【あの一言】
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外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 支持率史上最低38%トランプ大統領・北への対応 38%というトランプ大統領の支持率は米国大統領の支持率としては非常に低いが、このことは日本にとって支持率を回復するためにトランプ大統領が力の行使に踏み切るという危険性につながる。力の行使をすれば必ず支持率は上がることになる。ただこのことをよく知っており、強硬な方法は支持しないという米国の有権者も多い。日米首脳会談ではまさしく米国ファーストということで、トランプ大統領が米国にとっては良いが、日本にとってはあまり利益でない妥協策(北朝鮮に長距離弾道ミサイルの開発のみを凍結させる)などに踏み込んでくる可能性があり、日米同盟に大きな亀裂が入る可能性がある。安倍総理はこれを何としても防がなければならない。
2017/10/31 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 ロシア疑惑「ウォーターゲート疑惑」との類似性 弾劾裁判に進む可能性がある。ウォーターゲート事件も最初は些細な盗聴侵入事件だった。最終的なターゲットが富士山の頂上だとすると最初の段階では1合目か2合目だったが、途中でミッチェル前司法長官が選挙の資金を秘密に管理していたことが突破口になった。今回は最側近の選対本部長の身柄を捕られたので、すでに8合目まで来ている。これにトランプ大統領は相当強い危機感を持っている。このような側近を守るためにFBIにトランプ大統領が司法妨害をしていたのかどうかが最大の焦点で、その証拠固めにミュラー特別検察官が全力をあげている。
2017/10/31 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 急転・ロシア疑惑・容疑者を拘束?トランプ大統領「魔女狩りだ」 アジア歴訪を控えて早くこの問題が消えてしまってほしいとトランプ大統領はいらついている。実際に記録が残っているということが非常に大きい。とりわけマナフォート氏の場合には、ウクライナ・ヤヌコビッチ政権の時に最低限20億円ぐらいが支払われたという記録がきちっと台帳に残っている。その金は何に使われたのか。マナフォート氏は事実上トランプ氏の全部の選挙を仕切っていた選挙対策責任者。選挙にもそういうお金がロシアから流れて使われていたということになると、ロシアが米国の大統領選挙にかなり深く関与していたことにもなりかねない。
2017/10/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・春名幹男 急転・ロシア疑惑・容疑者を拘束?トランプ大統領「魔女狩りだ」 おそらくマナフォート元選対本部長、あともうひとりぐらい拘束されるのではないかというのがウォールストリートジャーナルで報道されている。カーターペイジという、トランプ氏の選挙対策本部で外交安全保障問題のアドバイザーをしていた人物も犯罪を構成していると想定されている。マナフォート氏はウクライナ政府から大統領の座を追われロシアに住んでいるヤヌコビッチ氏と非常に関係が深く、ヤヌコビッチ氏のロビイストのような活動をしていた。マナフォート氏はヤヌコビッチ氏から巨額の金をもらって申告していない。
2017/10/30 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
早稲田大学大学院教授・植木千可子 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 北朝鮮の核が東南アジアの国に使われることはまずない。一方で米国、中国との関係は大事なので、圧力を強めることはあるが、米中が対立してどちらかを選ばなければいけないという状態にはしたくない。一方に近すぎて片方からいじめられることは避けたい。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 トランプ大統領が東南アジアに行くことを合意している目的の1つにはAPECがある。経済的にも東南アジアも含めたアジア全体は米国にとって利益のある場所。ここから引くことはあり得ない。中国に対して米国はそんなに甘くはないということを見せるためにも、東南アジアと話をするのは重要だと考えている。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 今度の党大会では50歳代前半の中央委員が30人位任用されている。いわゆる第6世代と言われる人たち。現実的で国際協調も重要視する。中央委員会は共産党の政策を作る所で、中国も少しずつ変わり始めると思う。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
岸井成格 <風をよむ>揺らぐ日本のものづくり 想像以上に深刻な事態。どうも日本企業は時代の転換にちゃんと追いついていない。今や自動車産業にも家電業界も参入していける時代でそこに人工知能まではいってきて、産業革命のようなことが今起きている。どうやってそれを乗り切り生き残っていくかという知恵が必要。
2017/10/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 習近平体制が強まったことによって中国自身がハードに行くのか、ソフトに行くのか両方の見方がある。問題はトランプ大統領が良くも悪くも短期的に結果を出したがること。不確定要素が米国、中国の両方にある。日本側としては米国との関係を強めることによってうまくコントロールすることが1つ。あまり良くない日中関係をどうするかという課題も出てくる。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・植木千可子 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 遠い先まで見ると米中には戦略的な不信があるし、2人のリーダーの間にはまだ信頼関係が築けていない。トランプ大統領が歴訪するのに3つの大きな目的があり、北朝鮮問題の確立、地域における影響力の維持、トランプ大統領の経済戦略を確実なものにすること。3つを同時に解決することは非常に難しく、相当なバランスが要求されるだろう。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
ジャーナリスト・元共同通信ソウル特派員・青木理 <風をよむ>揺らぐ日本のものづくり 最近の日本企業の不祥事には日産やタカタ、神戸製鋼などに代表されるような品質そのものの問題と東芝に見られるように会計上の問題の2つがある。両方とも相互に関係している。日本企業は世界で安い労働力、製品、競争に晒されて、納期や品質、価格のプレッシャーを受けている。国内においては派遣とか非正規雇用などに替わることで産業構造に変化が出てきている。東芝はこういう状況を取り繕おうとして会計を不正にしたり粉飾したりしていた。今は世界的に見ても社会構造、経済構造が大きく変化してきている時期。政治も含めてこれを真剣に考えていかないと経済も二流、三流になりかねない。
2017/10/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 中国が明らかに北朝鮮に対して制裁強化の方向に傾いている。これは国連決議の趣旨に賛同しているというよりも、トランプが何をするかわからないから。中国にとってみれば北朝鮮の核武装は極端に言えばそんなに大きなことではない。それよりは米朝戦争をなんとしても阻止したい。中国が新たに制裁の戦線に真の意味で加わってきた状況のもとでさらに日米が圧力をかけていくことは非常に意義がある。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 オバマ政権より前はむしろ韓国と米国の関係の方が近かったが、今は完全に安倍トランプラインができている。トランプ政権は局長とかの政治任用が進んでいないためトップ同士で話をするしかない。その関係は日米が1番関係ができている。今回重要なのは日本と東南アジアに行くこと。トランプ大統領は、東南アジアとのチャンネルがまだ出来ていないため、トランプ大統領にとってアジア歴訪は非常に意味がある。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 実際の軍事衝突の可能性が少しずつ高まってきている現実があり、北朝鮮は今までブラフで言っていたのだが本当に米国からの攻撃を受けたのではたまらないということを考え始めている。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学大学院教授・植木千可子 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 ASEANの10か国は全て北朝鮮と国交があることからもわかるように、日本、韓国、米国よりも密接な関係がある。圧力と制裁の中で労働者とか、企業が実は取引しているという状況も報道されている。それについても制裁を厳しくしていく方向になりつつある。トランプ大統領の訪問の1つもそこの所の制裁をきちっとやっていくということで、さらに圧力を高めるというのが目的の1つ。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
南山大学教授・平岩俊司 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 経済制裁に関して中国が従来以上に北朝鮮に対して厳しく対応してきていることは間違いない。これには中国だけでなく東南アジアであるとか世界中が協力している。とりわけ欧州がかなりこの問題に関心を持っている。そういう意味では従来以上に厳しい形になっていることは事実だが、北朝鮮の基本的な政策自体を変える所までは来ていない。制裁の効果は徐々に影響が出てきて北朝鮮社会そのものに変化を与えてくる可能性がある。その先がどういう形になるかは未完の実験の段階。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
元中国大使・宮本アジア研究所代表・宮本雄二 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 今年の4月に米国・トランプ大統領と会談する直前に北朝鮮に対する全体的な見直しが行われた気配があって、強い姿勢をとっていくのが中国にとっても良いという整理ができた様子。首脳同士で物事を提起して解決を迫るというのは中国では良い方法で、それをトランプ大統領はやっている。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫 トランプ大統領・アジア歴訪へ・どうなる北朝鮮情勢 今年になってから北朝鮮は失敗も含めると15回ミサイルを撃っている。最後に北海道の上空を飛ばしたミサイルは射程3200キロだった。今度ミサイルを発射するとすれば、それよりも長くなければ意味がない。例えばハワイと米国西海岸の中間ぐらいまで届かしてやろうということになれば、8000キロぐらいの射程が必要になり、新たな開発とか技術改良をしなければいけない為、時間がかかっているという見方。もう1つはそれだけ制裁の圧力がかかってきていて、中国も圧力を高めている、米国も猛々しい言葉を使うようになってきている。ここら辺りで戦略をもう1度再検討すべきというので時間をかけているという説もある。多分、前者の方が可能性としては大きい。
2017/10/29 NHK総合[日曜討論]
岸井成格 最高指導部“チャイナタウン”習主席・長期政権視野に 習近平の構想はものすごくスケールがでかく政治・経済・軍事・文化で世界に唯一そびえたつ強国を目指すと言っている。そういう中で日中関係のパイプは本当に細い。この先、米中の間で翻弄されたりするだろうし、この細さではとても中国とは付き合ってはいけない。そこを本当に考えないと日本は危ない。
2017/10/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 最高指導部“チャイナセブン”習主席・長期政権視野に たたきあげのメルケル首相やプーチン大統領はひとつひとつを処理していくが、習主席はドカンと構想をぶちあげるところがある。毛沢東にはそういうところはなく、きらびやかな将来を見せるタイプではなくひとつひとつ当面の問題を乗り越えていく人だった。
2017/10/29 TBSテレビ[サンデーモーニング]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 北朝鮮・1か月沈黙のワケ・米国で核保有容認論も 9月15日に火星12号を発射してから北朝鮮は全く音沙汰がない。理由は水面下で行われている米朝のいろいろな非政府レベル・政府レベルの接触や、カーター元大統領がピョンヤンに行くなどいろいろな動きがあり、今、ミサイルを発射したり核実験をしたりすれば、最優先事項である米朝の正式協議を始めるという雰囲気自体が台無しになりかねない。北朝鮮はもしかしたらトランプ氏が米朝協議を正式に始めるのではないかという期待を持っているかもしれない。最近、北朝鮮メディアから核ミサイル開発は目的を達成したという言葉が出てくるようになったが、米国東部に到達する大陸間弾道ミサイルの完成が近づいていることを世界もそれなりに認識していると北朝鮮は見ており、あえて追加的に発射して世界に知らしめる必要はないと判断している。
2017/10/29 フジテレビ[新報道2001]
笹川平和財団・特任研究員・小原凡司 米朝衝突に現実味・空母3隻・異例の展開か 空母は半径1000キロに及ぶ空爆の範囲を世界中どこででも展開できる乗り物。それを朝鮮半島周辺に集めてくるのはそれだけ米国の空爆能力をこの地域に集中させているということ。各空母には戦闘機が70機が配備でき、いつでも攻撃できるぞという軍事プレゼンスを示すには最強の兵器。
2017/10/29 フジテレビ[新報道2001]
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・宮家邦彦 米朝衝突に現実味・空母3隻・異例の展開か 空母の数が問題なのではない。どのような形で戦闘が起こりうるのか、どのような形で誤算が起こるのかということをちゃんと調べるべき。一番怖いのは誤算。
2017/10/29 フジテレビ[新報道2001]
米国戦略国際問題研究所・上級顧問・エドワードルトワック(VTR) 「すべての選択肢は机上に」日本に課せられた行動とは? 韓国は無責任。今まで何度も北朝鮮に攻撃されながら何もしないどころか、お金を渡してきた。自国を守る努力をしてこなかった。米軍の司令官たちはトランプ大統領に韓国に対して「我々は責任を負わない」と進言している。北朝鮮が核弾頭ミサイルを持てば必ず日本を脅してくるだろう。これまで韓国にしてきたように日本からお金を奪い取る。北朝鮮はまだ日本を攻撃できる核ミサイルは持っていないが、1年か1年半後には持つだろう。日本は対話をやめ行動に向けて準備を始めるべき。今が行動のラストチャンスだ。もし今、北朝鮮が何か大規模な攻撃をすれば米国は軍事行動に出るが、それではもう手遅れだ。
2017/10/29 フジテレビ[新報道2001]
国際ジャーナリスト・歳川隆雄 気になる来週の予定 今週末からトランプ大統領の先遣隊が、シークレットサービスを含めて来日し、大統領の行く先々を事前にチェックする。大統領警護のためだけの資材・物資を4tトラック20台分を運んできている。その中には重機関銃を装備した警護車も含まれている。警視庁管内で1万5000人も動員され、日本の警察当局もここまでやるのかという思い。
2017/10/28 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
国際ジャーナリスト・歳川隆雄 <一刀論断>どうなる・アベノミクスの再起動 安倍総理大臣が経済財政諮問会議で3%の賃上げを言っている意味は大きなものがある。来年の通常国会で2018年予算成立後、日銀総裁人事が決まっている時期に脱デフレ宣言を行いたい。憲法改正問題と裏腹な政治行程表になっている。
2017/10/28 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
元衆議院議長・河野洋平 河野元衆議院議長に聞く・核廃絶との向き合い・北朝鮮への制裁 被爆国として核廃絶の旗を振ってきた日本が核禁止条約については会議にも出席しないというのでは逃げたと思われても仕方がない。日本は会議にちゃんと参加して橋渡しを行い、説明する努力を行うべきだった。目に見えた努力をしないと核禁止条約参加国からすると日本の核廃絶は偽物と思われてしまう。根本的にこの問題に日本がどういう態度を示すかをもう少しはっきりさせなくてはならない。さもないと日本はダブルスタンダードだと言われる。そう言われてしまったら最後、これから先、日本の説明には全く説得力がなくなってしまう。
2017/10/27 テレビ朝日[報道ステーション]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 新“チャイナセブン”「北朝鮮通」不在人事の真意 中国としては中朝友好的なことをするという気持ちをもう持っていない。中朝首脳会談すらやったことがない。北朝鮮に理解ある人間を養成したり、北朝鮮情勢に通じることで出世していくような土壌ではすでになくなっている。これまで最後の朝鮮通だった張徳江をカードとして持っていたが、最後までそのカードを使うことはなかった。
2017/10/26 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 新“チャイナセブン”発表・習近平主席の思惑 今回選ばれた序列3位・栗戦書(リツセンカ)は習近平主席のまぎれもないお友達。序列4位・汪洋(オウヨウ)は胡錦涛の流れを引く共産党青年団出身のたたきあげの人間。同じ共産党青年団出身の故春華を入れなかったのは次期国家主席を狙える人間だから。序列5位・王滬寧(オウコネイ)は江沢民にも胡錦涛にも習近平にも仕えていたブレインだが、胡錦涛時代に当時副主席だった習近平に、「お前は何もわかってない。黙ってろ」と言ったことがある。それぐらい誰にも媚びへつらわない人物で少なくとも習近平派ではない。序列6位・趙楽際(チョウラクサイ)は胡錦涛が見出した清廉潔白な人間だが訛りがひどい。序列7位・韓正は江沢民の愛弟子。
2017/10/26 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
神田外語大学・興梠一郎教授(VTR) 新体制「7人」の顔ぶれ・習“1強”と「夢」のゆくえ “豊かになった中国をもっと強くします”というアピール。国民も中国は強いんだというイメージを持っている。中国の最高指導者は強いんだと、絶対に相手に頭を下げないとこういうイメージをいったん作ってしまうと、外交はかなり柔軟性を失う。
2017/10/25 テレビ朝日[報道ステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 新体制「7人」の顔ぶれ・習“1強”と「夢」のゆくえ 日中関係について日本政府は、冷たいままだが、落ち着いてくだろうとみている。当面の課題として年内になんとか日中韓の首脳会合を東京で開催したい考え。そこには李克強首相がやってくるわけだが、来年は議長国が中国になる。そこで安倍総理が訪中して習近平国家主席と日中首脳会談を実現するというスケジュールを描いている。さらに来年は日中平和友好条約締結40周年。中国の改革開放が始まってから40年。この節目の年を背景に、安倍総理としては習氏との間で信頼関係を構築したいと考えている。安倍総理も先日の衆院選で大勝したため、今後4年間総理をやれるので日中両首脳は1強体制を共に共有する時代を迎えることになる。
2017/10/25 テレビ朝日[報道ステーション]
早稲田大学大学院教授・天児慧 習近平総書記「1強体制」へ・党最高指導部と“習近平思想” 中国には歴史的な屈辱感が溜まってきていて、それを克服したいという思いがあった。戦後、日本は復興したのに対し中国は貧しい世界を歩んでいるという屈辱感もある。習近平時代になり、日本も超え自分たちの高まる感情を体現してくれるという期待がある。
2017/10/25 BSフジ[プライムニュース]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 中国党大会「党規約」に“習近平思想”を明記 (党人事で)注目すべき人物は2人いる。まず王滬寧(オウコネイ)は江沢民、胡錦涛、習近平国家主席の3代に仕えてきたブレイン。学者肌で絶対に政界入りしないと言われていた人物だが、非常に頼りにされていた王岐山の代わりに入った形。もうひとり韓正(カンセイ)は明らかに江沢民の直属だが、党規約に習近平思想を入れることと江沢民を逮捕しないことと交換条件に成立した人事。習近平の次にトップに立つと言われていた故春華、陳敏爾がメンバーに入らないと思われるのは凄まじいことで習主席が3期続投を目論んでいるということ。習主席は次期の国家主席、総書記というものをひとりも考えていない。
2017/10/25 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
北京・山本志門記者 <ANN NEWS>中継・中国共産党大会まもなく閉幕・習近平“一強体制”へ 今回の第19回共産党大会では党最高規約を改正し、習近平思想が採用される見通し。注目の最高指導部人事は明日決定するが、中国側関係筋によると習近平、李克強の留任のほか、栗戦書、王コ寧、趙楽際といった習の側近が登用される。これまで習に忠誠を誓ってきた韓正、汪洋も昇格する一方で、ポスト習近平として名前が挙がっていた陳敏爾、胡春華の登用は今回は見送りとなり後継者を明確にしなかった形。人事を側近で固めた習近平1強体制が明日からスタートする。
2017/10/24 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
韓国・連合ニュース 1強・海外メディアも速報・安倍総理に憲法改正の時間 安倍総理は北朝鮮危機を強調して有権者を不安にし、世論を呼び起こした。
2017/10/23 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
英国・ガーディアン 1強・海外メディアも速報・安倍総理に憲法改正の時間 勝利は憲法改正に消極的な国民を説得するより多くの時間を安倍総理に与えるだろう。
2017/10/23 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
米国・ニューヨークタイムズ 1強・海外メディアも速報・安倍総理に憲法改正の時間 この結果は平和憲法改正に向けた安倍総理の願いをさらにあおるだろう。
2017/10/23 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
関西学院大学客員教授・大崎麻子 <風をよむ>習体制の中国 この20年間で国際社会における中国のプレゼンスが本当に高まったというのは国際会合に行くたびに思い知らされる。もうひとつはアフリカへの進出の仕方で国連の大票田。これから成長していく資源国なので、開発支援、ビジネスを通じてものすごくアグレッシブに進出している。実はアフリカは日本の外交にとってもキーであり、例えば北朝鮮への国連制裁もアフリカが守っていないというところもあり、日本は過度に中国と張り合う必要はないが、これまでの実績を踏まえ、アフリカと関係を強化していくべき。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 <風をよむ>習体制の中国 今回の3時間半の演説で習近平国家主席は台湾問題について相当踏み込んだ発言をしていて、台湾の統一について極めて本気になっているという空気を感じる。米国と1対1で向き合おうとしている中国がトランプという異質なカードと強権化する習近平というカードの向き合いになっている。日本は近隣外交に成功していない。中国が日本をどう思おうが、日本が主張すべき存在感は経済産業技術も含めて日本の東アジアにおけるプレゼンスというものをしっかりと出しながら中国と向き合うべき。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 <風をよむ>習体制の中国 習第二期政権に入り25日発表の党の常務委員会の人事で68歳の定年制というのを突き破ってくるのではないかとみられている。習近平の毛沢東化、強権化が進んでいることが大変重要なポイント。今やたら使われている言葉が中華民族の歴史的復興。中華民族という部分に力点がある。その裏には社会主義という概念で民族の違いを束ねていた時代とは異なり、日本も青くなるほどの資本主義化、市場主義化が進んでいる中国を束ねていくためには新しい統合概念がいるということがある。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
拓殖大学・富坂聰教授(VTR) <風をよむ>習体制の中国 中国にとって朝鮮半島というのは今の金正恩体制はあったほうがいい。混乱であるとか自分たちが予測できないような状況に陥ることに中国はものすごく大きなストレスを感じている。金正恩政権が核兵器を持つことは実は日本以上に中国には脅威だが、朝鮮半島に北朝鮮があるということは中国にとっては必要悪。ただ大国として台頭した中国は自信をつけて日本に視線が向かなくなった。外交といえば米国ばかり見るようになった。日本の重要度がどんどん下がってきている。朝鮮半島問題ということになると1に米朝会談、2に自分たちがどうコミットするか以外には興味はなく、日本スルーが始まっている。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
拓殖大学・富坂聰教授(VTR) <風をよむ>中国共産党大会開幕 中国は格差とかいろいろな不満で党に対する圧力がものすごく強まっている。習主席は大衆におもねる形で反腐敗キャンペーンをものすごい勢いで進めた。習主席個人に対する権力を集めて口を出すなという延長線上に習主席の1強と中国における絶対的な権力というものが確立されていった。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 神戸製鋼・管理職ら不正隠ぺい 日本産業の重鎮である鉄鋼と自動車の中核となっているような企業の経営も含めた従業員におごりとか歪みなど緩みが出てきている。自社のブランドや誇り、価値を高めるために必死になって支えていた。そういう意味の日本の戦後の産業社会を根底から揺るがすような事件。悲しみを通り越して日本の技術だとか、産業力に対するクエスチョンマークが世界から投げつけられてくる。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 米韓合同軍事演習に北朝鮮反発・ミサイル発射が行われない背景は なぜ北朝鮮が1か月以上もミサイルを撃たないのかといえば、中国の金融制裁がものすごく効いてきているから。さらには米国の戦争計画が北朝鮮に対していったん開戦した場合のプロセスがしっかりと見え始めてきた。トランプ政権がものすごく軍事政権化してきていて、米国が本気になればなるほど中国が北朝鮮に対して非常に真剣になり始めている。今、ちょうど共産党大会を終え25日に新体制を発表していくが、それにより中国が強権的な体制を強めた場合、米国が戦争を仕掛ける前に中国が北朝鮮を思うにまかせる状況に持っていく必要があるという思いになってきている。北朝鮮トップの首のすげ替えさえちらつかせながら、中国の軍事介入さえ議論され始めてきている。こうした情報が出てくること自体、北に対するものすごいプレッシャーになってくる。局面が新たなところに動いている。
2017/10/22 TBSテレビ[サンデーモーニング]
龍谷大学・李相哲教授 トランプ大統領・11・5来日・米朝衝突の可能性は? トランプ大統領がアジア歴訪の前にハワイの太平洋司令部を訪れるが、これも軍事オプションの選択のための一つの準備。まずは封鎖で金正恩を屈服させることができれば軍事行動という選択肢はなくなるが、北朝鮮は先日のモスクワの会議でも核兵器は放棄しないと言っているのでおそらく妥協点はない。そうすると軍事衝突しかない。
2017/10/22 フジテレビ[新報道2001]
フジテレビ上席解説委員・平井文夫 トランプ大統領・11・5来日・米朝衝突の可能性は? 複数の政府関係者によると制裁が意外に効いていて、来年1年間も持たないらしい。そうなるとプランAは金正恩が政権を下りて、非核化されるパターン。プランBは金正恩が制裁で破綻して軍事衝突に至り、北朝鮮が無力化されるというパターンが考えられる。トランプは歴訪の際にこれを安倍さん以外にも習近平にもムンにも詳しく説明するのではないかとみられる。
2017/10/22 フジテレビ[新報道2001]
元自衛艦隊司令官・香田洋二 トランプ大統領・11・5来日・米朝衝突の可能性は? ボールは北朝鮮が握っているように見えるが、実は米国が握っている。北朝鮮は核を除けば総合的にみると極めて弱い、近代戦を戦うことのできない軍隊で、勝負は明らか。北朝鮮がミサイルを撃とうと核実験をやろうと軍事的には米国にとっては威嚇でもなんでもない。
2017/10/22 フジテレビ[新報道2001]
中国問題評論家・石平 中国“一強体制”が加速・習近平の凄さとは 習近平は毛沢東やトウ小平ほどの実績もなく、自分の思想を規約に盛り込み、独裁者になっていく。2期目からは毛沢東やトウ小平を超えるような指導者であることを証明しなければならなくなるが、国内で政治の改革、経済改革でそれを証明することは無理なので、残される唯一の道は外に向かって強く出ること。世界の覇権を握ることを目指しており、とても危険。
2017/10/22 フジテレビ[新報道2001]
元自衛艦隊司令官・香田洋二 5年で153万人超摘発・中国・反腐敗運動の是非 中国は230万人の軍隊を持っている。そのうち陸軍は150万人。陸地で厳しいところは朝鮮国境とインドの国境だけ。150万人の陸軍というのは多すぎる。本当は80万人ぐらいでいいはず。そこまで一気に減らせるのかといえばそれはできない。
2017/10/22 フジテレビ[新報道2001]
龍谷大学・李相哲教授 5年で153万人超摘発・中国・反腐敗運動の是非 今までの中国は集団的指導体制でやってきたが、今度の人事で習主席中心の体制になる可能性が高い。
2017/10/22 フジテレビ[新報道2001]
コロンビア大学名誉教授・ジェラルドカーティス これだけは言いたい 日本人も米国人も共通しているのは、民主主義国に住んでいるということ。指導者を選ぶのは国民である。その国民が選挙をしてパーフェクトな選択がなくてもその中で選ぶことが大事。
2017/10/22 TBSテレビ[時事放談]
コロンビア大学名誉教授・ジェラルドカーティス 来月6日・日米会談 米国の同盟国のリーダーの中で一番トランプ大統領とうまくやっているのは安倍首相。特に北朝鮮問題などでしょっちゅうトランプ大統領と電話会談をし、安倍首相の影響は非常に大きい。これは非常に評価すべきこと。今回は天皇陛下への表敬訪問などセレモニーの多い訪日なので経済問題では大きな問題になることはない。
2017/10/22 TBSテレビ[時事放談]
コロンビア大学名誉教授・ジェラルドカーティス 緊迫「トランプvs金正恩」 強い制裁をやることは大事だが、やったとしても北朝鮮が核を放棄することはほとんどない。あるとしても長い交渉をやっていく中での話。水面下で話し合いをするにしても北朝鮮にインセンティブを与えない限り、北朝鮮は核を放棄するはずもない。トランプは米本土に届く核の能力は許さないと言っている。それならば軍事行動しかなくなり、予防戦争を行うことになってしまう。その場合、報復攻撃は米本土には届かないが日本や韓国には及ぶということになる。だから強い制裁をしながらも北朝鮮との交渉をやり、解決のためのパッケージをやっていくしかない。
2017/10/22 TBSテレビ[時事放談]
コロンビア大学名誉教授・ジェラルドカーティス 緊迫「トランプvs金正恩」 トランプのような人が大統領になるのは米国人としては悲しい。ただトランプを支持する40%の米国人の支持は固くどんな馬鹿なことを言っても、ひどいことをやっても支持は減らない。残り60%の人たちもトランプの言っていることを全部だめと言っているわけではない。トランプのやろうとしている何一つ議会では通らない。
2017/10/22 TBSテレビ[時事放談]
元総務大臣・片山善博 緊迫「トランプvs金正恩」 今までないタイプの大統領。意外に茶目っ気があり、日本人から好感を持たれる部分もある。拉致被害者家族に会うということも今まではなかったこと。日本の事情を聞く耳を持っている。日本でも評価にはかなりばらつきがあるのではないか。
2017/10/22 TBSテレビ[時事放談]
拓殖大学教授・富坂聰 習近平“思想”へ・権威づけへ動き加速 習主席の人気は2015年が絶頂期だった。
2017/10/21 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
龍谷大学教授・李相哲 かつてない米韓演習「斬首作戦」の予行か 北朝鮮は予想外のことをすると言っていたが、実際には米国の怖い武器が朝鮮半島に展開しているので挑発できない。これからトランプ大統領のアジア歴訪が終わるまでの間、これらの戦略資産を撤収しないと言われている。
2017/10/21 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
元東芝副社長・川西剛(VTR) 社外取締役がいるのに…なぜ企業の不正を防げない!? 日本の場合、取締役は形だけで実際の運営は常務会や会議で根回しが終わっている。反対意見を言う人もいるがなかなか言いづらい。社外取締役の役割は企業の人が隠そうとしていることも明るみに出し、隠せないようにすることが仕事のひとつ。
2017/10/20 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
コリアレポート編集長・辺真一 <ひるトク!>今回・正恩“視察先”に変化…?ミサイルなし軍事視察なし 北朝鮮が今年に入って1か月以上ミサイルを発射しないということは初めてのこと。米国は今、8割から9割方、北朝鮮を軍事力で叩くという方向に傾いているが、ロシアを通じて北朝鮮に対しトランプ大統領のアジア歴訪中までの2か月間、核実験もミサイル実験もしなければ会ってもいいというメッセージを伝えている。これについてプーチン大統領が頼まれればソチで仲裁する用意があるというようなことも言っている。ただそう簡単には物事は進まないだろう。今の流れからすると軍事衝突は避けられそうもない。
2017/10/20 TBSテレビ[ひるおび!]
神子田章博解説委員 “習1強”時代・進むか構造改革 習近平の進める改革には国有企業に強いつながりを持つ共産党幹部の根強い抵抗がある。改革の成否は、こうした勢力をどう抑え込むかにかかっている。国有企業改革は政治闘争の様相を帯びている。中国政府幹部は、国有企業の経営判断に党が深く関わることを求めたが、当初の方針から逆行するようにも見受けられ、改革をどこまで進めようとしているか、疑問視する声も上がっている。日本や米国などからは別の懸念の声も挙がる。トランプ大統領は、中国からの鉄鋼製品の輸入が米国の労働者の雇用を奪うとして、制裁措置もちらつかせている。中国の改革が成功し、持続的な成長を実現できれば、世界経済の安定にもつながる。改革がグローバルスタンダードに沿ったものになるか、中国流を貫いた特異なものになるのか、習近平国家主席の今後の舵取りに世界の目が注がれている。
2017/10/20 NHK総合[時論公論]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 世界が注目“習近平思想”党規約に明記か!? 建国の父・毛沢東、改革開放の総設計者・トウ小平を超え、結び付けた形でその上に習近平という大きな党の指導者としての思想があり、名前を入れることでこの2人を超えたいと考えている。まだ5年目が終わったばかりだが、そこで名前を入れるというのは異例のことであり、中国共産党創建以来初めてのことで、すさまじいことが起ころうとしている。習近平は中華民族の偉大なる復興の実現を目指しており、1921年から100年目にあたる2021年までに中国共産党の輝かしい歴史を自分が造るということを考えている。
2017/10/18 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 中国共産党大会開幕・習近平主席“権力基盤強化”思惑 中国共産党全国代表大会は党大会としては最高ランクになる。ここで決定されたものが国政を決める。来年3月に開かれる全人代は党大会で決められたことを議決して追認をするだけ。全人代を取り仕切る国務院はあくまでも中国共産党の下にある。25日に一中全会が開かれそこで投票が行われチャイナ7が発表される。
2017/10/18 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 世界が注目“習近平思想”党規約に明記か!? 党大会の日にミサイルを発射するかもしれないといわれていた北朝鮮が中国に祝電を出したのには非常に大きな思惑がある。もしミサイルを発射したら中国が米国と話し合いながら北朝鮮を武力攻撃して崩壊させるというシナリオがあった。これをちらつかせながら中国は北朝鮮を威嚇していた。北朝鮮としてはここで折れ、ミサイルの代わりに祝電を送った。中国が北朝鮮を攻撃するシナリオはなくなった。
2017/10/18 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
コリアレポート編集長・辺真一(電話) 米国北朝鮮緊迫・米国韓国合同軍事演習に猛反発・きょうミサイル発射か!? 今回の演習は原子力潜水艦に米国の特殊部隊、すなわち“金正恩党委員長の斬首”を計画する部隊が乗船していた。これの核になっているのが“5015作戦”で実戦に近いものになっている。
2017/10/17 TBSテレビ[ゴゴスマ~GOGO!Smile!~]
拓殖大学・海外事情研究所・富坂聰教授 <ひるトク!>北朝鮮・ミサイル発射の兆候も・・・中国共産党大会が今週開幕 中国は対米関係をよくすることがマスト。その際に北朝鮮問題は犠牲にしてもいい問題という位置づけ。そうした関係が4月以降さらに深まっている。実はオバマ政権の時からかなり米国とは歩調を合わせてきた。北朝鮮をなくしてしまう選択には付き合わないがそれ以外であれば中国は米国と足並みを合わせられる。
2017/10/16 TBSテレビ[ひるおび!]
コリアレポート編集長・辺真一 <ひるトク!>北朝鮮・ミサイル発射の兆候も・・・きょうから米韓合同軍事演習 米国は韓国の被害も日本の被害も最小限にして早期に終わらせたい。そのために38度線の前線に配備している北朝鮮の長距離砲や日本に向けられたミサイル基地も叩いてしまう。さらにはミサイルの発射あるいは韓国に向けた砲撃の指示命令を出す金委員長を早い段階で首を取ってしまうという演習も今回の米韓合同軍事演習で行う。まさに本番、実戦に向けた演習を始めている。
2017/10/16 TBSテレビ[ひるおび!]
拓殖大学・海外事情研究所・富坂聰教授 <ひるトク!>北朝鮮・ミサイル発射の兆候も・・・きょうから米韓合同軍事演習 前回行った米韓合同軍事演習ウルチも斬首作戦入りだった。501号は昨年の合同軍事演習で初めてお披露目した。今回続けてやるということになる。
2017/10/16 TBSテレビ[ひるおび!]
共同通信社・元平壌支局長・磐村和哉 <ひるトク!>北朝鮮・ミサイル発射の兆候も・・・きょうから米韓合同軍事演習 これだけの圧力をかけられた北朝鮮は消耗し開発計画が先送りになってしまうということにもつながる。北朝鮮としてはその悪循環をなんとか断ち切りたい為、ミサイルを撃つ可能性もある。日本海で展開している訓練めがけてではなく通常軌道で太平洋に向けて撃つパターンはあるかもしれない。米国の狙いは先に北朝鮮に手を出させることであり、反撃という名目で北朝鮮に軍事的なアクションを起こせるような大義名分が欲しい。そこは北朝鮮も計算に入れているだろう。お互いに誘い水をかけあっている状態。
2017/10/16 TBSテレビ[ひるおび!]
コリアレポート編集長・辺真一 <ひるトク!>北朝鮮・ミサイル発射の兆候も・・・きょうから米韓合同軍事演習 米国からするとすでに国連を通じて9回目の制裁をかけて兵糧攻めにしている。加えて国際社会が一致して、北朝鮮との外交関係を縮小したり、断絶したりしながら国際包囲網を敷いている。その上に今回大規模な軍事的プレッシャーをかけた。これについて北朝鮮は「手を上げて降伏しろ、さもないと爆弾が落ちるぞ」と米国が言っていると受け止めている。実際、最後通牒に近い形。米国は戦争という手段を使わずに短期間で北朝鮮をホールドアップさせ対話の場にひきずり出す作戦に出ている。問題はそれで北朝鮮がホールドアップすればよいが、どうやら対抗するらしいことで、それがミサイル発射の動きにつながっている。
2017/10/16 TBSテレビ[ひるおび!]
外交評論家・岡本行夫 トランプ大統領・イラン核合意“認めず” イランを敵視するのは少し行き過ぎ。マティス国防長官は議会でこの協定は米国の利益になると証言している。それを無視する格好で大統領がこの合意を否定した。大統領は議会に丸投げするのだろうがそれは非常に無責任。この合意は米国とイランだけではなく、英国もフランスもドイツも参加している。彼らも同然トランプに反対するだろう。
2017/10/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
姜尚中 北朝鮮が挑発を行うのは?ロシアと北朝鮮が接近 皆が刈上げのボンボンに振り回されているが、それと戦争するということは別問題。38ノースが東京とソウルにかなり詳しいデータを出したが、それによれば戦争が起きた場合は200万人が死ぬ。そんな戦争をやってもいいのか。それにも関わらず勝手気ままな発言をツイッターで流す大統領を全面的に支持しますでいいのか。現実を直視するのなら、北朝鮮の問題は核放棄と非核の問題ではなく、核抑止の問題。核放棄は一番最後の出口であって、リアリズムで勝負するならば日本は米朝の対立の当事者ではないわけで何らかの形で安倍首相が動くことが必要。カーター元大統領ですらも訪朝を望んでいる。日本が積極的に動けば局面が打開できる可能性もある。
2017/10/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
外交評論家・岡本行夫 北朝鮮が挑発を行うのは?ロシアと北朝鮮が接近 トランプ大統領については米国内では心配の声が上がっている。今、閣僚の中で一番力を持っているマティス国防長官とティラーソン国務長官、マクマスター安保担当補佐官、ケリー首席補佐官の4人がチームを組んで米国を守っている。何から米国を守っているのかというとトランプ大統領からだという話が言われている。
2017/10/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
フジテレビ上席解説委員・平井文夫 「民進党再結集」で波紋・野党分裂・選挙戦へ影響は 結局、希望がどのくらい勝つかによっても変わってくるが、先進国の中で国民が政権を選択できない唯一の国が日本。これはちょっと民主主義としては恥ずかしいのでなんとか二大政党制ないし、政権交代が可能な国にしないとまずいのではないか。
2017/10/15 フジテレビ[新報道2001]
外交評論家・岡本行夫 沖縄米軍ヘリ不時着炎上・事故機から放射性物質も 日米地位協定があるので、事故を起こしても日本側の捜査権限がないとかいう話になってしまう。しかしあまりにも沖縄での事件・事故が多すぎるので沖縄だけに適用できる地位協定の特則みたいなものを考えるタイミングにそろそろきているのではないか。地位協定そのものは難しいバランスの上に成り立っていて、なかなかいじれない。それはそのままにしておきつつ、もう少し強い形の新しい協定を沖縄だけに適用できる形で作るということを米国に働きかけていくというのはやってもいい。
2017/10/15 TBSテレビ[サンデーモーニング]
フジテレビ上席解説委員・平井文夫 決戦まで1週間・・・8党集結・アベノミクスの「光と影」 最近、永田町ではこのまま予測どおり、自民党が勝った場合に次の総理は石破さんではなく、岸田さんに禅譲するのではないかという噂が流れている。ただ禅譲された総理は長続きした例がない。岸田さんが総理になるのであればアベノミクスにどういう政策を入れてキシダノミクスみたいなものを作るかというところが勝負になる。
2017/10/15 フジテレビ[新報道2001]
フジテレビ上席解説委員・平井文夫 決戦まで1週間・・・8党集結・与党堅調「死角」はないか? 自民党に死角があるとすれば、安倍さんの失言。ベテランの人の中にも失言しそうな人がいる。失言した場合には形勢がひっくり返ることもある。
2017/10/15 フジテレビ[新報道2001]
龍谷大学教授・李相哲 「嵐の前の静けさ」来週にも新たな挑発か 金正恩には国内的に拳をおろせない状況があるので必ず何らかの形で挑発を行う。金正恩の健康状態はそんなに良くなく、2人の女性を昇格させたのは彼の代わりに実務を取り仕切る代わりを用意したという意味がある。妹の金与正は彼に代わって人々を粛正できる立場にある。
2017/10/14 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
富士通総研・柯隆主席研究員 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国と国際社会のディール(取引) 日中は東シナ海などいろいろな問題で対立している。中国と米国は長い間、妥協を探ってきた。意外なのは中国とロシアの関係である。国民性で相性が悪い。同床異夢の関係にある
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
富士通総研・柯隆主席研究員 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>習近平国家主席の狙い 今回の党大会は習近平国家主席の人事が変わるわけではないので、そんなに騒ぐ必要は本来なかった。常務委員7人の大半を自分の息のかかっている習近平チルドレンを入れる。その中で王岐山の去就が気になるところ。どこの国の政治家も自分の在任中に歴史に名声を残したい。習近平国家主席の2期目、3期目で東アジアの地図が大きく変わる可能性が出てきている。
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>習近平国家主席の狙い 中国の党大会が今月行われる。習近平政権第2期に入っていく非常に重要な大会。かつては社会主義というキーワードが魔術のように効いた時代もあったが、社会主義が後退して社会主義的市場経済と言われている。資本主義国家も真っ青というような、マネーゲーム化する中国である面では統合力を一段とグリップして次の中国が目指す方向感をみせてくれるのではないかとみている。
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
富士通総研・柯隆主席研究員 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国企業のブランド力 投資がうまくいかない、消費がうまくいかない。過剰設備がたくさんある。こうしたことの根本的な原因は、故宮企業の独占。
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国企業のブランド力 中国はフィンテックやイーコマースの分野における躍進がもの凄い。一番気になるのがAIIB構想。今、中国主導のAIIBが英国の指示を受け、欧州の各国を巻き込み、85カ国を超す参加者を集めている。
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
富士通総研・柯隆主席研究員 <寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>中国経済の原動力 中国には3つのエンジンがあるが、1つ目は消費。その消費が爆発的には伸びていない。その原因の1つが社会保障。年金などが整備されていないこと。もう一つは格差が大きすぎること。長い間、中国経済をけん引してきたのは投資、設備投資、インフラ投資だったが、今そのほとんどできているのでここに来て落ち込んでいる。さらに中国企業が真面目に技術革新をしないこと。そしてブランド力も十分に高まっていないことがある。今、中国では不動産のリバブル政策をやっている。党大会が開かれる年に経済があまりに落ち込むと、習近平国家主席のメンツに関わってくる。一部の企業のブランド力は、外国の企業を買収して出来たもので、そこからさらに前進するためにはイノベーションが必要だがそれだけの力がない。
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
寺島実郎 沖縄米軍ヘリ不時着炎上・事故機から放射性物質も 実は2000年にわたって、日本がその文明、文化の影響を受けてきたのは中華文明であり、鎖国というプロセスを通じながら、江戸時代は中国からの自立のプロセスだったともいえる。
2017/10/13 BS11[報道ライブ INsideOUT]
イーロンマスク 「イーロンマスク 未来を語る(後編)」 持続不可能なエネルギーはいつかは底をつく。すると必然的に持続可能なエネルギーにシフトすることになる。テスラ社にできることが何かを考えた場合、その移行スピードを上げることが会社の存在価値になる。10年あるいはそれ以上シフトを早めることができれば、それはとてもいいことだしわが社はそれを目指している。一方で宇宙規模の文明の構築というものはそれらとは違い確実に起こることではなく、例えば宇宙開発の歴史を見てみると1969年には人を月に送り込むことができたが、その後のスペースシャトルは地球低軌道までしか飛べない。そのスペースシャトルすらももう引退し衰退の一途をたどっている。テクノロジーは自動的に発展したりせず、人の努力がないと発展しないし、放っておけば大体劣化していく。エジプトのピラミッドもローマの水道だってもう造れない。私は美やインスピレーションの大切さが軽視されていると感じる。それはともかく私は救世主になりたいわけではない。未来に関して前向きにいたいだけだ。
2017/10/13 Eテレ[スーパープレゼンテーション]
イーロンマスク 「イーロンマスク 未来を語る(後編)」 火星へのロケットは8年から10年後になることを目指している。未来の宇宙船は超巨大になる。火星に都市を建設したいというのは未来に刺激や魅力が感じられることが大事だと思うからだ。朝起きる理由や生きる理由、と同じく生きる意味や刺激をくれる理由が必要。わくわくする未来がそれだ。人類が宇宙に出ていき地球以外の惑星にも住む、そういう未来がやってこなかったらものすごくさみしいではないか。
2017/10/13 Eテレ[スーパープレゼンテーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 自民党・公明党“優勢”の背景「立憲民主党」に勢い「希望の党」は… 民進党・前原代表は自身が考える1対1の対立構図に持ち込むのに失敗し、民進党は3分裂してしまった。小選挙区制の特性をどう見るか大きな分かれ目になった。安倍内閣の支持率は低下傾向にありながら、議席は安定的に出ている。残りの期間に新党の訴えが届けばある程度の変化が生まれるのではないか。
2017/10/12 テレビ朝日[報道ステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 米軍大型ヘリ不時着炎上「負担軽減でなく強化だ」 普天間と非常に構図が似ている。普天間は宜野湾市の市街地のど真ん中に大きな飛行場があるが、今回の場所は集落の周囲にヘリパッドができてしまい、危険と隣り合わせで普天間の状況と変わらない。政府はしきりに北朝鮮の脅威を主張し国全体の安全保障は強い口調で語るが、毎日危険と背中合わせの沖縄の人達に思いが至っているのか疑問。今回の事故はそれを象徴的にみせた恰好。オスプレイの飛行はこれから全国展開されるが、本土に住む我々も明日は我が身ということでもある。
2017/10/12 テレビ朝日[報道ステーション]
政治ジャーナリスト・安積明子 小池・出馬しなかった理由は? 小池代表が民進党・蓮舫参院議員に東京都知事の後任を依頼した可能性がある。しかし、蓮舫議員が断り、国政進出をあきらめた。もし都知事をやめるとなればちゃんとした後継者をたてて自分の都政を継承してくれるしっかりした知事を置いていかないといけなかった。花になる人でそれを考えたら蓮舫さんしかいなかった。断トツの集票力があるのに加え、昨年9月に民進党の代表に就任した時に大先輩のキャスターということで、都知事に表敬訪問したことからも小池知事としてはこの人はとの思いで白羽の矢が立てていた。
2017/10/11 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]
コリアレポート編集長・辺真一 北朝鮮の新たな挑発は!?今後も続く警戒行事 北朝鮮の挑発はいつあってもおかしくないが、18日の中国の共産党大会の開始日に合わせるのは習主席の顔に泥を塗ることになり、石油を止められかねないので11月のトランプ大統領の日本、韓国、中国へのアジア歴訪に合わせてくる可能性があるのではないか。
2017/10/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一 佐藤正久×手嶋龍一×武貞秀士・記念日前夜・米朝衝突の可能性 北朝鮮にかかわる金融機関への追加制裁が一番重要。実は2006年前後から米国の中にある17の情報機関のうち一番重要な財務省のインテリジェンス機関が中国の銀行を経由して北朝鮮に黒い資金が渡っている、外国に黒い資金がたまっているということでマカオにある有名なバンコデルタアジアを血祭りにあげた。財務省のインテリジェンスチームが真っ先にやりたかったのはバンコデルタアジアではなく、中国本土にあり、特に瀋陽の最重要拠点にある一連の銀行だったが当時のブッシュ政権は中国の懐に手をいれるだけの十分な余裕がなかった為、一番はっきりしているバンコデルタアジアをやった。今回はいよいよ本丸に近づきつつある。
2017/10/09 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所特任教授・武貞秀士 佐藤正久×手嶋龍一×武貞秀士・記念日前夜・米朝衝突の可能性 国連は数々制裁を行ってきたが、いずれも1~2年で効果はなくなってきたと言われている。今回の制裁決議には中国、ロシアが賛成したが、これは抜け道がたくさんあることに分かったために賛成しただけの話。原油の北朝鮮への輸出の上限を決めたが、実は52万トンぐらいは無料で贈与という形でパイプラインで中国から北朝鮮に流れている。致命的な石油枯渇にはならないし、不足していることは確かだがガソリンが枯渇している状況ではない。なので原油、ガソリンの禁輸もあまりきかない。さらに5万人以上の外国への派遣労働者がもたらす外貨とかいろいろあることを考えれば8月、9月の2回の国連制裁決議は確かに相当厳しいが、何事もなかったかのように北朝鮮経済が動き続ける可能性もある。
2017/10/09 BSフジ[プライムニュース]
外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 佐藤正久×手嶋龍一×武貞秀士・北朝鮮「脅威」と解散総選挙 安全保障の分野では想像できないことを見越しておくのが要諦。日米安全保障体制が相対している最大の有事は台湾海峡危機。ペンタゴンなどでは全員そういう認識。英国チャタムハウスの専門家は米朝対話の中でいくつか日本にとってのワーストシナリオが考えられると言っている。米国が一番恐れている米大陸を狙うICBMを真っ先に凍結させて体制の保全に至るというシナリオが考えられる。日本からすれば、日本列島は北朝鮮の中長距離ミサイルなどおびただしい数のミサイルの射程に入っている。米国はよいが、日本にとっての問題は解決しないままになる。米国にそういう妥協をさせないためには、相当の外交力が必要になる。
2017/10/09 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学海外事情研究所特任教授・武貞秀士 佐藤正久×手嶋龍一×武貞秀士・北朝鮮「脅威」と解散総選挙 日本は大変なとばっちりを受けている。日本は日米同盟を続けながらも、南北に朝鮮半島の統一に向けて話し合ってもらうのが一番いい方法。
2017/10/09 BSフジ[プライムニュース]
外交ジャーナリスト・作家・手嶋龍一 佐藤正久×手嶋龍一×武貞秀士・「記念日前夜」米朝衝突の可能性 あらゆる選択肢がテーブルの上に載っていると言葉ではいいながら、行動、ホワイトハウス、ペンタゴンどれも実際直近の軍事発動につながる動きは何もないということが北朝鮮に透けて見えてしまっている。一連の北朝鮮の攻勢はそういう文脈の中で起こってきている。トランプ大統領のツイッターでの発言は北朝鮮に何ら影響を及ぼしていないし、それによって北朝鮮にまだ大丈夫だと感じさせている。安倍総理はもしかしたら年末から年明けに新たな動きが起きるかもしれないと考えているのではないかと、安倍総理と会った複数の親しい人が言っているが、もし本格的に北朝鮮が米軍が自衛のための先制攻撃に出るのではないかと判断すれば、それに北朝鮮が先手を打つ可能性もある。キューバ危機の時にはまさにそれが起こりかけた。ここ半年間やもう少し広いスパンで見た場合には少しも安心できない。
2017/10/09 BSフジ[プライムニュース]
橋本五郎 党首討論会・第2部 北朝鮮問題がなぜ国難なのかを国会で理解を求める努力をしなければおかしい。(安倍政権が)国難を煽っているのではないかという批判も一部でないわけではない。圧力をかける先に何があるのか。その先をどう考えているのか
2017/10/08 NHK総合[党首討論会]
安倍首相 党首討論会・第2部 北朝鮮という核保有国が日本という非核保有国を脅すのは初めて。それは今後も起こりうる。公開されている情報だけを見ても十分に国難。これ以上、北朝鮮に挑発させないよう今、ここで政策を変えさせなければ日本も世界も大変なことになる。
2017/10/08 NHK総合[党首討論会]
記者 党首討論会・第2部 あれだけ異次元の金融緩和を5年も続けている。それでやってもここまでしか成長できないのかという見方もある。これだけ異常な政策を続けることの副産物、特に日銀が1国のGDPに近い額の国債を抱えこまされている。
2017/10/08 NHK総合[党首討論会]
橋本五郎 党首討論会・第2部 政権選択選挙はどの党が政権をとるにふさわしいか、総理大臣候補は誰がふさわしいかという形を、目に見える形で示すことで国民の審判をいただくもの。希望の党は依然として総理候補を挙げないでいる。これはきつい言葉で言えばフェアではないともいえる。
2017/10/08 NHK総合[党首討論会]
希望の党・小池百合子代表 党首討論会・第2部 希望の党は新しくできたばかりで党の体制を整えていくことがまず1点。これからの選挙において現在無所属の方も参加の見込みもあるということから今後の選挙の結果ということも見ながら、進めていく。過半数が233だが、安倍1強の政治を正すために有権者の皆様方に選択肢をお示しするという意味で候補者の最終調整に入っている。
2017/10/08 NHK総合[党首討論会]
慶應大学大学院教授・岸博幸 敵と味方が入り乱れての大混戦!前代未聞の総選挙の行方は!?SP 与党だけが強すぎると改革は進まない。強い野党が絶対に必要。
2017/10/08 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
東京工業大学・リベラルアーツ研究教育院・中島岳志教授(VTR) <風をよむ>~“「リベラル」は今…”~ ヨーロッパが日本の江戸時代の初期くらいに三十年戦争という大きな戦争を繰り返していて、これが終わった時に価値観によってこんな血みどろの争いをするのはやめておこうと、他者に対して自分とは異なる考えを持った人がいたとしても寛容になろうと、そういう寛容の精神としてリベラルは生まれてきた。自分自身の考えは他者からは干渉されない自由というものになっていく。
2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岸井成格 核廃絶「ICAN」にノーベル平和賞・問われる被爆国・日本の役割 ICANは日本政府にたいして期待していると言っているのは、唯一の被爆国としてもっと積極的に先頭に立ってほしいという意味。そこでうしろ向きになるのはいただけない。
2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 8党首による討論会・各党の政策の違いは 外務省をはじめ安保法制を認めれば憲法を改正しなくてもいいという人達もたくさんいる。彼らは憲法をへたにいじり安保法制をひっくり返させられても困ると思っている。ここは非常に大事なところ。
2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岸井成格 8党首による討論会・各党の政策の違いは 安保法制の本当のことが国民によく知られていないから安保法制が一番の大きな争点にならざる得ない。安保法制が動き出した時、米国の圧力がすごいと感じていたがアーミテージ氏にインタビューしたところ、今まで9条がバリケードとなってきたが、今度の安保法制で世界中どこででも日本が米国のために命を投げ出す、血を流すということを可能にしたと評価して喜んだ。そのことがあまり言われてない。自衛隊が命を懸けることを約束した。
2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岸井成格 小池都知事の足元で都議2人離党届「希望の党」混乱に有権者は 小池さんは独特の勘と度胸でいろいろと仕掛けた。安倍総理の大義なき解散は少々誤算だった。選挙の構造は3つ巴という構造になっているが、基本は5年弱の安倍政治の総括。長い間の安倍1強の間に驕りとか、いろんな問題がでてきている。それを総括するのが今回の選挙の最大の争点。
2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]
平井文夫 安倍首相vs小池都知事初対決・アベノミクスvsユリノミクス もし与党が過半数割れをし、安倍さんが退陣した場合に新しい総裁ができる。この場合、希望の党が政権に参加して大連立という形になり、石破さんをあたりに投票するのではないか、あるいは小池さんが入閣するとか、小池さんが出馬すれば小池さんが首班指名されることもありうる。
2017/10/08 フジテレビ[新報道2001]
日本経済新聞・編集委員・大石格のスタジオコメント 希望の党・総理候補は? 都知事として市場移転問題の時に豊洲なのか築地なのか問われて両立すると答えた小池さんなので、何らかのウルトラCみたいなことを考えているのではないか。選挙が終わった後にできた枠組みの中でキャスティングボードを握りたいというところでフリーハンドを持っておきたい思惑があるというのがみえてきた。
2017/10/07 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]
八代英輝 最新・小池代表・前原代表会見・小池「改めて出馬を否定」 小池さんは安倍総理個人の政権を倒すと言うニュアンスも含めて言っている。自公の枠組みは変わらないまま、自民党内で安倍総理への批判論、責任論というものを巻き起こしてそこに入っていきたいのではないか。
2017/10/05 TBSテレビ[ひるおび!]
時事通信社・特別解説委員・田崎史郎 最新・小池代表・前原代表会見・小池「改めて出馬を否定」 233行くか、行かないかによって自民党内の安倍降ろしの動きが出てくるかもしれない。
2017/10/05 TBSテレビ[ひるおび!]
政治アナリスト・伊藤惇夫 最新・小池代表・前原代表会見・小池「改めて出馬を否定」 小池氏と前原氏の一致している部分は安倍政権を倒すと言っていて、自公連立政権を倒すとは言っていない。村山政権の話を持ち出したのも自民党の中に手をつっこみますよという意味にもとれる。
2017/10/05 TBSテレビ[ひるおび!]
今井純子解説委員 東芝再建・この先もいばらの道 売却の資金を得られない場合、別の方法で資金調達し債務超過を解消する必要があるが財政事情が厳しい東芝には非常に難しい事態。上場廃止を免れた場合でも、東芝メモリも東芝本体の再建についてもなおいばらの道が待ち受ける。東芝のNAND型フラッシュメモリーは、スマートフォン向けやデータセンター向けに需要が急速に拡大し注目されている。世界シェアは世界2位(IHSマークイット)だが、首位・サムスン電子は東芝が迷走している間にさらなる大規模投資を決定。東芝メモリには多くの新しい経営陣が関わることとなり、迅速な意思決定ができるか懸念の声もある。東芝本体は白物家電や医療機器など優良事業は既に売却しており、残された他の事業は軒並み赤字。鉄道や水処理システムなど社会インフラ事業を主力に再建を目指すとしているが、収益増加には大きな課題。さらに、東芝に見切りをつけた人材の流出も相次いでいて、このままでは、東芝の土台が内側から崩れかねないという指摘もあがっている。
2017/10/05 NHK総合[時論公論]
第一生命経済研究所・主席エコノミスト・熊野英生 “消費税”各党のスタンス・財政赤字はどうする? 五輪に向けて経済がどんどんよくなると、これがおそらく税収が増えて財政再建を果たすための最後のチャンスではないかと思っていたが、これが先送りされると財政再建の目途が先送りされてかなり厳しい状態になるのではないか。子育て・教育は大切だが一方で高齢者の生活水準をどう守っていくのか、どこを優先させるか、具体策についても国民的に議論が必要。
2017/10/04 テレビ朝日[報道ステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 “消費税”各党のスタンス・財政赤字はどうする? 今回の解散はもともと安倍総理が再来年の10月から10%に引きあげられることになっていて、その増えた分の使い道を変えたいというのが解散の大義だったはず。あまりにも国民の評価が低かったため、急遽それを引っ込めた。自民が最終的にまとめた報告では社会保障と財政健全化のバランスをとるとなっている。非常に曖昧なやり方に変えてしまった。党内議論もない政府内の議論もない。準備不足のまま選挙戦に突入してしまった。希望の党は消費税に関しては自民党の逆張りで来ている。原発もそうだが、消費税はその象徴といってもいい。消費税は導入されて30年近くなるが、この間に消費税を引き上げると真正面から取り組んだ選挙は96年と2010年の2回しかない。あとは聞こえのいい形での先送りだった。これが日本の政治の現状。
2017/10/04 テレビ朝日[報道ステーション]
時事通信社・特別解説委員・田崎史郎 <ひるトク!>希望の党・東京に2つの空白区の謎・小池代表・選挙後見据えた戦略か 自民党・公明党で過半数というのが当たり前のように語られてきたが、今、結果どうなるかがまったく見えない状態になってきている。情勢が刻々と変わってきている。
2017/10/04 TBSテレビ[ひるおび!]
国際ジャーナリスト・春名幹男 「米朝戦争」の可能性を懸念・国内・経済界が勉強会 米朝戦争といっても被害を本当に受けるのは韓国や日本。外国ではすでにIISSの報告書であるとか、その他の情報が出ている。日本でどのような形の被害を受けるのかというところを(日本の)経済界の人達は経済活動まで大きな影響を受けるので相当神経質になっていて、商社や石油業界などはいろいろな情報を受け取っている。
2017/10/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 「米朝戦争」の可能性を懸念・国内・経済界が勉強会 軍人出身で軍関係者の信頼を得ているマティス国防長官の言葉に北朝鮮が非常に敏感になっている。北朝鮮もある意味では中東戦争、湾岸戦争の時の米国の攻撃の仕方を相当学んでいる。その時の交渉を含めてこれからどういうふうにしたらいいのかというのを考えてきている。
2017/10/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
政治評論家・有馬晴海 徹底検証・「3つのシナリオ」・真の狙いは“大連立政権”か!? 元々小池さんは自民党と公明党と希望の党で大連立政権を誕生させるというシナリオを考えていたのではないか。キャスティングボードを握りながらも自民党とくっつくと、小池さんが総理をやって自民党が参議院を持ち、自分が主軸で衆議院も動かせることになれば、可能性としてないわけではない。そのためには小池さんは150~200をとらないといけないが、自民党から100ぐらい引きはがせばそれは政権交代のキャスティングボードを握ることができる。
2017/10/03 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
中田宏前横浜市長 徹底検証・「3つのシナリオ」・勝敗ラインは?出馬の可能性は? 政策協定書にみられるように踏み絵のハードルが下がってきた。希望の党に対するアプライもかなり全国から多く来ている。そういう意味では過半数をとりに行く理由付けも含めて、質はわからないが、現実的にかなりの候補者を立てられるような算段にはなってきた。
2017/10/03 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
政治アナリスト・伊藤惇夫 <ひるトク!>見えてきた衆院選の構図・3極化・争点と思惑は? こんな混沌とした状況で選挙の寸前までくるのは過去に例がない。日替わり定食みたいなもので、1時間ごとに状況も変わっていく。こんなに先が読めない解散総選挙は初めて。
2017/10/03 TBSテレビ[ひるおび!]
政治アナリスト・伊藤惇夫 民進党・選別問題・小池代表「排除する」発言の波紋 混乱の最大の責任者は前原さん。屈辱的な解党という大決断をするときに、認識をきっちり一致させていたのか。小池さんとの間にはかなり大きなずれがあったにも関わらず全員合流みたいなことを党内に向けて発信している。政党間でこうした合意を交わす時には紙1枚ぐらいを残すのが常識だが、それすらない。もうひとつ気になるのは小池さん側の「排除する」とか「さらさらない」といった言葉の使い方。かなり小池さんにマイナスに作用するのではないか。政治は言葉ひとつで状況が大きく変わる。こうした言葉が今後の流れに影響を与える可能性がある。
2017/10/02 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
弁護士・萩谷麻衣子 民進党・選別問題・小池代表「排除する」発言の波紋 民進党はこの4年間で、思想的には右も左も一緒にいたが、いざとなると団結できないという問題を抱えていた。国民としてはここで右と左で分かれて党を作ってもらった方が選びやすくなる。
2017/10/02 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
流通経済大学教授・元TBS政治部長・龍崎孝 <風をよむ>~大混乱~ 希望の党ができた理由っていうのは紛れもなく安倍一強政治のおごりが生み出した状態であることは間違いなく、自民党にものすごいショックを与えた。選挙の結果はどうあれ自民党は安倍一強政治を見直しを迫られる状況に追い込まれることは評価してよい。一方で他人の言うことに耳を傾けない小池さんのやり方は安倍さんに似てくるのではないかという危惧も感じる。
2017/10/01 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 <風をよむ>~大混乱~ 国会議員1人あたりに国税2億円が使われている。不祥事起こした人でも絶対議員をやめようとしない。国民と政治の間の距離が広がっている。この一週間がものすごく大事で、この間に国民が選択可能な選択肢をどういう形で提示できるかにかかっている。
2017/10/01 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 米朝外交キーパーソンがロシアへ・緊張する米韓関係の行方は 今週流れている情報で一番驚いたのは「中国が北朝鮮へ軍事介入するのではないか」というもの。北朝鮮をバッファとして中国にとって都合のいい政権を維持するために軍事介入する可能性も捨てきれない。
2017/10/01 TBSテレビ[サンデーモーニング]
航空自衛隊・元空将・織田邦男(VTR) 米朝戦争に現実味・・・「次は“戦時内閣”に!?」 来年の年明け早々に朝鮮半島有事になるかもしれない。次の内閣は戦時内閣になるかもしれないという意識をもって国民は政党を選ばないといけない。
2017/10/01 フジテレビ[新報道2001]
寺島実郎 小池都知事の国政転身は?定まらない総選挙の構図 問題の本質は政治と国民の乖離にある。2年10か月前に総選挙があった。比例区での自民党の得票率は33%だったが、小選挙区制度の魔術で自民党の議席が61%を占めた。我々はこの構図の延長線上で、国民が選挙によって預託した方向ではない方向に日本の政治が進んでいくことを目撃した。
2017/10/01 TBSテレビ[サンデーモーニング]
希望の党・若狭勝前衆議院議員 衆院選出馬はあるか?小池都知事の選挙戦略 少なくとも都政と国政は関連性があり、都政をいろいろ変えることで国政にも非常に大きな影響を与えられる状態。例えば、たばこ規制・受動喫煙問題も都は非常に厳しくしている。それを国の方まで影響を与えようとしている。国際金融都市を東京都で作る時にも国政の規制緩和とか密接に関連してくる。まずは都政に力を入れて東京都を世界に発信できる大きい都市にしていくことがやるべきことであり、個人的に小池さんの出馬はないとみている。
2017/10/01 フジテレビ[新報道2001]
早稲田大学公共経営大学院教授・片山善博 衆院選出馬はあるか?小池都知事の選挙戦略 小池さんは出にくい挾間に入り込んでしまった。小さな政党の代表として国政選挙に臨む場合には選挙の後に首班指名は考えますで、成り立つと思うが、今のように民進党を抱き込んで政権交代もあり得るような政権選択選挙になった場合にはその代表を首相にする選挙になる。小池さんが出る場合には天下の笑いものになりかねない。東京五輪を3年後に控えて猪瀬さん、舛添さんも1年ぐらいで知事を不本意な形でやめさせられた。もし小池さんが知事をやめるのだとしたら、自ら望んでやめることになり、世界の笑いものになる。
2017/10/01 フジテレビ[新報道2001]
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