン、オルベスコとかカレトラとか、(新型コロナウイルス肺炎に)効果があるのではないかと言われている薬については医療現場で医師の方の判断ということになるが、医療機関において一定の承認手続きを取って、患者の方も同意をした上で使えるような流れですでに進んでいる。さらには臨床研究もアビガン、オルベスコについて3月上旬から、それからアビガンについては3月31日から企業治験がスタートしている。レムデシビルについては3月23日に米国との国際共同の医師主導治験、そして4月中には企業の治験が進められていく。我々は後押しをしながら、一定の結論が出れば、例えば承認等についてもきちんと手続きは踏んで、できる限り対応していかなければいけない。
2020/04/05 NHK総合[日曜討論]

英国王立国際問題研究所
<風をよむ>~“試されるグローバリズム”~
食料ナショナリズムが始まっている。今後この動きはさらに強まるだろう。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

番組ナレーション
<風をよむ>~“試されるグローバリズム”~
食料ナショナリズムとは食料の他国への輸出を抑え、自国を最優先にする姿勢をとること。こういう事態になった時に困るのが日本のような国。日本の食糧自給率は37%で先進国の中で最低の水準。世界的に自国最優先の空気が広まれば日本は苦しい立場に置かれる。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

加藤勝信厚生労働大臣
新型コロナ・必要な対策を問う
感染防止はもちろんしっかりやって命を守っていかなければならないが、一方でそれぞれの人の生活、暮らしという意味で、経済や社会に対する影響を最小限にしながらこれをどうやっていくのかということが非常に大事。そういった意味で仮に(緊急事態宣言)した時に、一体何が私たちの生活で変わっていくのか。その辺を含めてしっかりとしたコミュニケーションを取っていく。ある意味で宣言に伴うマイナスの要因、例えばパニックを起こしたり、地方に人が動き始めたりするようなことがあれば、逆に反対の結果になってしまうから、そうしたマイナスをいかに抑えながら、その効果を最大に図っていけるかということ。
2020/04/05 NHK総合[日曜討論]

西村康稔経済再生担当大臣
新型コロナ・必要な対策を問う
北海道で2週間やった(自粛の)経験は非常に効果があり、北海道は毎日数人の感染者が出ていたが相当減った。先週、小池知事に強力に発信して頂いたが、先週末の土日の地下鉄の利用者の数は7割近く減っている。これをもし継続すれば実効再生産数は1をかなり下回るので、有力な収束に向けた兆しになってくる。非常に緊迫した状況になっているが、緊急事態宣言を仮に出したとしても変わらない部分がたくさんある一方で強力に不要不急の外出なり、活動を自粛するということも大事。
2020/04/05 NHK総合[日曜討論]

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長・尾身茂
新型コロナ・必要な対策を問う
緊急事態宣言を出すか出さないか。仮に出す場合には、4つのことを明らかにして国民の皆さんに総理大臣が語りかけることが重要。1つ目は「なぜ緊急事態宣言を出す必要があるのか」ということ。2番目は「緊急事態宣言を出すことによって一体何を期待でき、何がその期間が終わったら実行できるのか」ということ。3番目には、措置法には色んなことが書かれているが、その中で「感染拡大を抑制するためにどこが急所なのか。どこの対応策が1番効くのか」をはっきり明示して、それをやること。最後は、一般市民に「今までとは何が変わって何が違うのか」を説明するということ。
2020/04/05 NHK総合[日曜討論]

白鴎大学教授・岡田晴恵
日本にも迫る医療崩壊・ICU病床の“脆弱”
圧倒的にベッド数が足りない。人工呼吸器も足りない。軽症ではない人も自宅療養になる可能性が高い。大阪とか、施設など借り上げ宿舎を作るとしているがそれでも足らない。ICUは圧倒的に足りず、助けられない人も助けられない可能性がある。問題となっているのは永寿総合病院だが院内感染がこれから多発すること。慈恵医大も外来をストップした。さらに予定していた手術も延期になるなど、コロナ以外の通常のルーチン医療も受けにくくなる。医者も感染しやすくなるという強いスパイラルに入っているのが現状。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

在日米国大使館HP
どうなる?緊急事態宣言・在日米国大使館「帰国の準備を」
日本政府が検査を広範囲に実施しないと決定したことで正確な感染率を把握することが難しくなっている。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

白鴎大学教授・岡田晴恵
どうなる?緊急事態宣言・在日米国大使館「帰国の準備を」
ウイルス学と経済学は相反するもの。ウイルス学的には緊急事態宣言を出すべきだが、経済的にはどうなのかというところ。ここに政治決断が必要。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

白鴎大学教授・岡田晴恵
どうなる?緊急事態宣言・在日米国大使館「帰国の準備を」
市中感染率が上がってから行動規制をかけても何の意味もない。市中感染率が低いうちに緊急事態宣言もしくは規制を厳しくやることが大事。市中感染率がわからないというのは非常に辛いところ。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

新型コロナ法・経済再生担当相・西村康稔
医療崩壊を防ぐ・ホテル活用の課題
実は施設とか宿泊施設、ホテルなどを同意なく使える仕組みが法律の中にある。いざというときにはそういう形で使っていく。まだそこまで足らないという状況にはない。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

橋下徹
医療崩壊を防ぐ・ホテル活用の課題
ホテルの数も限られているため、自宅療養が原則になってくる可能性もあるが、辛いのは本人よりも家族の行動制限。家族もなにかそういう目で見られてしまう。誰とも接触できない状況になり、家族もつらい状況になる。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

橋下徹
医療崩壊を防ぐ・ホテル活用の課題
アパホテルはじめ手をあげてくれている業者さんは本当にありがたいが、風評被害的なところもあるのでなかなか増えにくいのではないか。いざというときには全てのホテルがそのようなホテルになりうるという前提の法律を作ってあげないと特定のホテルだけがそういう施設に使われるふうになるというのはなかなか厳しい。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

番組アナウンサー
感染者数「靴脱ぐ習慣」と関係ある?
英国で発表されたデータでは、ワクチンが開発されるまで18ヶ月以上かかるとした場合を想定し、規制を緩和させたり強めたりさせながら患者数が増えたり減ったりを繰り返しピークはこれに伴い少しずつ小さくなりながらもずっと続いていくとみている。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

京都大学医学研究科非常勤講師・村中璃子
感染者数「靴脱ぐ習慣」と関係ある?
自粛が何か月になるのかはまだはっきりしていないが、英国のレポートでは2か月締めて1か月緩める。これをずっと繰り返していくことになると予測している。(日本では外出自粛について)2週間とか1か月とか我慢すれば終わりだと思っている人が多いが、このウイルスとはかなり長い間つきあっていかなければならないということを認識すべき。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

東京歯科大市川総合病院教授・寺嶋毅
増産!医療機器“技師不足”への警告
人工呼吸器ECMOなどはとても性能が高まっており、その分取り扱いが複雑になっている。最近、ECMOの数だけが取り上げられることが多いが、工学技士、ドクター、看護師がそろってこそ安全に取り扱える。そういう意味では人数の確保も心配だしいろいろな職種に感染が及ぶことも心配。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

日本臨床工学技士会・本間崇理事長(VTR)
増産!医療機器“技師不足”への警告
急に技師の人数を増やすのは無理。人工呼吸器だけを動かすのであればきちっとした教育を受ければ1年ぐらいで動かせる。重症化するECMO(人工肺装置)、人工呼吸器を両方装着した中で治療が行われるので、そうした人材を育てるのに5年ぐらいかかる。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

白鴎大学教授・岡田晴恵
新型コロナ・各国で混乱・世界の39億人に外出制限
免疫が持つまでは流行は止められない。今はまだ序の口で、指数関数的に患者数が増えていく。それを止めるためには人の動きを止めるしかない。ワクチンができるまでなるべくかからなくするしかない。 
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
新型コロナ・各国で混乱・世界の39億人に外出制限
今、世界のキーワードはポストコロナになっている。その時に世界システムはどうなっており、社会システムをどうするべきなのか。その中心に医療システムがあるが、間違いなく言えることは(ポストコロナでは)米国も中国も頼りにならない、リーダーなき世界になっているということ。みなが力を合わせないとこうした問題には向き合えないということ。新しい世界秩序へのシステム設計が今後問われてくる。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
新型コロナ・各国で混乱・世界の39億人に外出制限
数百年に一度の世界史的転換点にいるという自覚が必要。ついこの間までは米中二極の世界観で議論していたが、米国も中国も社会システムに重大な欠陥があるということを見せつけてしまった。例えば米国などは6000万人の人が健康保険にも入れない状況の中で亡くなっている人の偏差を見ると圧倒的に貧しい人が亡くなっていっている。中国も習近平の強権化を謳っていたが、台湾のような民主国家の方がこの問題を制御する上で正面から向き合っているとして世界の評価が高まっている。
2020/04/05 TBSテレビ[サンデーモーニング]

東京工業大学臨床工学科・田仲浩平教授(VTR)
増産せよ!医療機器の生産現場
(人工呼吸器は)トレーニングを受けた医師や看護師でも操作することは法律上なんの問題もないが、いろいろなアクシデントが起こることが予想される。それに対処するためのある程度知識を持っている方、臨床工学技士が適任。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

京都大学医学研究科非常勤講師・村中璃子
「緊急事態宣言」日常生活どうなる?
緊急事態宣言が出ていても、出ていなくてもやることは基本的に同じ。目指していることは感染拡大を抑えること。それは外出を制限したりとか、3密の場所を作らないこと。緊急事態宣言は最後の切り札といえるものなので、かなり慎重に政治的判断していく必要がある。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

番組アナウンサー
「緊急事態宣言」日常生活どうなる?
外出自粛要請に関しては(これまでの外出自粛とは)様相が変わってきて、より踏み込んだ法策になるのではないかという報道がある。内閣官房担当者によると警察官が不要不急の外出をしている可能性のある人に個別に声をかけ、帰宅を強く促す可能性があるとしている。いわゆる職務質問と同じような形で任意で外出の理由を尋ねるということ。
2020/04/05 テレビ朝日[サンデーLIVE!!]

新型コロナ法・経済再生担当相・西村康稔
緊急事態宣言なぜ出さない?深層追及
欧米のように全く活動を止めて外出に罰則があるというのは法体系上できない。欧米とは違うものになる。緩やかな手法で負担を分かち合いながらそれぞれ努力して封じ込める。緊急事態宣言は専門家の意見を聞きながら出したい。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

橋下徹
緊急事態宣言なぜ出さない?深層追及
特措法適用は強権発動だというが今の方が明らかに強権状態。発動した方がはるかに国民の自由、権利が守られる。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

橋下徹
緊急事態宣言は?交通機関はストップ?
全国的に蔓延すればもう手遅れ。それを防ぐためには東京と大阪などの大都市部の蔓延を防ぐ必要がある。どうも法律の構造がおかしい。安倍政権は法律の解釈に関してはウルトラCのような解釈を今まで散々とやってきている。なぜ特措法の解釈のところだけ厳密に解釈しているのかわからない。大阪、東京を預かっている知事が宣言を出してほしいと言っているのに関わらず政府が待ったをかけているのは理解できない。
2020/04/05 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

元厚生労働副大臣・武見敬三
特集・治療方法・薬・ワクチン・現在の状況は
今、世界中でワクチンの共同治験、共同開発が行われている。日本なども提唱してできたCEPIという感染症にかかる医薬品・ワクチンの開発基金がある。そこに世界各国が200億円拠出をして2月の2日から14日まで世界に公募してこの基金に申請をしてほしいというプロジェクトを行った。16週以内に人に対する治験を始められること、大規模に生産できる、またはそうしたところに技術移転できるということを条件にして公募したが、世界から8つのプロジェクトが承認された。残念ながら日本企業や研究者・研究所は1つも入っていない。ジョンソンエンドジョンソンは2か月以内に人の検査に入れるということで今、大いに売り出している。
2020/04/04 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

大和総研・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
新型コロナウイルス・経済どうなる対策は?
どれだけ厳格に支給するかが重要。例えば不正があった時にどうするのか。不正に対しては罰則を科すことも必要だが、まずは性善説で緩くお金を支給して、年末の確定申告の段階でお金をとり上げる、いうなれば追徴課税をすることもひとつの策。
2020/04/04 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

大和総研・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
新型コロナウイルス・経済どうなる対策は?
例えば今、年収300万円ぐらいがひとつのバーだと言われているが、極端な話をすれば去年の年収が1億あって今年は301万円になったとすると、この人の所得は30分の1になっているにも関わらず、基準よりも上回っており、30万円もらえない可能性がある。例えば去年の所得が600万円で今年の所得が300万円だとすると所得は半分しか減っていないが、この人は30万円もらえる。どこで線を引くかというのが非常に微妙な問題。ある程度なだらかな線をひいていくということが必要。
2020/04/04 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

大和総研・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
新型コロナウイルス・経済どうなる対策は?
例えば今、年収300万円ぐらいがひとつのバーだと言われているが、極端な話をすれば去年の年収が1億円あって今年は301万円になったとすると、この人の所得は30分の1になっているにも関わらず、基準よりも上回っており、30万円もらえない可能性がある。例えば去年の所得が600万円で今年の所得が300万円だとすると所得は半分しか減っていないが、この人は30万円もらえる。どこで線を引くかというのが非常に微妙な問題。ある程度なだらかな線をひいていくということが必要。
2020/04/04 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

大和総研・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
新型コロナウイルス・経済どうなる対策は?
どれだけ厳格に支給するかが重要。例えば不正があった時にどうするのか。不正に対しては罰則を科すことも必要だが、まずは性善説で緩くお金を支給して、年末の確定申告の段階でお金をとり上げる、いうなれば追徴課税をすることもひとつの策。
2020/04/04 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

大和総研常務取締役・チーフエコノミスト・熊谷亮丸
新型コロナウイルス・経済どうなる対策は?
単純化していえば生活保障にするのか景気刺激にはどうか、スピードはどうかなどいうことがあり、大事なことは対策を2つのステージに分けること。第一ステージで感染が拡大している間はスピードを重視し生活保障をしっかりやる。これには現金が一番向いている。第二ステージである程度感染が収まってきた時には、景気の刺激をやる。これにはクーポン券、商品券でよい。大枠でいえばまずは現金を渡し、その後にクーポン券を渡すという全体の政策の枠組み自体は決して間違っていない。今回1世帯あたり30万円というのが出ているがある意味、スピードと公平・公正のバランスをどうやってとるのかという苦肉の策。スピード重視であれば所得制限などつけずに一気に現金を渡した方がいいが、本当に困っている人のところへは細かく手厚くできなくなる。
2020/04/04 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

医師・関西福祉大学教授・勝田吉彰
中国抜き世界一の感染国に…トランプ大統領「さらに厳しい2週間」に
米国の中で特に重症化しやすい、こういった問題(感染爆発)を起こしやすいグループがいる。例えばブルックリンにユダヤ人コミュニティがあって、ここで麻疹の時も問題を起こしたし今回も初期のころに問題を起こした。衛生状態、環境など意識の問題。
2020/04/04 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

医師・京都大学大学院医学研究科・村中璃子
緊急発表・iPS山中教授・5つの提言・若者警鐘“500人に1人死亡”
米国CDCが出した新しいデータに基づいて計算すると感染すると基礎疾患あるなしに関わらず、22歳から44歳は大体500人に1人が亡くなる。44歳から54歳では200人から350人に1人、55歳から64歳は40人から70人にひとりは、かかると亡くなる病気だということがわかってきた。今はこういう人達をあまり高齢者という認識で見ていないと思うが、若いから大丈夫とかいうことではない。広がってしまえばこれだけの確率で人が亡くなる病気。
2020/04/03 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

白鴎大学教授・岡田晴恵
最多97人感染“ゆるんだ3連休”拡大か
期待しているのは血液を15分で検査できるIGM/IGGキット抗体検査。PCR検査はウイルスの遺伝子を調べるものだが、IGM抗体というのは発症後1週間であがってくる。この抗体検査で血液の中の抗体を調べることで感染の有無がわかる。これが本当に機能すれば病院前に発熱外来を設けて患者を迅速にチェックし、振り分けることもできる。
2020/04/03 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
最多97人感染“ゆるんだ3連休”拡大か
今後もっと来週頭あたりに(3連休に感染した感染者の数が)かなり出てくると思う。ある程度広がると移動制限を相当きつくかけないと加速度的に増える状況になる。その辺りを注視していくべき。強制力はなくとも(小池都知事の)外出自粛要請の効果はすごい。やはり政治の力は大きい。
2020/04/03 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

獨協医科大学衛生物学講座教授・増田道明
“新型コロナ”対策について言いたい事、聞きたい事
(感染者数ピークの)山の高さがこれからどうなるのかわからないので(東京は)油断はできない。
2020/04/02 BSフジ[プライムニュース]

国際医療福祉大学医学部主任教授・松本哲哉
「感染拡大」を阻止できるのか?“新型コロナ肺炎”の脅威度
コロナウイルスは肺で増えやすい。炎症がすごく波及して肺が真っ白になってしまう。そうなってしまうと呼吸機能が保たれなくなり急激に悪化する。サイトカインストームも十分そこに関わっていると思う。サイトカインのひとつにIL-6があるが、それに対する抗体があり今はリウマチなどに対し使われている薬。それがもしかしたら急激に悪化するようなコロナウイルス感染症に治療として使えるのではという外国のトライアルはある。
2020/04/02 BSフジ[プライムニュース]

獨協医科大学衛生物学講座教授・増田道明
「感染拡大」を阻止できるのか?“新型コロナ肺炎”の脅威度
この新型コロナウイルス感染症は2段階からなっているのではないかと分かってきている。ウイルスが増えて体内で悪さをするステップ、ウイルスそのものではなくウイルスに対する我々の免疫が過剰に起こることで肺炎や呼吸困難が酷くなる2つのステップがあるのではないかと分かってきている。免疫の暴走のことをサイトカインストームというが、免疫細胞が集まり過剰に炎症が起こるのはもともとの遺伝的素因なのか、新型コロナウイルスに感染する前にどういうものに感染した既往があるかなど個人的な違いがもしかしたら分かれ道になっているのかもしれない。
2020/04/02 BSフジ[プライムニュース]

ナビタスクリニック理事長・久住英二
日本の全医療者、および介護施設のスタッフに抗体検査を実施すれば感染している人が一定数見つかる。そういう方々を配置し、コロナの方だけを診療するような専用の病院を作るべき。
日本の全医療者、および介護施設のスタッフに抗体検査を実施すれば感染している人が一定数見つかる。そういう方々を配置し、コロナの方だけを診療するような専用の病院を作るべき。
2020/04/02 BS-TBS[報道1930]

ナビタスクリニック理事長・久住英二
日本の全医療者、および介護施設のスタッフに抗体検査を実施すれば感染している人が一定数見つかる。そういう方々を配置し、コロナの方だけを診療するような専用の病院を作るべき。
咳とかくしゃみをあびて、検体を採取する人が濃厚接触したり感染するというリスクをかなり減らせるというのは事実。いまこの検査のキットを使うんだとすると、この人は免疫があるから働けますという人を見つけるのに使うといいと思う。
2020/04/02 BS-TBS[報道1930]

玉川徹
簡単に言えば厚労省が足を引っ張っている
簡単に言えば厚労省が足を引っ張っている。折角、自治体で判断してよいという通達を出しているのに、なぜその後にもう一回厚労省にお伺いを立てなければいけないのか。
2020/04/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

インターパーク倉持呼吸器内科院長
新型コロナ迫る“病床パンク”軽症者は?
世帯あたり平均で2.5人いる。それを簡単に自宅隔離ということにすると患者の数が2.5倍に増える。少しでも患者を減らさなければ人工呼吸器が足りないのは目に見えている。少なくとも感染者を一人も増やさないという覚悟を持ってやらなければ、絶対にニューヨーク、イタリアのような悲惨な状況になる。この1ヶ月で終わるのではなく長期になるため、長期的視点を持って確実に感染者を増やさないという方法を国は認識し、速やかに指示を出さなくてはならない
2020/04/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

インターパーク倉持呼吸器内科院長
新型コロナ迫る“病床パンク”軽症者は?
現場の先生は“元気になった患者を早く退院させて次の患者をみさせてほしい”と言っている。現場は休みなく走っている状態なのになぜ制度が追いついてこないのか。感染者数は海外のデータを見ると都が想定している人数ではとてもすまない。重症者でベッドはすでにいっぱいになっていて、空いているわけでなくガンの患者や手術が必要な患者がベッド待ちをしている状態。そういう状況で未だにこんなことを言っているのは人ごととしか思っていないから。
2020/04/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

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