【あの一言】
[2024年03月] [2024年02月] [2024年01月] [2023年12月]
学習院大学・伊藤元重教授 米国・イラン原油輸入停止要請 今はじっくり判断していくしかない。オバマ政権の政策を全部ひっくり返したいというトランプ大統領の感情を強く感じる。
2018/06/30 BSフジ[プライムニュースSUPER]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮 日本が米国に書簡・輸入制限は破滅的影響 トランプ大統領は高い球を投げて相手を脅し、ディールを引き出すという手法をやっている。日本は自動車に関税をかけられることだけは、なんとしても避ける必要がある。どれぐらい影響があるかというと日本の車と部品全体で見ると全部で2.2兆円もの負担が自動車産業に及ぶとの試算も出されている。今年度の大手自動車メーカー6社の営業利益の見通しが4兆円なので利益の半分以上が吹っ飛んでしまう。安倍首相はなんとかトランプ大統領をなだめすかしながら、自動車に対する関税をかけさせないようにしていくべき。
2018/06/30 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮 日本が米国に書簡・輸入制限は破滅的影響 トランプ大統領は、経済的な合理性でやっているわけでなく、選挙で勝ちたいからやっている。例えば2月16日に鉄鋼とアルミに制裁を課すことを発表してから、世界の株の時価総額は300兆円近く落ちている。マーケットは完全に嫌気をしている。加えて米国で自動車ディーラーをやっている人は200万人ぐらいいるが、これに対し自動車を作っている人は半分ぐらいしかいない。関税を上げて米国の中で自動車が売れなくなれば、自動車を作った人は守れても結果的にその倍のディーラーが失業する。
2018/06/30 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
龍谷大学教授・李相哲 激論!金正恩委員長 金正恩は普通の男に見えるが、両面性を持っていて、最近も将校を処刑しろと言う命令を出したばかりで、その本性は変わっていない。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
龍谷大学教授・李相哲 視聴者の意見を紹介 金日成の遺訓の核心は朝鮮半島の統一。北朝鮮中心の統一。米軍の駆逐を黙認すれば、韓国全体が北朝鮮中心の統一になる可能性が十分高い。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学総長・森本敏 視聴者の意見を紹介 動いている核施設は凍結し、持っている全ての核施設を正直に申告させ、査察をいれ、廃棄ができなくても北朝鮮の実態がわかるという状態にする。外交交渉は期限を区切ったほうが負けるので、期限は区切らない方がいい。米国・ポンペオ長官も期限を切らないと盛んに言っている。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党・松川るい 激論!米中貿易摩擦・ド~する?!日本 いろんな体制の国は共存するかもしれないが、米中のパワーバランスが大分シフトしてきている。米国は中国から離れているが、日本は中国のすぐそばにあり体制も違うし安全保障上の脅威も考えている。日本が大きな方針としてやるべきはインド太平洋戦略のように対中で戦略的立ち位置が近く価値を共存する国と海洋航行の自由だとか自由貿易とかを広げていくこと。中国の軍事費は日本の3倍以上と無視できないことになっている。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学総長・森本敏 激論!ド~なる?!米中貿易戦争の懸念 中国では、民間から入ってくる技術をすべて人民解放軍が吸い上げる制度となっている。我々が民間の技術だと思っていても、どんどん軍用に入っていく。それを一旦米国に疑われた場合には、日本に必要な軍需品は入ってこなくなるので、それが一番困る。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
龍谷大学教授・李相哲 激論!ド~なる?!朝鮮半島の非核化 北朝鮮は核廃棄に前向きな姿勢は必ず見せると思う。ただ、持っている核に関しては段階的・同時的に軍縮会談のような形でやっていこうとしている。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
龍谷大学教授・李相哲 激論!ド~なる?!朝鮮半島の非核化 北朝鮮内部には反対派とかはいない。軍は金正恩に反抗できないシステムになっている。軍事攻撃、トランプ大統領が何をするのかわからないのと、経済制裁がきついので金正恩は出てきた。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学総長・防衛大臣政策参与・森本敏 激論!北朝鮮・本当に非核化する?! トランプ大統領は中間選挙までに非核化の第一段階の成果が目に見えないと中間選挙に勝てない。平和体制と非核化が同時に進むだろう。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元日銀北京事務所長・瀬口清之 激論!ド~なる?!米中貿易戦争の懸念 習近平主席もその周辺も米国の何を信じていいのかがわからなくなっている。貿易戦争を容認できるほど今の中国経済は余裕はないが、米国の言いなりになるわけにはいかない。いま貿易戦争を始めてしまうと10年後に共産党政権が持たない可能性もある。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学総長・防衛大臣政策参与・森本敏 激論!北朝鮮・本当に非核化する?! 年頭に示した核および弾道ミサイルの増産を続け実戦配備を続けるという方針は依然として変更されていないが、核実験やミサイルのテストは一応凍結した。朝鮮半島の非核化とは核を廃棄することとは書いていない。CVIDを文書の中に入れるべきだったが、前日にポンペオがキムヨンチョルと交渉した時に書くわけにはいかないと最後までキムが拒否したために入らなかった。12日の会見でCVIDは必ず実現すると言っているが、それは記者団に対して言っただけ。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際政治学者・東京大学政策ビジョン研究センター講師・三浦瑠麗 激論!ド~見る?!歴史的な米朝首脳会談 問題は米国が中国のいう米韓合同軍事演習の中止を蹴ったにも関わらず、今回の米朝首脳会談では完全に中国のロジックに従ったこと。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
龍谷大学教授・李相哲 激論!ド~見る?!歴史的な米朝首脳会談 米朝共同声明を読みと北朝鮮が発表した共同声明の文書とその英語とではかなり異なっている。例えば朝鮮半島の完全な非核化に向けた責務を再確認するとあるが、NHKは責務の約束と訳しているが、北朝鮮側の訳では約束という言葉も責務という言葉もなく、ただ意思を再確認したとなっている。文書に出てくるセキュリティギャランティーを北朝鮮は体制保証と翻訳している。セキュリティギャランティーは核で攻撃しないという意味でよく使われる言葉で、英語にはこの言葉だけしか書いておらず体制保証とは書いていない。体制保証と訳すのは違う。一番問題なのは朝鮮半島の非核化の部分で、米軍の撤収や戦略的武器を北朝鮮に展開しないなどの非核化5原則のことを北朝鮮は朝鮮半島の非核化だと思っている。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
東京大学政策ビジョン研究センター講師・三浦瑠麗 激論!ド~見る?!歴史的な米朝首脳会談 北朝鮮のロジックがいろいろなところで呑まれていたり、韓国のロジックが呑まれていたりしている。問題はその裏にある中国のロジック。中国が2度にわたって正式にフリーズフォーフリーズとか、デュアルサステンションとかの名前で二十の停止、あるいは取り引きとして米韓合同軍事演習を停止し、北朝鮮は核やミサイル実験を停止するという解決策を提示している。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
龍谷大学教授・李相哲 激論!ド~見る?!歴史的な米朝首脳会談 トランプ大統領は6月12日前までは朝鮮半島の非核化という言葉はあまり使っていなかったが、12日近くになって急に使い始めた。これは一言でいうと韓国からの米軍を撤収し、戦略資産の朝鮮半島への搬入をやめる代わりに北朝鮮は核を捨てるという話。トランプ大統領は朝鮮半島の非核化を呑んだ。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党・参議院議員・党広報本部次長・松川るい 激論!米国・朝・中…ド~する?!日本の針路 朝鮮半島の非核化はずっと前から北朝鮮が言っていること。そういう意味では予想以上に具体性がなかった。非核化が大事でもともと核問題の出発点ではあるが、世界の焦点はもう半島の平和構築に移っている。米朝共同声明を見ても非核化というより米朝関係の改善とか半島の平和に力点を置いている印象。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
田原総一朗 激論!米国・朝・中…ド~する?!日本の針路 韓国の特使使節団が3月に北朝鮮に行き、金正恩に会った。その時、金正恩はもしわれわれの安全を保証してくれるのであれば核兵器を所有している必要はないとして米朝首脳会談をやりたいとした。その情報が日本政府に伝わった時に「こんな北朝鮮はまったく信用できず、トランプ大統領がこんな会談に応じるはずがない」と日本政府が正式に言った。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
拓殖大学総長・防衛大臣政策参与・森本敏 激論!米国・朝・中…ド~する?!日本の針路 米朝首脳会談で少なくとも金正恩が朝鮮半島の非核化に約束して署名したことは大きい。問題はそこからどうやってこの問題が動いていくか。それまでずっと議論してきたことが全部共同声明に入っているわけではない。この問題をどう扱っていくのかは今後の成果を見ないといけない。
2018/06/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米中貿易戦争の行方 米中貿易戦争になって一番困るのは、米国の多国籍企業。米国には、ITで中国にしてやられるのではないかという恐怖心がある。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>IT大国化する中国 テンセントやアリババがデジタルエコノミーやモバイルエコノミーをやるのも良いが、それはある種、表向きの現象で、中国が真に狙っているのは、スーパーコンピューターと5G。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>IT大国化する中国 データリズムの時代に向かって、今言われていることはすごく重い。最近中国に行って驚いたのは、キャッシュレスエコノミー。経済のシステム時代が次のステージに向かって行っている。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>強める中国のリーダーシップ 皆がシンガポールに注目している中、ロシアのプーチン大統領もイランのロウハニ大統領も登場し、モンゴルの大統領まで参加するような形で上海協力機構の会議が行われた。ユーラシア大陸をにらみ中国が大きく仕掛けているシナリオが見えてきた。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>強める中国のリーダーシップ 上海協力機構の元々の枠組みは外交と安全保障。米中の貿易戦争が激化すればするほど誰が一番喜ぶかと言うとそれは中国。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国経済・最新動向 今回の米朝会談は、中国の賛同が無ければできなかった。一時期、金正恩政権になり中国との距離が遠くなったが、今回、もう逃げられなくなった。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺嶋実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国経済・最新動向 今年、中国のGDPが日本の3倍を超すのではないかという勢いでGDPが拡大してきている。昨年の世界全体の名目GDPの増大額の3分の1は、中国の名目GDPが拡大したことにより生じたという分析が出ている。北朝鮮が今年に入り、急速に韓国に接近をした背景には、中国との関係の冷却があり、中国に依存せざるを得ない構図の中で北朝鮮は進まざるを得ない。中国のグリップが東アジア全体で重くなってきている。
2018/06/29 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <ANNニュース>北朝鮮・核施設インフラ整備か 北朝鮮としては、核保有国として米国と非核化の交渉を進めてきていて、その実務的なプロセスにまだ入っていないため、非核化の詰めのまだ協議が始まっていないということを北朝鮮はあえて示している。北朝鮮十八番の交渉技術といえる。
2018/06/27 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
テレビ朝日元北京市局長・安江信夫(VTR) <7時のニュースまとめ>「非核化期限は設けない」 朝鮮戦争の終結宣言が米朝首脳会談でなされなかった背景には中国の存在がある。そもそも朝鮮戦争の当事者は米軍と北朝鮮軍であり、その後ろにいた中国軍だった。終戦宣言を米朝だけで決めてしまうと米朝主導で全てがもっていかれるということになりかねない。中国が外されるという警戒感を持っていた。今、特に米国と中国はもっと大枠のところで対立している。貿易が今は戦争状態にあり、米国としては国際社会の中で、急に力を持ってきた中国を抑え込んでいきたいという意図がある。
2018/06/27 テレビ朝日[グッド!モーニング]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 <7時のニュースまとめ>「非核化期限は設けない」 トランプ自身がこの問題に対しては担当官であり、それに反対する人はみなクビになる。トランプは非核化についてはあまり関心がなく、北朝鮮に対し譲歩を重ねている困った状況。
2018/06/27 テレビ朝日[グッド!モーニング]
ジャーナリスト・青木理 疑惑残し支持率回復…安倍政権・徹底検証 安倍首相を支持する人のほぼ半数が他に適当な人がいないからと答えているが、森友の問題も文書の問題もほとんどの人が納得していない。最近のカジノの問題でも反対している人の方が多く、働き方改革もやる必要がないと言っている。みながおかしいと思っているが、総体としては支持率がある。そこにある種の政治的諦め、ニヒリズムがある。誰がやっても同じだからとりあえず安倍首相でと考えている。
2018/06/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
ジャーナリスト・後藤謙次 <「もしもし後藤です」>成長戦略の“切り札”?野党側は徹底抗戦も… なぜ与党がこんなにカジノIR法案の成立を急ぐのか与党幹部に確認したところ、カジノの誘致に熱心な「日本維新の会」の顔をたてるためとの答えが返ってきた。万博を2025年に控えている大阪は、IRと万博のワンセットで大阪を活性化したいという強い意向を持っている。安倍総理もIR推進論者で今回、両者の思惑が一致した。万博も作るがIRも作るというのがひとつの売り物になる。安倍首相にとっては憲法改正のこともあるので維新との協力関係を維持したい。
2018/06/24 テレビ朝日[サンデーステーション]
寺島実郎 加計理事長・首相との面会否定・集中審議で野党が追及へ 政治の自堕落、ここに極まれりと思うのが、参院の議員定数を6つ増やすという話。身を切る政治改革という国民との約束を国民は忘れていない。人口が3割減る日本。しかも消費税を上げようかという時に国民に負担を強いるのならば、まず政治家自身が身を切る改革をしなければならないという話になっていたのが、いつの間にか再び参院の議席を6つも増やそうとしている。合区の事情とかなんとか言っているが、日本は国会議員を大量に抱えている国であり、1人の国会議員に年間2億円以上の経費つまり国民の税金がかかる。いつのまにか政治互助会みたいになっている。与野党そろって政治で飯を食っている人たちの緊張感というのがない。国民も政治の場で何が展開されているのかを気が付く必要がある。
2018/06/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 国連人権理を脱退・孤立深める米国 偏狭で余裕を失っている国になっている米国。先週、シリコンバレーに行ってきてつくづく思ったことは、米国はIoTだとかネットワーク情報技術革命に携わる人たちが米国を支えている。例えばアップル創業者のスティーブジョブズなどはシリア人だったし、有力なシリコンバレーのトップはみなインド人。それぐらい多国籍軍で米国を支えている。こういう現実と米国のリーダーとの認識のギャップが今の米国の悲劇となっている。
2018/06/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
BS-TBS「週刊報道LIFE」キャスター編集長・松原耕ニ 国連人権理を脱退・孤立深める米国 人権理事会は問題の多い組織であることは間違いないが、そんな中でも米国がにらみをきかせてそれなりに機能してきた。米国が抜けたら中国やロシアといったような人権上問題があるような国がここで力を伸ばしてくる。本当にそういうことでいいのか。
2018/06/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元外務審議官・田中均 武村・田中・激動「金正恩」裏 信頼を醸成して共同作業でやっていくというのが基本で米朝首脳会談はスタート地点としては正しいものだった。そのやり方は平壌宣言の時も、南北首脳会談の板門店宣言でもとられた。CVIDの話は、検証できない非核化というものはあり得ないし、不可逆的でない非核化というものもありえない。大事なことは結果を作ること。注意しなければならないのは、北朝鮮は相当長く核開発をして大規模な施設を持っているということ。このため期間が相当長くかかることは覚悟しないといけない。日本としては米国、中国、韓国ときちんとした連携をしていき、権力の中枢と連絡の経路を持つべき。
2018/06/24 TBSテレビ[時事放談]
元外務審議官・田中均 武村・田中・激動「金正恩」裏 国内的には少子高齢化で経済、財政が過渡期に来ている。対外的には東アジアの状況も一歩間違えてしまえば戦争になってしまう。
2018/06/24 TBSテレビ[時事放談]
元外務審議官・田中均 武村・田中・動き出した「日朝首脳会談」 拉致問題は日本国の主権の問題。日本が直接交渉する前に米国や韓国に頼むということというのは恥ずかしいこと。この問題をもう少し真正面から見て、もう少しきちんとした戦略を日本は立てていく必要がある。いろいろな国に行き、いろいろな話をするが、今どの国も米国に対する信頼関係がほとんどない。この米国とものすごく親しい安倍さんは米国にちゃんと意見を言ってくれているのかどうかという強い期待もされている。ところがトランプが日本に何をしたかと言えば、鉄鋼アルミの関税を日本にもかけるとか、自動車関税を検討するとか、日本と韓国が朝鮮半島非核化のお金を負担するのだと言ってみたりとかこんなことはあり得ない。米国に追随していくのもいいが、間違っていることは正していくべき。
2018/06/24 TBSテレビ[時事放談]
元外務審議官・田中均 武村・田中・動き出した「日朝首脳会談」 国交がない国がトップ同士で首脳会談をやるというのは、よほどきちんとした根回しと準備がない状態でないとできない。軽々に首脳会談をやりたいなどと発言すると足元を見られてしまう。通常、外務当局がそのための準備をするものであり、こういうことを口に出すのであれば既に水面下ではいろんな根回しが行われているものと信じたい。もしも首脳会談をやり、一定の成果が出なければ日本国としては極めて強いダメージを受けることになるので、一定の成果がみいだせるようなシナリオを誰かが作らないといけない。
2018/06/24 TBSテレビ[時事放談]
元外務審議官・田中均 武村・田中・今田中均が語る「拉致問題」 交渉などというものはお互いがその気になって一定の信頼関係を作らないと共同作業はできない。両方がまとめようと思わない限り無理。こちらも言いたいことはたくさんあったが最初は彼らの言い分をすべて聞いた。絵を描かなくてはならないが、今日本がお金を積むということはできない。もう少し土俵を大きく広げて大きな絵を描き将来的に正常化ということもあるのでそれに向かって誠意をもって交渉していこう。全体の絵を作って総理大臣が行くということが重要。
2018/06/24 TBSテレビ[時事放談]
大阪大学准教授・安田洋祐 貿易制裁の報復合戦に…日本はどう対応? このまま世界経済がどういう方向に行くのか先行きが不透明になっている。日本としてはまず、自国の経済的なメリットを考えたときに関税は引き上げない方がいい。得をする業者もいる一方で割を食うのが消費者。マイナス分がプラス分より大きくなることが多い。経済合理性からそもそも報復合戦に付き合う必要はない。一方、政治的な意味合いを考えたときに、日本は自由貿易から揺るがないと言う立場を鮮明に出すことで、リーダーシップ発揮していくことも重要。
2018/06/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
慶応義塾大学・准教授・礒崎敦 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>日朝首脳会談の行方 気を付けないといけないのは、北朝鮮では3月以降、日本に対する批判や論評が明らかに数も増えていてその質も高まっているということがある。今や韓国政府に対する批判がなくなり、米国に対する批判もなくなった。米帝という言葉まで消えた中で、批判の矛先が日本しかなくなっている。韓国に話しかけて日朝関係が好転しない場合は当然そういう動きは出てこざるを得なくなる。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>日朝首脳会談の行方 韓国は南北融和という形の力学をどんどん作っていっている。米朝会談を終えて中国と韓国は北朝鮮に対する経済協力だとか今までの制裁の緩和みたいな方向で一緒に動きやすい流れがもう既にできあがっている。その一方で南北の共通アジェンダが反日になっていて、お互い力を合わせて日帝を打ち倒そうという空気を蒸し返そうとしている。韓国は慰安婦・竹島問題など反日に関する材料はいくらでもあるし、北朝鮮も日本との間にまったく未解決な問題を抱えている。この反日ゲームが動いてきた時に日本はどうなるのかという思いがある。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶応義塾大学・准教授・礒崎敦仁 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>日朝首脳会談の行方 拉致問題は日本に全く落ち度がない。それを解決しようとした小泉首相は2002年に日朝平壌宣言を掲げ、拉致問題を可決するためにも過去の問題で譲歩をしようとした。問題を解決するために自分も誠実になるということをしないとなかなか外交問題は解決できない。世論の反発が起きてでも、日朝平壌宣言を掲げて、日本も誠実な態度で迫るということで北朝鮮から譲歩が迫れるような首脳会談を展開できるかどうかが日朝関係の焦点にある。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国に擦り寄る北朝鮮 今回、声明にこそ入らなかったが拉致問題を持ち出した。日朝首脳会談さえ、秋口に向けて行われるかもしれないという話が見え隠れしてきている。日朝会談が行われるとすると、拉致問題もテーブルに乗っかっていくと思われるが、同時に向こう側からの問題として賠償問題も出てくることも視界に入れておかなくてはいけない。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国に擦り寄る北朝鮮 金正恩がシンガポールへ行く航空機の手配を中国に依頼している。1国の首脳が航空機というものにどれほど神経をとがらせているかを考えてみると、わかりやすく言えば命を預けて飛んでいることに等しくその航空機を金正恩が中国に頼んだことは驚き。核だのミサイルだの言っている国が自前の航空機でさえ手配できないのかというような現実を物語っている。それぐらい北朝鮮は中国に一枚も二枚も上手を行かれている。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米朝首脳会談を徹底検証 仮にポンペオ国務長官の言う通り非核化のプロセスが2年半で進むにしても、2年半の間に北朝鮮は核・短中距離ミサイルをもち続けているという状態になる。北朝鮮が核を持っているという状態を許容しながら、例えば日本にはその後の費用を負担させられるという可能性が出てくる。こういう状況は日本人の本音的に言えば、なんとなくしっくりこない妙な話ということになる。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶応義塾大学・准教授・礒崎敦仁 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米朝首脳会談を徹底検証 中途半端な形で合意が行われ、今後それがCVIDにこだわらない中途半端なままで物事が進んでいくとすると日本は何のために費用を出すのかということが話に当然なってくる。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
笹川平和財団・上席研究員・渡部恒雄 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米朝首脳会談を徹底検証 日本や韓国が負担するという非核化に向けての費用の話はコントロールできないトランプの話。今回の話は、かなり事前に米朝で話し合い、それなりにコントロールされて話した部分とトランプ大統領がアドリブで勝手にやった部分が混ざっていて、混ざっていた部分が非核化の費用の話だった。こんな話は安倍総理も文大統領も絶対に話していない。現実的に大事な安全保障の話なので日本も負担するが、米国は金を払わないと言っているが払わざるを得ないだろう。払わないとむしろ損をする。
2018/06/22 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
内閣官房参与・松本歯科大学特命教授・飯島勲 総括「米朝首脳会談」・トランプと金正恩の思惑 IAEAも関係なく発射をやめて実験場を破壊しても、またどこでもつくれる。これを軸足に考えるのは危険。朝鮮半島が統一されるのではないかと文在寅大統領とやっているが、100%あり得ない。核の北朝鮮と経済の韓国が一緒になった時、中国・ロシア・米国・日本はとてつもない危機感を感じるだろう。二国のままでどうやって体制を保証するかという方向に流れていく。
2018/06/22 BSフジ[プライムニュース]
早稲田大学教授・中林美恵子 総括「米朝首脳会談」・トランプと金正恩の思惑 共同声明の内容を見るとまだまだ詰められていない。ただ扉が開いたこと自体は素晴らしいこと。米国国民から見ると、半分以上の人たちが良い会談だったと評価している。ミサイルはグアムへ飛んでこないし、核戦争の不安がなくなったことが大きな成果といえる。トランプ大統領の支持率が上がってきている。
2018/06/22 BSフジ[プライムニュース]
内閣官房参与・松本歯科大学特命教授・飯島勲 総括「米朝首脳会談」・トランプと金正恩の思惑 ボルトン大統領補佐官はあくまでもネオコンの代表であり、米国ペンタゴン、国防産業の代弁者と同じ。だからこそ政権内での比重が高い。ICBMを北朝鮮は完全に廃棄するだろう。中距離、短距離ミサイルはそのまま残すだろう。
2018/06/22 BSフジ[プライムニュース]
自民党総裁外交特別補佐・河井克行 総括「米朝首脳会談」・トランプと金正恩の思惑 米朝首脳会談は世界と日本にとって大きな衝撃を与えた会談だった。同盟の本質が劇的に変わったといえる。価値に基づいた同盟から取引に基づいた同盟に変わった。
2018/06/22 BSフジ[プライムニュース]
早稲田大学教授・中林美恵子 総括「米朝首脳会談」・トランプと金正恩の思惑 アメリカファーストの本質が見えてきて同盟国がかなりうろたえている。米国は今まで特殊な国であり、一番豊かな国でもあるわけだから民主主義を世界に広めていく役割を持っていて、そういう特殊な国ががんばって世界の警察官をするということを我々は当たり前の事としてみていた。トランプ大統領の登場は米国の変質をいうものを反映している。米国は今、普通の国になろうとしている過程にある。
2018/06/22 BSフジ[プライムニュース]
自民党・古屋拉致議連会長(VTR) <FLASH>「“北”との交渉・前のめりにならずに」 北朝鮮との交渉に前のめりになれば結局得るものはない。拉致の解決なくして経済支援はもとより、日朝国交正常化の議論も行うことは絶対にないのだという強い決意のもとで取り組んでいただきたい。
2018/06/22 BSフジ[プライムニュース]
神子田章博解説委員 米国の保護主義に求められる日本の対応 米国の国際ルール違反に対しては、日本も毅然とした態度でEUやカナダのようにWTOへの提訴や対抗措置などで警告を与えることが必要。米国政府だけでなく米国国民に向けて、貿易戦争になればお互いの利益にならないことを訴えていくことが必要。さらにWTOのルール改善に向けて加盟各国への働きかけも必要となる。サミットではトランプ大統領が安倍首相に助け船を求める場面もあった。日本が示したのがルールに基づく国際的貿易体制の推進。日本としては、自由貿易を守るとの原則を貫く対応こそ、最善の道。
2018/06/21 NHK総合[時論公論]
BSジャパンニュースキャスター・山川龍雄 自動車の米国現地生産・リスクヘッジに 未だに日本政府は鉄鋼製品に関してWTOに提訴していない。早くしたほうがいい。ヨーロッパにも信用されなくなるし、後々自動車の交渉にも影響が出る。トランプ大統領は気にしない。早く提訴したほうがいい。
2018/06/21 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
東京福祉大学・国際交流センター長・遠藤誉 <7時またぎニュースチェック>金正恩3度目訪中で異例の報道・中朝蜜月アピールの思惑 新華社通信が金正恩党委員長の北京入りと同時に速報で報じたというのはこれまではなかったことで、中国を外して米朝韓3か国だけで終戦協定に持っていく中国外しをすることだけは絶対許さないという中国の意思表示。米国が北朝鮮の体制の保証をしてくれる約束をしたが、1円たりとも途中で(北朝鮮には)お金が入らない。北朝鮮が1番欲しいのはお金。習近平国家主席が非核化を段階的に始めたのならば制裁を解除すべきだと言っている。
2018/06/21 TBSテレビ[あさチャン!]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 米朝会談は茶番!?非核化もウソ!?日本の防衛はどうなるSP 共同声明を見たらトランプがまじめに非核化をやる考えがないことがよくわかる。やりたいのはトランプタワーでも平壌に作ってやろうかという経済進出。みなが非核化の文言がどこまで入ったのかと議論している間に米国はしたたかに経済進出のためのプログラムを作っている。本気だったらあんな共同声明にはならないはず。
2018/06/17 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
拓殖大学教授・王曙光 米朝会談は茶番!?非核化もウソ!?日本の防衛はどうなるSP 米朝対話を言い出したのは中国。朝鮮半島の平和と安定と主張してきた。当時の米国政権も日本も韓国も乗らなかった。よくみると中国の主張の通りになっている。
2018/06/17 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 徹底検証!米朝首脳会談の成果と課題 日本と会談しても安倍政権は国交正常化まではしないだろうという思いが北朝鮮に強い。金委員長が日本に関心を持っていることは間違いないが、米国と関係が進展すれば韓国から経済協力を手に入れる確信を持っており、日本の魅力度は低い。
2018/06/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 徹底検証!米朝首脳会談の成果と課題 北朝鮮に優位に見えるが、体制の安全の保証について得たものはない。今のトランプ大統領のうちに具体的な工程表をつくり、妥結して物事を進めておかないと、きちんとした大統領がその後にきてしまった場合に、人権問題とか、いろいろな問題を北朝鮮に突き付けてくる可能性がある。北朝鮮にとっては核、ミサイル実験を一方的にやめて、3人の米国人を帰してというこれまでの努力は何だったのかという話になりかねない。
2018/06/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 徹底検証!米朝首脳会談の成果と課題 米国の大統領の資質としてトランプ大統領に決定的に欠如しているのは同盟国を大事にしていないということ。
2018/06/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 徹底検証!米朝首脳会談の成果と課題 そこまで詰めたら合意できないから詰めなかった。トランプ大統領がこれからロシアゲートなどで法的に処罰される可能性もある。大統領権限には恩赦する権限があり、自分を赦すこともできると言っている。
2018/06/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 徹底検証!米朝首脳会談の成果と課題 トランプ大統領はどんな形になっても、とりあえず成功したと言いたかった。内容についてはそのあとディールすればよいと思っている。
2018/06/17 BS朝日[激論!クロスファイア]
元外交官・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 徹底分析・北朝鮮問題の行方 トランプ大統領は同盟国や、現在の国際秩序に関心がない。逆に言うとこれを壊していく可能性がある。1953年以降、安定してきた休戦協定のシステムが動いていった時には、良い方向に行くかもしれないし悪い方向に行くかもしれない。我々は両方に備えなければいけない。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・リージョンウォン 徹底分析・北朝鮮問題の行方 圧力よりも外交の時に関係国との連携が大事になってくる。日本の首脳が中国、韓国の首脳と議論することも必要。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・高原明生 徹底分析・北朝鮮問題の行方 日本は基本的にこれまでの北朝鮮に対する姿勢を大きく変える必要性はない。国際社会と協調しながら米中の間に立ってうまく調整しながら、日本は向かっていくことになる。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・中山俊宏 徹底分析・北朝鮮問題の行方 一連のトランプ大統領の動きで、サミットを含めて、表れたのは国際秩序の維持に関心がないということ。同盟に対するコミットメントが低い。権威主義国のリーダーと比較的心地良く交渉できるということ。トランプ外交の本質みたいなものが見えてきた。今後も日本は米国とうまくやっていく以外にオプションはないが、米国外交、米国のこの地域への関わり方についての難しさみたいなものを十分に認識した上で米国に向き合っていく必要がある。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・高原明生 徹底分析・北朝鮮問題の行方 米韓合同軍事演習の取りやめについては中国の狙い通りの展開。今後、在韓米軍がどうなるのかは大きな問題で、中国がそれを望んでいることは確かだが、果たして北朝鮮がどこまでそれを望んでいるかという問題はある。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・中山俊宏 徹底分析・北朝鮮問題の行方 (合同軍事演習の中止は)日本に通知があってもいいような話だが、それもなく、トランプ大統領が思いつきでやってしまい、それを実際に制裁を動かす人たちが後追いしている。大統領は米韓合同軍事演習を挑発的なウォーゲームと呼んだが、大統領自身が自分たちがやっていることを北朝鮮が批判する時に使う言葉で表現して、その中止を検討している。この交渉の難しさとトランプ大統領が仕切っていることの危うさが如実に表れた。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
福山大学客員教授・田中秀征 <風をよむ>~“トランプ流米国”~ 米国・韓国の合同演習をやめると言い出した時は本当に驚いた。経済制裁は強めても緩めることはそんなに難しくないが、合同軍事演習を一旦やめたら復活させることは難しい。(トランプ大統領が)これを言い出したことに日本政府は厳しく意見をいうべき。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元外交官・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 徹底分析・北朝鮮問題の行方 本当に非核化という概念を定義として米朝が共有しているのか疑問。仮に北朝鮮が自分の核を廃棄するとしてもそれは最後の最後の切り札と考えているし、それまでの間時間がかかり、ある程度の見返りも必要となる。そのうちにトランプ大統領もいなくなるぐらいに考えている。あまり前のめりになって非核化が動くという前提で議論をするよりは、本当に北朝鮮が非核化を理解した上で、合意した上でやっているかどうかをもう一回見極める必要がある。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・中山俊宏 徹底分析・北朝鮮問題の行方 CVIDという言葉そのものは入らなかったことにそんなにこだわる必要はないが、むしろ気になるのは、大枠でいうと段階的同時的ということがプラットフォームとなり、その具体的な中身を今後、詰めていく構図がなんとなく出てきていること。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・高原明生 徹底分析・北朝鮮問題の行方 中国から見ると複雑な部分がある。戦争の可能性が当面は遠のいて自分たちの提案していた米韓軍事演習の当面の停止であるとか、そういったことが実現できたのは大変結構な部分もあるが、実は今回の首脳会談の中国のメディアの扱いは非常に小さい。なぜかと言うと、米中関係のダイナミックな展開という大局的な構図があって、その中でこれまで北朝鮮というのは米国と交渉する上での1つのカードになっていた。今、米朝が直接接触をする。そうするとカードの有効性が少し弱まる可能性がある。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・リージョンウォン 徹底分析・北朝鮮問題の行方 北にとっては米国と対等に首脳が会ったということは成果でトランプ大統領が入り口で若干譲歩した面というのは政治外交的には成果かもしれない。まだ北が経済的な実益を得たわけではない。大きなものを得るためには今後、北も決断をしなければならないという図式が作られた。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
元外交官・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 徹底分析・北朝鮮問題の行方 むしろ強調したいのは中長期的な問題。1953年に休戦協定ができて朝鮮半島が分断され固定化した。それが65年間続いてきて、その間にある意味では色々な抑止が効いた。今回の米朝首脳会談というのはこのシステムを何らかの形で変質させる可能性を持っている。中長期的には大きなうねりが始まる可能性が出てきた。日本の外交にとっては極めて重要な意味を持つ。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
河野太郎外務大臣 河野外相に問う・北朝鮮問題・日本外交は 韓国と国交正常化した後、相応の経済協力を日本はずっとやってきた。それが韓国の経済発展の助けになってきた。北朝鮮とも国交正常化できれば、日本は北朝鮮の経済発展を支援する用意がある。トランプ大統領も、日本と拉致問題を解決して国交正常化すれば日本は経済支援をする用意があると伝えている。北朝鮮がここで政策を変更して経済発展に力を注ぐのであれば、日本の支援でそれを助けていく。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
河野太郎外務大臣 河野外相に問う・北朝鮮問題・日本外交は ポンペイオ国務長官は核だけではなくて生物兵器、化学兵器、ミサイル、核関連施設、濃縮施設もあれば再処理施設もあって47項目あるとしている。いちいち全部列挙することはできないので、それを非核化という言葉で代表させている。奥に何があるかというのはお互いに理解をしている。CVIDを非核化という言葉で表しているというのが米国側の理解。北朝鮮側がどう考えているかはこの文面だけではわからないが、少なくとも準備交渉の中でそういう話をポンペイオ国務長官と北朝鮮側は行っている。
2018/06/17 NHK総合[日曜討論]
関西学院大学客員教授・元国連職員・大崎麻子 金党委員長・日朝会談に前向き・首相“非核化”費用拠出を検討 過去に非核化が完了した事例はリビア、南アフリカなどがある。どちらも2、3年ぐらいのスパンでそのプロセスが完了している。北朝鮮は核の数も多いし開発も進んでいたのでどれぐらい大きなオペレーションになるのかわからないほど大きな話になる。そこで日本は人的にも財政的にも支援していくべき。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理 金党委員長・日朝会談に前向き・首相“非核化”費用拠出を検討 2002年の画期的と言われた日朝首脳会談の時は、当時の安倍官房副長官は対北朝鮮強硬派ということで注目を集めた。それをきっかけにして安倍さんは政界の階段を一気に駆け上って行き、首相まで上り詰めた。その後の安倍さんの政治的足取りをたどってみても北朝鮮に対しての強硬姿勢という点は一貫している。言葉は悪いかもしれないが、北朝鮮を利用してきた部分があるのかもしれない。昨年の衆院選挙の国難解散の時も国難は北朝鮮だとしていた。北朝鮮問題、拉致問題は安倍さんにとってのある種、ライフワークだったが、逆に今はトランプさんに引きづられる形で厳しい局面に来ている。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 金党委員長・日朝会談に前向き・首相“非核化”費用拠出を検討 今回のことで一番期待しているのは北朝鮮。日本が会ってくれ、会ってくれという話ではない。日朝会談を開くことが肝心だという話にしていくのではなく、日本はもっと毅然としているべき。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
関西学院大学客員教授・元国連職員・大崎麻子 トランプ大統領が譲歩?米朝首脳会談で非核化の行方は 実務的なところではほぼ白紙状態だが、日本にとって武力行使のリスクが減ったことは大きい。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元外務事務次官・立命館大客員教授・薮中三十二 トランプ大統領が譲歩?米朝首脳会談で非核化の行方は 軍配が上がったのは金正恩党委員長。トランプ大統領に対しては米国国内に批判があったが、それはワシントンだけの話で、米国全体では55%が支持している。今後大変なのは何もないところで交渉しなくてはいけないポンペイオ国務長官ということになる。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 トランプ大統領が譲歩?米朝首脳会談で非核化の行方は 米国の報道で大統領の楽観視がエスカレートしているというのがあったが、本当にその通りであり、そういう不安が続いている。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理 トランプ大統領が譲歩?米朝首脳会談で非核化の行方は 半年前は戦争になるのではと思っていたが、対話路線に大きく変わった。韓国・ムンジェイン大統領の努力も大きい。局面が変わったこと自体は評価すべき。
2018/06/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外務省・元アジア大洋州局北朝鮮班長・原田武夫(VTR) 日朝会談へ拉致問題は動くか・裏切られた過去が 日本としては外交ルートだけではなく北朝鮮が何を考えているかを直接知って真意を踏まえた上の外交を迅速に行うため外交以外のルートも必要となってくる。
2018/06/17 フジテレビ[報道プライムサンデー]
龍谷大学教授・李相哲 拉致問題解決のゴールは?日朝首脳会談どう挑む 北朝鮮との交渉で大事なのは日本が善意を示せば北朝鮮も善意で返してくるというのは幻想。必ず仕掛けが必要になる。拉致問題に関してもまずは実態の把握が大事で、北朝鮮が調査するというようなことを言い出したら、それは最初から嘘。北朝鮮という国は住民登録台帳というもので親戚関係に至るまで国民すべてを国が把握している。拉致被害者は外国人なので、完璧な資料がある。この資料をまず出させることが、第一歩になる。
2018/06/17 フジテレビ[報道プライムサンデー]
コロンビア大学名誉教授・ジェラルドカーティス 中谷・カーティス・ふたを開ければ「あまりにも…」 米国も日本も米朝首脳会談を否定する意見が強すぎるのではないか。米朝の会談は今までなかった方向でありもっと評価してもよい。
2018/06/17 TBSテレビ[時事放談]
龍谷大学教授・李相哲 あいまい合意「完全非核化」大丈夫? 北朝鮮はすでに作った核弾頭については捨てる必要がないと考えているが、それでは非核化にならない。米国が今回善意を先に見せたが、これがどういう結果を見せるかについて推移を見守る必要がある。
2018/06/16 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
慶応義塾大学教授・白井さゆり <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米国経済の実情・広がる格差と貧困 米国全体の住宅価格が、金融危機の前の状態を超えてしまっている。住宅価格が高すぎる。二極化している。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米国経済の実情・広がる格差と貧困 日本だったら高額所得者と言ってもいい年収2000万円以下の人が、サンフランシスコベイエリアでは低所得者カテゴリーの中で低所得者用の住宅に応募できるという話になっている。そのようなことが起こるぐらいものすごい勢いで米国の家賃が上がっている。中間層が非常に息苦しい国になってきている。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米国対世界各国・“貿易戦争”の行方 トランプ政権になってから、次々と新たなリスクが米国経済に襲いかかっている。米国は同盟国とされる人たちから、反旗を翻えさせれるような状況になっている。米国の2つのエンジンは、シリコンバレーとウォールストリート。機関投資家と政府と外国人買いで日本の株価を支えている。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶応義塾大学教授・白井さゆり <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>米国対世界各国・“貿易戦争”の行方 経済で最大のリスクは、トランプの保護貿易。4月にした関税率の引き上げが非常に問題だとされている。安全保障の名目で、鉄鋼とアルミニウムの関税率を引き上げた。収益をはるかに超えて、株価が高すぎて、そろそろ米国の株価が下がってもおかしくない。日本で株式の購入が増えているのは、GPIFや日銀といったところ。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶応義塾大学教授・白井さゆり <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>好調な世界経済に潜む・不安とリスク 新興諸国全体が、今まで入ってきたお金が米国などに戻って、その結果、金利を上げざる得なくなっている。新興国諸国の金利より米国の金利が上がっていくと資本流出が起きて、新興諸国の経済が少し下落ちする。1つは、米国はそこそこのインフレになってきて、日本よりはインフレになりやすく早くから引き締めようという事で正常化してきている。懸念は、米国の中央銀行は、思っている以上に早く利上げをしなくてはならなくなる。金利が上がりすぎると来年くらいから米国の経済も減速をするし、米国の株価が下がってくる可能性がある。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>好調な世界経済に潜む・不安とリスク トランプ減税も良いが、異様な財政赤字になってきていて米国の経済は転換点にきている。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
慶応義塾大学教授・白井さゆり <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>好調は世界経済に潜む・不安とリスク 英国でブリグジットの交渉が難航しており、おそらくこれが来年の3月に期限が来るが、たぶん話がまとまらない。欧州が少し減速気味の一方、米国の政策の影響を受けて、新興国が資本流出という形で不安定になっている。イタリアは10年くらいほとんど成長していない。経済がぜんぜん回復していない中で、ドイツだけが非常に好景気で人手不足という状況にあり、EUの中で格差がある。イタリアはずっと苦しいまま。その不満が今回の投票の結果になったと言われている。
2018/06/15 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
共同通信社元平壌支局長・磐村和哉 <ひるトク!>今秋?次は“日朝”首脳会談・実現する可能性は… 9月が安倍総理にとってひとつの山となる。東方経済フォーラムもあるが、国連総会もある。9月に自民党の総裁選もある。ここは日本もどうタイミングを考えるかが悩ましいところ。
2018/06/15 TBSテレビ[ひるおび!]
共同通信社元平壌支局長・磐村和哉 <ひるトク!>初公開・北朝鮮が伝えた米朝会談・非核化は?体制保証は? 過去の非核化に関する合意と違うのは、合意後にあわせるように国内で党の会議をいくつか行っていること。
2018/06/15 TBSテレビ[ひるおび!]
ニューヨーク・タイムズ紙 <ランキングSHOW>7位「NYタイムズ分析『日本は核武装の必要性感じるかも』」 北朝鮮の非核化が進まず中国の脅威が高まれば日本と韓国は核武装の必要性を感じるかもしれない。
2018/06/15 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・小西克哉 歴史的米朝会談・中ロは「歓迎」も浮かぶ思惑 心配なのは非核化が進んだ場合、応分の請求書が日本にまわってくることが考えられ、非核化の請求書に加え戦後補償の問題や拉致問題での経済支援の請求書という2つの請求書が回ってくる可能性がある。
2018/06/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・小西克哉 <ANNニュース>米国・トランプ大統領・米国メディアに「1年後・間違い犯したと言うかも」 ABCのインタビューの名うての記者がトランプ大統領から「1年後・間違い犯したと言うかもしれない」という本音を引き出した。おそらくトランプ大統領は自信がなかったと思われる。米国では十字砲火を浴びることになるだろう。北朝鮮も労働新聞が、あの宣言文のどこにも書いていない段階的な措置と言い始め、自分の都合のいいように解釈し始めている。
2018/06/13 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
共同通信社・太田昌克 非核化は「日本と韓国が負担」米国は負担せず 非核化の費用は経済援助とは別。日本が負担することについて国民で議論していい。そもそも米国が朝鮮戦争で核を使うと脅したことで北朝鮮が核開発を進めてきたという経緯がある。したがってメインアクターは米国であり、メジャーな負担は米国となるべき。さらに軍需産業、原子力関連企業が入ることでお金が落ちるのは米国や英国になる。もしそれをわかっていてトランプ大統領が言っているのであれば大変問題。
2018/06/13 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
早稲田大学教授・中林美恵子 <ひるトク!>米国・トランプ大統領「会って1分でわかる」金正恩に非核化迫る!? 事務方会議では詰めるところまで話がなかなかいかずに途中で諦め、首脳会談でという話になっている。トランプ大統領は軍事的な最大限の圧力は使わないと言ってしまったので1回限りだという言葉をかなりの圧力になるだろう思って使っている。トランプ大統領はかなりプレッシャーをかけてきている。
2018/06/11 TBSテレビ[ひるおび!]
コリアレポート編集長・辺真一 <ひるトク!>米国・トランプ大統領「会って1分でわかる」金正恩に非核化迫る!? 決裂というシナリオは考えられない。金委員長はトランプ大統領が満足するような回答をするのではないか。金委員長の方からお会いしたいと言っているわけで金委員長は相当腹をくくっている。おそらく検証可能不可逆的な完全なる非核化という文字を入れるだろう。労働新聞には金委員長が米朝の関係改善と朝鮮半島の恒久的な平和を強固なものにするために朝鮮半島の非核化問題をめぐってトランプ大統領と話をすると言ったと書いている。北朝鮮は腹をくくった。
2018/06/11 TBSテレビ[ひるおび!]
玉川徹 朝鮮戦争“終結合意”で在韓米軍は撤退? もしかすると在韓米軍の縮小・撤退というのが本来のトランプ大統領の目的なのではないか。トランプ大統領は公約として掲げていたことを全部実現してきている。韓国もお金を出しているが、米軍基地にはすくなくともお金がかかっており、もっと大きな意味で言えばトランプ大統領は選挙戦の時から米国はもう世界の警察官はできないと言っている。その流れでいえば在韓米軍撤退は一貫している。
2018/06/11 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
元外務省・原田武夫 速報・金正恩委員長・シンガポール到着・米朝首脳会談まで2日 今回、金正恩が中国のナショナルフラッグに近い航空機で来たということは、中国・習近平に対する信頼感の表れ。中国がバックにいることを象徴的に表したうえでトランプとの会談に臨む演出とみてよい。昨年から華僑のネットワークと米国のインテリジェンス機関がタッグを組んで北朝鮮問題の解決に向けて動いていたという話もある。東アジアの華僑の拠点シンガポールで話し合いをすることに大きな意味合いを持つ。
2018/06/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子 速報・金正恩委員長・シンガポール到着・米朝首脳会談まで2日 シンガポールはかなりの資本主義国、金融も発展しており米国とも相性が良い。同時にまだ新しい国であり、東アジアでも特殊な国。独裁主義的なところもあり北朝鮮との相性も良い。北朝鮮の大使館もある。
2018/06/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>米国は拉致問題を話す?米朝首脳会談まで2日 ポンペオ国務長官と金正恩委員長との平壌での会談でも、拉致問題、人権問題は主体的に取り上げる問題ではないということが北朝鮮側の報道にも出ている。トランプ大統領は、2国間外交でやるという前提の言い方になると思う。
2018/06/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社客員論説委員・平井久志 <時事論考>米国は拉致問題を話す?米朝首脳会談まで2日 今回の会談は非核化が最大のテーマだが、米国と北朝鮮の最高指導者が握手するということは一つの転換点。決裂にならなければ東アジアで残っていた冷戦の構造が大きく変わるターニングポイントになる。
2018/06/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元外務省・原田武夫 <時事論考>米国は拉致問題を話す?米朝首脳会談まで2日 日本人拉致問題を切り出せば北朝鮮側が激高するのは目に見えている。カードとして使うという態度なら良いが、この問題は北朝鮮は絶対譲れない話で2国間の話だと常々言っている。大きな議題として取り上げるかどうかはわからない。
2018/06/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
早稲田大学教授・中林美恵子 <時事論考>日本にとっての「成功」とは?米朝首脳会談まで2日 トランプ大統領は友情だけで動くタイプのリーダーではなく、安倍首相から何が見返りに来るかを考えている。日本側もミシガン、ペンシルベニア、オハイオ州など“ラストベルト”に日本の自動車や自動車部品の工場を作ると提案したことで、トランプ大統領はご機嫌だった。この延長線上で行けば、会談で拉致問題を話すという約束は守ると思う。
2018/06/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 徹底予測!史上初・米朝首脳会談の行方 おそらくトランプ大統領と安倍さんとの間で日本の経済援助の話はしたし、日本としては拉致問題の解決がなければお金は出せないということも明確に伝えたはず。
2018/06/10 BS朝日[激論!クロスファイア]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 徹底予測!史上初・米朝首脳会談の行方 北朝鮮が求めているのは米朝関係が今後進展していくのを安倍政権は邪魔するなということ。安倍政権がトランプ大統領に吹き込んで非核化以外の問題を出してくるのはやめてくれというのが北朝鮮の日本に対するスタンス。
2018/06/10 BS朝日[激論!クロスファイア]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 徹底予測!史上初・米朝首脳会談の行方 金正恩時代になってから、まだ金正恩の拉致問題に関する言及はない。そういう意味では米朝首脳会談で金正恩委員長自身が、拉致問題に関して何かメッセージを送るのか、曖昧な表現にとどめるのかは注目すべき点。
2018/06/10 BS朝日[激論!クロスファイア]
弁護士・萩谷麻衣子 “国境の島”対馬が韓国に乗っ取られる!?ニッポン全国巷の大問題SP 外国人の土地取引を規制できる外国人土地法というのがあるが、この法律は大日本帝国憲法下で作られたものなので、今の憲法下で規制を作ると憲法違反になり、新しい法律を作ることができない。
2018/06/10 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
慶應義塾大学大学院教授・岸博幸 “国境の島”対馬が韓国に乗っ取られる!?ニッポン全国巷の大問題SP 2017年に有人国境離島法ができたが、実務が全然追いついていない。今の日本は無責任体制であり、防衛省は土地の取引きまでみるわけではないし、土地の関係は国土交通省がみているので安全保障の観点は考えない。日本には米国のように横割りの体制がない。
2018/06/10 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
南山大学教授・平岩俊司 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 これまでの経緯で考えると、北朝鮮は拉致問題は解決済みであるという立場。日本側はそれを受け入れられない。最初の真相究明の部分をどうしていくのかというところからスタートしていかなければいけない。米国、韓国、中国から後押しをしてもらって、日本側が受け入れ可能な形での再調査、真相究明を最初の入り口にするしか仕方がない。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 米国は人質3人を北朝鮮から取り戻した。どちらかというと人権問題でもって北朝鮮を責めにくい構図ができている。メッセージは伝えるが、あくまでそれは日朝への道筋をつけるという辺りまでしかできないのではないか。日朝首脳会談は、どのタイミングで開催するかということが難しい。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 トランプ大統領は元々、アメリカファーストを実現し今までの国際秩序を壊すと言って出てきた大統領。米軍が縮小されてもトランプ大統領にとってはたいした問題ではない。しかし安全保障の専門家、軍人たちはこの問題がいかに大きいかをよく知っている。将来的には北朝鮮だけなく中国の軍国化、大国化にも目を向けなければいけない。その点でも在韓米軍の果たす役割は大きいのだが、トランプ大統領はそこまで思いを至らすことができていない。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 終戦宣言そのものはさほど難しい話ではない。ただ、それを平和協定に置き換えるとなると中国の存在が不可欠になる。その時に中国が、在韓米軍の縮小だとかTHAADを撤去することを北朝鮮を通じて求めてきた場合は、結構難しい問題となる。同時に日本にとっても、北東アジア全体の安全保障の軍事バランスにも影響を及ぼすので、ここはかなり時間をかけて議論する必要がある。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
元外務事務次官・立命館大学客員教授・薮中三十二 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 第1回の首脳会談では大きな原則合意が必要。非核化と言った時に、北朝鮮の持っている核兵器、ミサイルの廃棄が大きな目標だということを最低限、確認するべき。あとは実際には閣僚レベルで作業計画が進むと思うが、そこには絶対に日本が当事国として入るべき。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
龍谷大学教授・李相哲 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 南北板門店宣言の文言の中で北朝鮮が一番やりたかったのは朝鮮戦争終戦宣言。この後は平和協定を結べば韓半島で米軍がいる必要はなくなる。仮に北朝鮮が要求しないとしても、韓国の国民の世論が「もう平和になったから米軍はいらない」となり、北朝鮮が長年、目標にしていた米軍を追い出すことが達成できるという絵を描いている。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 期限はいつまでにし、次の中間選挙までにどこまで進めるのか。または大統領選挙までにどこまで終えているのかという点がもぎ取れてこないと、成功とは言えない。ホワイトハウスの中でも懐疑的な人はかなり多く、少なくともこの会議が終わった後、様々な議論が噴出する可能性がある。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学教授・渡辺靖 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 12日の会談では全てが詰まるとは思えない。米朝双方が一応成功したと説明できるような玉虫色の内容になる。落とし所としてはいくつかあり、人質を取り返すということは実現した。さらに朝鮮戦争終結宣言には歴史に名を残すという意味がある。非核化に関しては、現実的な落とし所として「核ミサイルの即時実験停止」、「関連施設の凍結」までやっておけば米国にとっての喫緊のリスクは取り除くことができ、とりあえずの成功となる。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
龍谷大学教授・李相哲 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 北朝鮮の国内事情が逼迫していて、2月から餓死者が出ているという話もある。国内からの忠誠心が低下する可能性があるため、9月9日の建国70周年をきっかけに北朝鮮は二度と人民が飢えずに済むという状況を作りたい。米国と話し合ってそういう雰囲気を作っていけば、韓国からも中国からもある程度の支援を受けることが可能になるし、米国の攻撃の可能性を少なくすることもできる。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 おそらく北朝鮮の立場からするとかなり自分たちのペースでやってきているという思いがある。リビアモデルのようにまずは非核化でというような所から言えばトランプ大統領の発言はトーンダウンしてきている。ラブロフ外相との会見の中で、金正恩委員長が「米国の覇権に抵抗する貴国の姿勢を評価する」と発言したこと自体、かなり米国に対して強気に出てきている。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 注目点は、CVIDをどういう風に運ぶのかという方向性が今回の会談で見えてくるかどうか。見返りを少しずつ小出しにもらうような形になるのか、それとも全て核を廃棄しないと何の見返りも与えない方向で行くのかということ。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
防衛大学校長・国分良成 あさって開催・どうなる米朝首脳会談 国際秩序の面から考えると、米朝の背後で大きく国際秩序が動いてきており、一種の駆け引き、つばぜり合いみたいなものが米中間で行われている。米国の中でも相当、中国に対する警戒感が上がってきている。
2018/06/10 NHK総合[日曜討論]
ワシントンポスト 米国・元国務次官補が警告・米朝首脳会談の成果は? 金党委員長はあまり知的ではないトランプ大統領よりも優位にたっている。
2018/06/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫 米国・元国務次官補が警告・米朝首脳会談の成果は? 北朝鮮は核を手放さない。金委員長は1100倍のGDPを持つ米国と対等に渡り合っている。核兵器がなくなれば、北朝鮮はアフリカのガボンとかアラビア半島のイエメンとかと同等の経済規模の小さな国となってしまう。
2018/06/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ラッセル元国務次官補(VTR) 米国・元国務次官補が警告・米朝首脳会談の成果は? 北朝鮮がすぐに非核化に合意することはほぼないだろう。トランプ大統領も金党委員長もともに会談は成功だと宣言する。北朝鮮にとって合意とは交渉の始まりに過ぎず、合意した後こそが大変になる。
2018/06/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫 米国・元国務次官補が警告・米朝首脳会談の成果は? 日本にとって一番重要なことは朝鮮半島の米軍を縮小するべきではないということ。在韓米軍と在日米軍は一体となり、東アジア全体の安全保障を守っている。在韓米軍が引くようなことになれば日本は裸で防衛ラインに立たされることになる。
2018/06/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
造園家・東京都市大学教授・涌井雅之 米国・元国務次官補が警告・米朝首脳会談の成果は? 問題は北朝鮮に中国とロシアがスクラムを組み始めたこと。今後日本は大きな対応を余儀なくされる。
2018/06/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
朝鮮日報 米国・元国務次官補が警告・米朝首脳会談の成果は? 派手なショーが行われるだろうが、核の脅威がなくなったと確認できない状況で北朝鮮支援だけを韓国は押し付けられてはならない。
2018/06/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 史上初・米朝首脳会談まで2日 国際社会の関心はシンガポール会談で北の非核化がどこまで一体進むのかという一点に注がれている。去年4月の段階では安倍トランプ会談が開かれ、北の非核化に向けて「最大限の圧力をかけていく」ということで完全に一致したが、米朝首脳会談が迫ってくるとトランプ大統領は「最大限の圧力という言葉はもう使いたくないし、非核化もゆっくりでいい」と態度を後退させてきている。トランプ大統領も手ぶらで帰るわけにはいかないため、代わりに浮上してきているのが、終戦宣言。朝鮮戦争の終結を新たに宣言することでお茶を濁そうとしている。北朝鮮が正しい道を歩むのならば、日本も経済協力を考えてもいいと米国側にも歩調を合わせ始めている。
2018/06/10 日本テレビ[シューイチ]
解説委員・高橋祐介 G7は結束できるか G7の経済規模の世界に占める割合は5割を切っているが、G7の中で5割以上を占めるのが米国。米国の積極的な関与なしにG7は機能しない。
2018/06/08 NHK総合[時論公論]
解説委員・伊藤雅之 G7は結束できるか G7の中の対立が激しくなればなるほど、結果的に国際社会の中で中国が影響力を強めることになる。主要国として世界をリードしてきた責任をどう考えるのか。対立を抱えた今だからこそ、どこまで明確なメッセージを世界に打ち出すことができるのか。G7はその存在意義を問われる局面を迎えている。
2018/06/08 NHK総合[時論公論]
ジャーナリスト・山路徹 史上初・6月12日・会談まであと4日 (米朝首脳会談では)多分劇的なことが起こる。だからこそトランプ大統領は安倍さんに後は金(カネ)の援助よろしくと言った。合意したものを劇的に発表するだろう。一番期待できるのは米国への核弾頭の搬出で、これを約束できた段階で、6割から7割は核廃棄に向けて動き出す。
2018/06/08 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]
コリアレポート・辺真一編集長 <ひるトク!>解説・歴史的会談まであと4日・米朝首脳会談ココに注目 注目しているのは金委員長がトランプ大統領と会う時に片手で握手するのか、左手を添えて両手で握手するのかその辺り。南北会談の時には党服を着ていたが、今度は背広なのか。一番注目しているのは共同会見の場に出て西側の厳しい人権問題などの質問を受けるかどうか。ここで金委員長の本気度というものが見えてくる。
2018/06/08 TBSテレビ[ひるおび!]
共同通信社編集委員・太田昌克 日米首脳が声明・運命の米朝会議まで4日 北朝鮮の埋蔵資源の総額は約430兆円。韓国の埋蔵資源の15倍。未開発の鉱山はまだあり、埋蔵量は世界トップクラス。鉄は世界7位。金は世界6位。レアメタルのタングステンは世界4位。マグネサイトは世界3位。レアアースは中国の6倍ある。ワシントンで特派員をやっていた時に米国議会図書館の書庫を見せてもらったが、1フロアに米軍が接収した資料がたくさんあり、満鉄が戦前に北朝鮮の鉱山資源のことを調べていた約700か所500種の資料があり、それを全部米国が持っている。
2018/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
吉永みち子 トランプ「日本が数千億円の米国製品購入」 これだけ北朝鮮の問題を話し合っている時にトランプさんが一部ぽこんと経済の話を入れてくる。どう見えるかというと、結局ここで拉致問題を入れてほしいとお願いごとをしに(安倍総理は)ワシントンに行ったわけで、ちょっとしか経済の話はしていないのにも関わらずこれだけ軍用機・航空機・農作物など製品を購入すると入っている。日本の農業にとっても大変大きな問題となる。
2018/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
玉川徹 日米会談“最大限の圧力”・トランプ大統領「交渉のため使わない」 トランプ大統領の話では(日本が主張しているように)拉致問題が解決したら日本が金を出すという話にはなっていない。原文を読んでみると経済的に北朝鮮をすさまじく助ける、そういう経済支援をすると安倍総理が約束したと書かれている。
2018/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
共同通信社編集委員・太田昌克 日米会談「北」の非核化スピード・思惑は 非核化は今やビッグビジネスで、それができるのは米国や英国の企業。
2018/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
玉川徹 日米会談“最大限の圧力”・トランプ大統領「交渉のため使わない」 米国のほとんどのメディアは反トランプ。このところのメディア報道では米朝会談を際物化しようとしているような報道が出てきている。ロッドマンの話もそうだが、北朝鮮がホテル代を払えないという話もあった。既存メディアが際物化させようとしてこうした報道を出していのではないか。
2018/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
高橋祐介解説委員 米朝首脳会談まで一週間 中間選挙を控えて目に見える成果を挙げたいトランプ大統領の姿勢が、会談を政治ショーと化す懸念が拭えない。
2018/06/05 NHK総合[時論公論]
出石直解説委員 米朝首脳会談まで一週間 韓国・文在寅大統領は、在韓米国軍の撤退や縮小を否定。平和協定に移行する段階になれば、停戦監視のために韓国に駐留している国連軍の存在理由はなくなり、在韓米軍の役割の見直しが行われることは確実。東アジア全体の安全保障に関わる重要な問題。
2018/06/05 NHK総合[時論公論]
出石直解説委員 米朝首脳会談まで一週間 6か国協議が失敗に終わった理由は、完全な非核化を実現するまでのプロセスを途中までしか確定できなかったことと、北朝鮮が約束を守らなかった場合のペナルティを定めていなかったこと。
2018/06/05 NHK総合[時論公論]
出石直解説委員 米朝首脳会談まで一週間 今のところ考えられる3つのシナリオは、期限が示され完全な非核化が実現する。もうひとつは大枠の合意にとどまり、今後の協議に持ち越される。最後は会談決裂。これまでの交渉から見ると、大枠合意にとどまりそうな気配。
2018/06/05 NHK総合[時論公論]
高橋祐介解説委員 米朝首脳会談まで一週間 トランプ大統領は「会談はプロセスの始まりで、署名するつもりはない」と述べ、一回の会談では合意に至らない可能性もあると予防線を張っている。非核化を行動で示すのが先決とする米国と、体制保障を最優先で求める北朝鮮の立場の隔たりをこの短い準備期間で埋めるのは至難の業。トランプ大統領が途中で席を立つ可能性もゼロとはいえない。首脳レベルでの交渉が決裂すれば、後はない。米朝共に成功をアピールしたい思惑では一致しているため、主張に隔たりがあっても表向きは成果を強調する玉虫色の解決になるのではないか。
2018/06/05 NHK総合[時論公論]
東洋大学国際学部教授・横江公美 正恩一行費用・誰が払う? 金正恩の親書の中身はお金がないからこれ以上核兵器を維持することもできないし、なんとか助けてくださいというような意味合いのものだったのではないか。
2018/06/04 TBSテレビ[ひるおび!]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 米朝会談・ホテル代・拉致問題・会談実現残る課題 これまでも米国と北朝鮮、日本と北朝鮮が水面下の交渉をやった時も日本側が宿泊費をもったことがあった。それに北朝鮮は味をしめている。
2018/06/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
コリアレポート編集長・辺真一 米朝会談・ホテル代・拉致問題・会談実現残る課題 金正恩の親書の中身はおそらく早い時期に平壌を訪問してもらいたいという内容。2度目の会談は金正恩は平壌と考えている。トランプ大統領が平壌を訪問することがまさに米国の北朝鮮に対する体制保証の証になる。
2018/06/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
早稲田大学教授・中林美恵子 米朝会談・ホテル代・拉致問題・会談実現残る課題 言葉上ではトランプ大統領が譲歩しているようにみえるが、実はこれまで主張してきた“完全かつ検証可能で不可逆的な非核化”という内容は全く変えていない。今後の展開はわからないというのが現状。
2018/06/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
未来工学研究所研究員・小泉悠 <小松アナ・注目ニュース>北朝鮮非核化に複雑な思い?・ロシアの本音 ロシアは一応国際社会に同調して北朝鮮に対して非核化と言っているが、実際にはできないのではないかという冷めた見方がロシアでは主流。ロシアがからみ北朝鮮の核を縮減させる代わりに在韓米軍縮小、日本のミサイル防衛まで話を持っていくかもしれない。北朝鮮問題はどうせ解決しないが、これを機にロシアにとって望ましい状況が実現すればよいと考えている。
2018/06/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
作家・幸田真音 米国がEUなどに輸入制限措置 オバマ大統領もそうだったがトランプ大統領は赤字という言葉が大嫌い。通商問題を甘く見ている。同盟国の関税を上げることは結局巡り巡って自国にも戻ってくる。選挙対策とか自国のために世界経済を犠牲にしてもいいのかという話になる。これによって世界の貿易が6%ぐらい下がると言われている。
2018/06/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 米国がEUなどに輸入制限措置 報復に次ぐ報復で貿易戦争リスクが高まってきている。さらに、ここにきてイタリアとスペインのリスクというのがグンと出てきている。数週間以内にこれがどうなっていくのかを我々は注視していく必要がある。
2018/06/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・有本香 したたか・金正恩が世界を翻弄・米朝会談へ・日本の役割 過去にない規模の制裁をかけたからこそ、金正恩は外交の表舞台に出てこざるを得なくなったという経緯ははっきりとしている。ただ、ここから先、日本が本当に成果を得られるのかどうかということについては心もとない。米朝首脳会談を一旦中止にしてまた行うとしたのは米国主導で会談を行うという形にリセットしたということであり、悪いことではなかった。
2018/06/03 フジテレビ[報道プライムサンデー]
寺島実郎 トランプ大統領「最大限の圧力」使わず・会見で日本の名前が出たのは・・・ トランプ大統領は「最大限の圧力という言葉はもう使いたくない」としていつの間にかある程度話が進んだ時の経済的支援について言及し、「支援は近隣の国である日中韓でやってくれ」と言っている。実態を言えば中国と韓国はもう腰が上がりかけており、米国との流れの中で北に支援してもいいということになれば中国が影響力を強めていくだろう。そうなった時にトランプ頼みの東アジア外交をしていた日本の北朝鮮外交の限界が明らかに見えてきている。当初から朝鮮半島の非核化のみならず東アジア全体の非核化に向けて日本が先頭に出ていくという流れを作っていれば日本の立ち位置は全く違っていただろう。東アジアにどういう秩序を作っていくのか日本の構想力が問われている。
2018/06/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ジャーナリスト・青木理 トランプ大統領「最大限の圧力」使わず・会見で日本の名前が出たのは・・・ トランプ政権の言う最大限の圧力と100%共にあると言ってきた日本だが、さあどうするのかという状況になっている。トランプはお金は日本とかが出すことになるだろうと言っているが、残念ながらかっての戦前・戦中の行為に対する賠償として日本は兆単位の金を北朝鮮に支払わなくてはならない。この地域の平和と安定と引き換えにそれを行うかどうか分水嶺に来ている。中国も韓国もロシアも動いている時に日本だけ動かないというのは、日本の存在感を示せないだけでなく、ただお金だけを出すということにもなりかねない。
2018/06/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
元国家保安戦略研究所・ナムソンウク所長(VTR) 米中が駆け引き・ロシアも参戦・北朝鮮との密接関係が 米中露、3カ国がそれぞれ北朝鮮を必要とする事情がある、それを逆手に自らの存在価値を高めるのが金正恩党委員長の狙い。
2018/06/03 フジテレビ[報道プライムサンデー]
元国家保安戦略研究所・ナムソンウク所長(VTR) 中朝接近でトランプ大統領に焦り・米朝会談開催の舞台裏 中国にとって北朝鮮は対米国の緩衝地帯で、外交カード、米国にあまり近づかれたら困る。勢いで中止と言ってしまったトランプ大統領は後悔した。その隙に北朝鮮を中国に持っていかれるのは屈辱なこと。だから中止と振り上げた拳の置きどころを探っていた。そこで北朝鮮はあの封筒パフォーマンスを提案し、そんな物まで持ってくるほど会いたいのならば会ってやると、トランプ大統領が北朝鮮に譲歩してもメンツが立つように気を遣った。
2018/06/03 フジテレビ[報道プライムサンデー]
小説家・ダンブラウン AIは天使か悪魔か・世界的ベストセラー作家は AIは生活のあらゆる面に影響を与える。車の設計もするし、今やAIが小説も書く。近いうちに私は失業するかもしれない。AIに論理・合理性を教えるのは簡単だが、モラル・倫理を教えるのはとても難しい。自らの行動がどういう影響を及ぼすかAIに教え込むのは難しい。AIが急激に能力を高める中、私たちの倫理・モラルも同時に高めるべきで、科学と倫理を子供たちに同時に教えることが不可欠となる。AIは科学者が作ったのだから人間がコントロールできると思う。AIによって未来が豊かになることを心から望んでいる。
2018/06/03 NHK総合[おはよう日本]
ニッセイ基礎研究所主席研究員・伊藤さゆり どう見る?米国の追加関税 アルミ・鉄鋼への追加関税措置が経済に及ぼす影響はそれほど大きくはないと言われているが、トランプ大統領はこれをさらに自動車に広げる可能性も示唆しており、そうなれば日本にとっても非常に影響が大きい。EUでは特にドイツの高級車が米国で非常に大きなシェアを持っている。自動車の領域に広がっていくと経済面でのインパクトが非常に大きくなってくる。それ以上に問題なのは米国とEUはWTOという世界貿易の枠組みをともに作り支えてきたはずの仲間が、制裁と報復の応酬を繰り返していること。
2018/06/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
国際コラムニスト・加藤嘉一 どう見る?米国の追加関税 米国が同盟国にも容赦なく関税措置をとっていて、戦後のグローバルアライアンスを壊している。そうした中で米中通商協議が行われている状況だが、中国は内心ほくそ笑んでいる。米国がリーダーシップや自由貿易体制に対してますます無責任になっていく中で、中国がホワイトナイトになるかのような行動をとっている。習近平国家主席はボアオフォーラムで中国は逆に自動車の関税を下げると言っている。中国が影響力を拡大させている。
2018/06/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
拓殖大学総長・元防衛相・森本敏 速報・6月12日・米朝首脳会談再決定 非核化は技術的に非常に難しいものである上、時間もかかる。日本にとってはあらゆる種類のミサイルが撤去されないといけない。同時に拉致問題も姿が見えてこない。日本は金を出すと言っても、国民感情としては納得できないものがある。ここはきちっと米朝が包括的な合意をし、我々が理解できる状態にしてもらうしかない。
2018/06/02 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
龍谷大学教授・李相哲 速報・6月12日・米朝首脳会談再決定 これから一番大事なのは査察をどのようにするかということ。これまでは合意にこぎつけてもこれをめぐって3年も話し合い、結局は方法をめぐり物別れに終わるという流れだった。トランプ大統領がどういうふうにいつまでに査察するということを決めなければ非核化は遠のく。
2018/06/02 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
龍谷大学教授・李相哲 速報・6月12日・米朝首脳会談再決定 トランプ大統領は、非核化に関しては一度もぶれておらず、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化が我々の目標だ」としている。我々が事実を直視すべきなのは、今まで米国は北朝鮮に何も譲歩しておらず、何も与えていないということ。金正恩がここまで動いたのもトランプ大統領が金正恩をけなしたりほめたりしながらの作戦が功を奏したためであり、そういう意味でトランプ大統領のやり方は北朝鮮には通用するということ。
2018/06/02 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
ジャーナリスト・田原総一朗 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 拉致問題では(拉致被害者が)返ってくる可能性が高い。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
龍谷大学教授・李相哲 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 今回米中首脳会談の後、韓国大統領がシンガポール入りするはず。米朝首脳会談のあと三者で終戦宣言をしたいと。絶対にこれに応じるべきではないと思っている。これをすれば米国は自分の足を縛ることになる。力による制裁が弱まってしまうことにつながりかねない。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
ジャーナリスト・田原総一朗 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 北朝鮮は核放棄したら人口2千数百万の単なる弱小国になる。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 在韓米軍の主体は陸軍なので中国の南シナ海や東シナ海とはあまり関係がない。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党・松川るい 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 長期的なシナリオではどのシナリオでも在韓米軍が縮小する可能性は非常に高くなる。日本政府としては38度線が日本の事実上の防衛ラインだが、それが対馬ぐらいに下がってくる。対馬防衛と言うのを日本は本当に真剣に考えなければならない。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
ジャーナリスト・田原総一朗 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 少なくとも6月12日にトランプと金正恩との会談で金正恩委員長は核廃棄を言うと思う。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党・山本一太 速報!トランプ大統領表明・6月12日米朝首脳会談 トランプ大統領だったら、決裂すれば例え金正恩にプランB、プランCがあったとしてロシアとか中国を巻き込んだとしても、やる時はやると、今からでももう一度軍事行動をするかもしれないということを金正恩に言っているかもしれない。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
早稲田大学教授・中林美恵子 激論!北の非核化か?!朝鮮半島の非核化か?! トランプ大統領には今まで積み上げてきたものを壊す傾向がある。特に今回、欧州、カナダ、メキシコにも関税をかけることを発表している。日本も鉄鋼やアルミにかけられているが、それがそのまま欧州の同盟国にもいっている。競争相手である中国よりも同盟国に厳しい貿易態度をとっている。こうした部分に対しては(日本も)しっかりとモノを申していかないといけない部分がある。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
自民党・松川るい 激論!北の非核化か?!朝鮮半島の非核化か?! トランプ大統領はトランプはメキシコからの越境者用に壁を作ろうとしたり、TPPを離脱したり、言ってきたことは全部実行してきている。そんな中で自分は過去の間違いはオバマのように繰り返さないという思いがあり、今回12日に金正恩に会うと決めたのは少なくともトランプ大統領としては全ての核放棄につながる道をなんらかの形で示せる自信があったからに他ならない。
2018/06/02 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 欧州経済の政情不安・鍵を握るのは誰? イタリアの新政権は基盤がきわめて脆弱。スペイン新政権はおそらく少数与党でスタートせざるを得ない状態で調子が非常に悪い。本当は財政が豊かなドイツが助けてあげればいい話だが、ドイツ国民はとてもそういうことは言わない。結局、おはちが回ってくるのはECB・欧州中央銀行ということになる。ドラギ総裁といえば、ミスターユーロと呼ばれ危機の時にはいつも出てきて助けていた。
2018/06/02 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
|